ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 所管する国有林の概要
大平山から寿都方向を望む(島牧村)
世界有数の森林国である日本、とりわけ北海道は、土地面積の約7割が森林で占められています。後志森林管理署では、北海道の南西部に位置する渡島半島北部地域に所在する林野庁所管の国有林約13万ヘクタールを管理しています。また、そのうち、96%(約12.4万ヘクタール)が保安林となっています。
管内の国有林には、自然景観の優れたところが多く、支笏洞爺国立公園をはじめ、ニセコ積丹小樽海岸国定公園、狩場茂津多道立自然公園の指定区域があり、北海道有数の観光地である洞爺湖、登別温泉、海外からも多くの人が訪れる日本有数のスキーリゾートエリアであるニセコ山系のスキー場等、ウインタースポーツ、登山、自然観察等、森林を利用したレクリエーションや保健休養、観光の場として多くの人々に利用されています。
また、2000年3月に噴火し、地域に甚大な被害をもたらした有珠山などの火山地域や、日本海に面した国有林には急峻な地形が多く、土砂流出や崩壊を防止する働きが求められています。
ニセコ神仙沼自然休養林(共和町)
ニセコ山系のスキー場(倶知安町)
後志胆振流域の国有林が管轄する各市町村紹介した「あなたのまちの国有林」~後志胆振流域における国有林の取組~を紹介したパンフレットです。