ミズキ

ミズキ ミズキ科
落葉広葉樹
高さ20mくらいになり、枝先を多少波打つように水平に伸ばし、若枝は紫がかった赤色をしている。樹皮は汚灰色で縦の浅い割れ目ができる。
葉は広だ円形で先はとがり、縁は波状、裏は灰白色で毛がある。
花は枝先に多数の散房花序をつくって白く咲く。
果実は球形で黒色に熟す。小枝は冬になると美しい赤色になる。春先、枝を折ると樹液がしたたるため水木という。
山地、特に沢沿いでごく普通に見られる。
用途は器具、漆器、コケシの材として有名。
枝は正月などのまゆ玉飾りに用いられる。
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