ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 保護林について
国有林内の自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存を図り、森林施業・管理技術の発展などに役立てるため、「保護林」を国有林の中に設定しています。
管内においては、植物群落保護林など、15箇所の保護林を設定しており、今後とも保護林の拡充を進めることとしています。
大平山から狩場方面を望む(島牧村)
国有林野事業において、大正4年に発足した制度です。保護林は貴重な動植物の保護や学術研究等の面で重要な役割を担っています。また、先駆的な自然環境の保全制度として機能してきました。
平成元年度には、保護林をその目的に応じて7種類に再編・区分し、それぞれの設定目的に応じた管理を行うこととしています。
詳しくは、林野庁のホームページをご覧ください。
管内に設定されている保護林の種類をご紹介します。
主として林木の遺伝資源を自然生態系内に広範囲に保存することを目的とします。
日本または地域の自然を代表し、保護が必要な植物群落や歴史的・学術的価値のある個体の維持を図り、あわせて森林施業や管理技術の発展、学術研究等に役立てることを目的とします。