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知床森林生態系保全センター

知床自然観察教育林

マナーを守って自然を楽しみましょう
ゴミを捨てない。動物にエサをあげない。草花を採らない。

1概要

知床自然観察教育林は,知床国立公園内にあり,ウトロと羅臼を結ぶ国道334号線(知床横断道路)の西側,ウトロから上流約8kmの幌別川流域に位置しています。
知床森林生態系保護地域に隣接して網走南部森林管理署1317~1319林班に376haを設定し,知床森林生態系保護地域の保全利用地区(バッファーゾーン)に指定されています。
知床自然観察教育林は「知床世界自然遺産」の区域内にあります。

2設定の目的

自然観察・教育,森林の機能の学習の場として,国民の自然科学的興味の助長,森林の役割について認識を高めることを目的に設定しました。

3特徴

教育林には,ミズナラ,イタヤカエデ,ダケカンバ,ハリギリ(センノキ)などの広葉樹林とトドマツ,イチイなどの針葉樹が混在し,稚幼樹から大径木にいたる多様な林層を形成しており,知床を代表する森の姿を観察することが出来ます。また、植生も豊富でオホーツク地方では珍しいエゾユズリハの群落が随所に見られる植物学的にも興味深い地域です。
雪解けの水が溜まり春~初夏にしか姿が見られない「ポンホロ沼」,勇壮な「幌別川の滝」に加え,可憐な草花,動物達の痕跡などが見られ,世界自然遺産に登録された知床の森の奥深さを知る事が出来ます。

4教育林の利用

この地域の豊かな自然を活用し,知床森林センターでは,一般市民を対象に公募を行い,より多様な森林・自然,森づくり等について学習するためのイベントを実施しています。

教育林の散策コースは入口やコースが分かりにくい所もあり自然ガイドやイベントを通じて散策することをお奨めします。

幌別川の滝

ポンホロ沼

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