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知床森林生態系保全センター

第94回森林レクリエーションin知床

第94回森林レクリエーションin知床
樹木医と歩く幻のポンホロ沼周辺の森林散策とシイタケほだ木作り

平成21年6月13日開催

ポンホロ沼周辺の森林散策とシイタケほだ木作りイベントを行いました。
ポンホロ沼は、今の時期しか見ることができない幻の沼ということもあって、定員を超える応募がありました。

天候は、あいにくの曇り空でしたが、参加者は講師である樹木医の鈴木先生の解説を真剣に聞いていました。

午後からは、参加者が自ら木を切り、ドリルで穴を開け、菌を打ち込んでシイタケのほだ木を作りました。来春以降4~5年程シイタケが採れることから、参加者は嬉しそうに、自分で作った木を持ち帰っていました。

樹木医の鈴木先生の事前解説
これから、散策するポンホロ沼で見られる、植物や菌類の説明をしています。
参加者の皆さんは、メモをとったりして真剣に話を聞いていました。

雨上がりのポンホロ沼
朝降っていた小雨も散策中は止み、爽やかな森林内でした。
参加者の皆さんは、鈴木先生の実際の植物やキノコを見ての解説に聞き入っていました。

湖畔周辺の大きなミズナラの木
太い枝が折れ、中も空洞になっています。ポンホロ沼では樹木の治療は行っていませんが、この木を治療する場合の方法について説明がありました。

ポンホロ沼で記念撮影
あいにくの曇り空のため、後ろに見えるはずの羅臼岳が見えませんでした。
しかし、今の時期しか見ることのできない、ポンホロ沼を見ることができ、参加者の皆さんは、大変喜んでいました。

樹木調査の様子
帰り道では、森林センター職員による、樹木の調査を行いました。
参加者は、一般に体験できない、林業体験を楽しんでいました。

シイタケのほだ木作り
センターに帰ってきて、シイタケのほだ木作りです。皆さん、ノコギリの扱いも慣れていて、あっというまに、丸太を適当な大きさに切っていました。

ドリルで穴開け
きった、後はドリルを使って、穴を開けます。深さは4cm、間隔は15cm職員のアドバイスに従って、参加者の皆さんは真剣に作業をしていました。

最後は駒打ち
シイタケ菌のついた駒を、空けた穴に打っていきます。菌が木全体に回り、シイタケが出るのは、来年の春以降。
少し先ですが、長い分だけシイタケが出てくる日が楽しみになります。

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