9月6日(火曜日)、厚沢部町役場において、町有林と国有林が一体となって森林整備を推進するため、厚沢部町清水地域森林整備推進協定締結の調印式を行いました。
この協定は、厚沢部町清水地域に所在する森林約1,416ヘクタール(町有林514ヘクタール、国有林902ヘクタール)において、森林の有する多様な機能の高度発揮を図るための森林整備の方法、事業に必要な作業路網及びその他施設の設置、維持管理に関する事項を定め、厚沢部町と檜山森林管理署が連携し、効率的かつ集約的な森林整備の推進、地域材の安定的な供給、必要な作業路網の整備等を行うため締結するものです。
はじめに、当署の流域管理調整官より、協定締結に至る経緯と趣旨等について説明を行い、協定書に渋田正己厚沢部町長と池田敏檜山森林管理署長が署名調印を行いました。
平成21年12月25日に公表された「森林・林業再生プラン」の実現のため、森林の果たす機能に配慮しつつ、対象となる森林を集約化しその中で集中的に路網を整備する必要があます。
本協定も町有林と国有林が一体となって、この施業を集約化し森林整備を推進することであり、協定締結により効率的な森林施業の展開が可能となります。
また、道南地域で初めてとなる協定締結は、今後相互に連携を図りながら、対象森林の整備を効率的かつ円滑に推進することにより、この地域の森林・林業の未来を切り拓く大きな意義を有するものとなります。
(堀川 流域管理調整官)
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