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第105回森林レクリエーションin知床

シンボル

 

 

2011国際森林年 

第105回森林レクリエーションin知床
「森林散策をしながら知床を撮ろう~フレペの滝周辺~」    

              平成23年3月5日開催  

 

  オホーツク海から垂直に切り立った断崖の「フレペの滝」周辺に広がる草原や開拓跡地の二次林、知床ならではの原生的な森林をデジタルカメラで撮影しながら、全長約3kmの特設コースを散策しました。

  今回は北見市、網走市など周辺市町村から、60代を中心に7歳のお子様から80代まで幅広い年齢層の25名の方にご参加いただきました。 

  デジカメ撮影の講師によるミニレクチャーのあと、現地に向かいかんじきを履いて森林散策スタート。コース上では、ヒグマの爪痕やクマゲラの食痕、樹木の冬芽やエゾシカによる樹皮食害などを間近で観察しながら散策しました。また、開拓跡地における森林の変化の様子や、原生的な森林内においては天然更新の仕組みを説明するとともに、知床における森林管理についても知って頂きました。
  写真撮影においては、影を使った森林の撮り方や、青空と樹木の撮り方などの解説を受けながら、各人のセンスで思い思いに撮影。あいにく雲が多く、知床連山を写真に収めることはできませんでしたが、フレペの滝の写真には氷瀑や冬のオホーツク海ならではの流氷を収めることができました。

  散策の後、各人が撮った写真にタイトルを付け、額に入れて飾り、鑑賞会を行いました。「曇天にもかかわらずレベルの高いでき」と講師の講評をいただくほど、皆さんの素晴らしい写真が並びました。「いい題名でしょ」、「一瞬の青空がとれたのよ」などとうれしそうな声も聞かれ、鑑賞会を楽しまれていました。

  写真撮影には不向きな天候でしたが、参加者の皆様からは「冬山もいいもんだな」「まさに森林を歩いたという感じがする」「冬ならではの滝が見られてよかった」「かんじきで歩く体験が新鮮だった」「晴れたときにぜひまた来ます」等の感想を頂き、冬ならではの森林を楽しんで頂けた様子でした。
     

  〈イベントの様子〉 

樹木解説

ホオノキ・カシワ・エンジュなどの特徴的な樹木を紹介

 

倒木更新

巨木の倒木や幼樹の生育など「天然更新」の様子を観察

 

講師のアドバイスを受ける

撮影ポイントで「冬の風景写真の撮り方」についてのアドバイス(左:講師)

 

フレペ撮影

知床八景「フレペの滝」の氷瀑を撮影

  

記念撮影

流氷をバックに集合し記念撮影

 

鑑賞会

和やかな雰囲気の鑑賞会 (講師の講評)

 

参加者作品一部紹介(クリックすると拡大できます) 

作品2(JPG:3,665KB) 作品3(JPG:2,309KB)

                「森をのぞき見」                                               「知床の森林」

作品4(JPG:1,172KB) 作品5(JPG:4,298KB)

                     「フレペの滝」                                                    「大地の力」

参加者の皆様が撮影した写真は、3月末日まで当センターにて展示しております。

どなた様もお気軽にお立ち寄りください。

  

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知床森林生態系保全センター 
ダイヤルイン:0152-24-3466
FAX:0152-24-3477

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