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後志森林管理署

流域管理システム

低コスト・高効率な作業システムの普及

平成21年10月27日、後志森林管理署 大滝国有林 285林班において「低コスト作業路作設(表土ブロック積み工法)」の現地見学会を行いました。

当日は、後志・胆振支庁・胆振森づくりセンター・森林整備事業体等の林業関係者と、函館事務所・後志森林管理署職員が、バックホウによる表土ブロック積み工法の見学に多くの林業関係者が参加しました。

このことにより、森林施業を効率的かつ効果的に実施するための、路網と高性能林業機械を組み合わせた低コスト・高効率な作業システムの整備や普及が、今後の定着に重要となります。

低コスト作業路作設

バックホウによる作業路作設状況(大滝国有林 285林班)

後志胆振流域森林・林業活性化協議会現地検討会

平成21年9月16日に、「人工林施業の低コスト化と労働安全推進のための現地検討会」をニセコ町道有林後志管理区61・54林班で行われました。

61林班では、ハーベスター、フォワーダ、グラップルの高性能林業機械を利用し、トドマツ人工林(昭和59年植栽)の列状間伐の作業方法を確認し、作業者から作業機械の説明を受けました。

また,54林班では、初回間伐の施業方法についての施業方法が紹介され、地形に応じた施業方法の紹介がありました。

地球温暖化対策を進める中、人工林間伐の推進は重要な役割を占めており、木材生産をいかに低コスト化で進めていくか今後の課題であり、今回紹介された高性能林業機械の活用方法は重要となります。

ハーベスター

高性能林業機械によるトドマツ人工林間伐実施状況(道有林61林班)

森林の流域管理システム

平成3年度から流域を基本的単位として「森林の流域管理システム」が推進されています。
流域ごとに、民有林、国有林を問わず森林所有者が連携し、地域の森林の整備水準の向上、林業生産性の向上、地域材の安定供給などを目指しています。
当署所管の国有林は、後志支庁管内及び胆振支庁管内の20市町村をエリアとする「後志胆振流域」に属しており、この地域の林業関係団体、市町村、北海道により構成される「後志胆振流域森林・林業活性化協議会」に参画し、森林・林業活性化の取組を推進しています。
平成19年度より3ヵ年間の計画である「第3次後志胆振流域国有林野事業流域管理推進アクションプログラム(PDF:194KB)」及び「平成19年度流域管理推進アクションプログラム実施メニュー(PDF:90KB)」に基づき取組を実施していきます。

GIS・GPSを利用した森林管理のための現地検討会の様子(蘭越町)
(平成19年10月2日 後志胆振流域森林・林業活性化協議会主催)

道有林・国有林林業技術者交流会

後志森林管理署と道有林を管理している後志森づくりセンターが、年に1回、持ち回りでお互いに情報交換を行う場を設けており、道有林・国有林の連携により「道民の財産」として100年後を見据えた多様で豊かな森林づくりを進めています。

道有林のブナ林を視察様子(黒松内町)
(平成19年10月11日 国有林・民有林林業技術者交流会)

道有林における国道隣接の山腹工を視察(長万部町)
(平成19年10月11日 国有林・民有林林業技術者交流会)

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