平成22年10月26日(火曜日)、然別自然休養林保護管理協議会による休養林内の白雲山、天望山の登山道整備を実施しました。
白雲山、天望山は然別湖周辺では日帰り登山として人気があり、学校登山や家族登山としても多くの人に親しまれている山です。
朝9時、雪がちらつくなか43名の参加者が然別湖畔園地に集合し、上士幌自然保護官と十勝西部森林管理署東大雪支署長による挨拶や事務局(鹿追町)による作業説明の後、4班に分かれ登山道整備を実施しました。
雪で景色が白くなっていくなか、参加者のみなさんは刈り払い機や手鎌を手に生い茂った笹を刈りはらい、登山者が刈り払われた笹で足を滑らせないよう笹をよける作業を午後3時まで行いました。
登山道整備は思っていた以上に大変な作業だったためか、参加者のみなさんは一仕事を終え充実感を感じながら冷え切った体を湖畔温泉で温めました。
白雲山、天望山の登山道整備は平成20年度に協議会で実施して以来でしたが、登山道は2年間で驚くほど笹が生い茂り、足もとの石やえぐれている箇所が登山者から見えず危険な状況でした。
来年は登山者のみなさんに安全で気持ちよく登山道を利用していただけることと思います。
参加者のみなさん本当にお疲れ様でした。
【登山道整備参加団体】
上士幌町観光協会、(株)北海道ネイチャーセンター、環境省(上士幌・上川・東川自然保護官事務所)、鹿追町役場、然別湖畔温泉ホテル風水、大雪山パークボランテイア、十勝西部森林管理署東大雪支署、十勝総合振興局、ネスト、北海道電力(株)、ボレアルフォレスト
【然別自然休養林保護管理協議会】
当該協議会は、利用者の方々に然別自然休養林とその周辺の国有林を快適に利用していただけるよう保護管理に努め、登山道や山頂の標識設置、植樹祭、登山道整備などの活動を行っています。
(勝丸 森林ふれあい係長)
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