平成22年4月21日(水曜日)渡島森林管理署において「林野火災空中消火訓練」を実施しました。
やや風が冷たく小雨交じりの日ではありましたが、職員全員のやる気で寒さを吹っ飛ばす勢いでした。
毎年実施している「林野火災空中消火訓練」ですが、今年も檜山森林管理署からも3名参加し、また、地元八雲町消防本部の協力も得て、渡島森林管理署庁舎前にて本格的な訓練を実施しました。
八雲消防本部から司令補2名と消防士1名に立会していただき、渡島署次長の号令のもと訓練が開始しました。
職員は各班に素早く分散し、各機器の設置及びホースの取付をして所定の位置につきます。
給水ポンプのエンジンを始動すると、簡易プールから消火剤撹拌機を通り、散布装置に水が溜まります。
最後は、ヘリコプターを想定したショベルカーで移動し、空中散布の疑似訓練を2回実施しました。
次に山火事での初期消火に威力を発揮するジェットシューターによる実施訓練に移り、職員はそれぞれ機器の操作を確認していました。
最後に八雲消防本部司令補角谷様より、訓練はおおむねよかったが「ポンプより圧力をかける際の号令の仕方の工夫」と「空中散布機材に水をためる際の時間や水量を計ってみては」という講評をいただきました。
山火事の消火には空中散布が効果的です。
今回はヘリコプターは使用しませんでしたが、訓練は非常に重要なものです。
年に一回の訓練ということで不慣れな面も見受けられましたが、今後は消防本部よりお墨付きをもらえるよう努力していきたいと思います。
(渡邉総務課長)
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