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広尾森林事務所がある広尾町は、日高山脈を源に持つ4つの河川が海に注ぎ、その豊かな自然を生かした漁業を中心に、農林業を基幹産業として発展してきました。
昭和59年にはノルウェーのオスロ市から日本国内初のサンタランドの認定を受け「愛と平和・感謝と奉仕」を基本理念としてサンタランドにふさわしい町づくりに取り組んでいます。
同町の南側には襟裳岬へつながる通称「黄金道路」(国道336号)が走り、その沿線には切り立った国有林の断崖が続き、「フンベの滝」やサーフィン愛好家が集まる「美幌海岸」があります。
また、山側に目を向けると登山者で賑わう楽古岳(らっこだけ)がそびえています。
広尾森林事務所では同町の森林面積の約70%を占める国有林のうち約12000ヘクタールを管理しています。
これらの森林は広葉樹を中心とする天然林とトドマツを主体とした人工林で、古くは昭和初期からの造林地もあり、先人の苦労
が偲ばれます。
現在実行中の事業は林道の整備及び地況・林況調査で、日高山脈特有の急峻な地形の下で、安全には特に注意しながら作業を進めているところです。
広尾川は清流日本一に選ばれたこともあり、その源・国有林がこの清流を守るために果たす役割も大きく、その機能を維持することはもちろん、国民の森林としての使命・目的達成に向け取り組んでいきたいと思っています。
![]() ピラミッド型の特徴ある山頂・楽古岳(1,472m) |
![]() 今年の広尾町植樹祭 |
![]() 広尾合同森林事務所のメンバー(本人右) |
十勝西部森林管理署
広尾森林事務所
広尾郡広尾町並木通東2丁目2
電話01558-2-3141