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第104回森林レクリエーションin知床
2011国際森林年 第104回森林レクリエーションin知床 平成23年2月9日開催 初春の暖かさを感じるほど、風もなく穏やかに晴れ渡った青空の下、歩くスキーでの森林散策を行いました。 コース入口では、イチイの林木遺伝資源保存林についてのレクチャーや、エゾシカによる樹皮食害の状況、それを防止するための防鹿柵、ネット巻きについて解説を行いました。コース上には、キツツキ(クマゲラ、アカゲラなど)の食痕で穴だらけになりながらも力強く生きるニレや、樹齢数百年にもなるミズナラの大木などがあり、知床の森林の生命力を感じながらの散策となりました。 春を待つ樹木の冬芽の観察やキタキツネ、エゾリス、エゾクロテンなどの足跡を発見したり、澄み切った林内からは野鳥の声も多く聞こえ、木々の間からはオホーツク海に浮かぶ流氷も垣間見え、冬ならではの森林散策となりました。とくに、海一面の流氷や青空にくっきりと浮かぶ雪化粧の知床連山には感嘆の声があがっていました。 〈イベントの様子〉 穴だらけのハルニレの巨木を観察しました。 昨年の強風で折れてしまいましたが、これでもまだ生きています。
森林に入り、クマゲラの食痕を実際に見て頂きました。
特定樹種保存の為の保護林「林木遺伝資源保存林」についての解説を行いました。 今回のコースにはイチイ、エゾマツ・トドマツの保存林がありした。
オホーツクの冬ならでは!!本日は林間から流氷を眺めながらの散策でした。
青空にくっきり浮かぶ知床連山を前に皆様熱心に写真撮影をされていました。
記念撮影。この上ない好天に皆様大満足の様子でした。 ご参加ありがとうございました。
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知床森林生態系保全センター
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