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知床森林生態系保全センター

Q19.「森林は緑のダム」と言われるのはなぜですか?

Q19回答

雨が降ると,木のないところでは,雨水は土と共に地面をそのまま流れてしまいますが,森林では,まず木の葉などでいったん雨水を遮断しますし,森林内に落ちた雨水は,地面を流れるものは少なく,森林の土壌に一度蓄えられ,地下水となって徐々にしみ出し,河川に流出します。森林の土壌は,落ち葉や落ち枝などが腐って積み重なったり,また土壌に飛び虫やミミズなどの小動物がいて,土を耕したり掘ったりするのでスポンジ状の土壌になっています。このスポンジ状の土壌が,雨水を蓄えると同時にきれいでおいしい水を作り出してくれます。
このような森林の働きによって洪水や渇水を防いでおり,このため「森林は緑のダム」と言われます。

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