10月27日(火曜日)、上篠津国有防風保安林(新篠津村)で、この森林を守り育てていくための植樹活動を、地元の上篠津自治会を中心とした新篠津村のみなさん約30名の協力で行いました。
新篠津村と石狩森林管理署では平成20年12月、この防風林(約37ヘクタール)について農地とくらしを守る防風林の保全を目的とした「国有防風保安林管理協定」を締結し、同村ではこれまでに林内パトロール、不法投棄のゴミ収集、草刈りなどを行ってきました。
当日は、参加者約30名がヤチダモとヤチハンノキの苗木各50本を、台風などのためにクマイザサが繁茂してしまった同保安林内の400平方メートルに心を込めて植栽しました。
作業終了後には、同村第一環境保全会の古林会長から「防風林は農作物の被害を防ぎ、我々の生活に深く関わっており、これからも地域として保全に取り組みたい」との心強い言葉をいただきました。当森林管理署としても地域に根ざした防風林として、同村のみなさんとともにこの取り組みを継続して行うこととしています。
(菊地 森林ふれあい係長)
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