7月31日(日曜日)、岩見沢市市街地に隣接する利根別自然休養林において、国が定める特定外来生物であるオオハンゴンソウの駆除を行いました。
オオハンゴンソウは、普段一般に見られますが、実は外来生物法(外部リンク:環境省HP)(略称)で指定されています。
今時期は、黄色い花を咲かせて、たくさんあるときれいですが、本来、北米原産のキク科多年生草本で、その繁殖力は尋常ではありません。
利根別自然休養林内でも、道路沿いなどの日の当たる場所に特に多く見られるようになってきました。
そこで、今年初めて、岩見沢市や地元で活動しているNPO法人利根別の森ネットワークなどと協力して、外来種駆除を行いました。
この日を実施日に決めた理由は、7月下旬頃になれば、花も咲いて識別しやすくなるのでは、と言うことからでした。
駆除に当たっては、「くじら鈎(かぎ)」という道具を使用し、かぎ爪部分を地中に挿し、根こそぎ抜き取る作業を行いました。
参加者は、一般市民も含め約20名となり、汗をかきながらの作業の結果、総量140kgに達しました。
このあとは、NPOの方々により、乾燥させて、処分することとしています。
なお、来年度以降も、高密度群生地を中心に、別な箇所でも駆除を行っていくこととしております。
来年度も作業者の募集を行いますので、興味のある方はぜひ参加をお願いします。
(菊地 流域管理調整官)
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