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川北森林事務所

2008年2月掲載 キラリと光る標津の森から 川北森林事務所 森林官 和田 隆太郎

豊かな自然環境に抱かれて

川北森林事務所は、「萌える海と大地、さわやかな交流郷」をテーマとした町「標津町」の市街地中心部より西に8kmに位置し、約16000ヘクタールの国有林を管理しています。
同町は面積の69%を森林が占めており、中央に流れる標津川をはじめとする豊かな自然環境の中、酪農と漁業を基幹産業として発展してきました。

 

広大な景観をバックに

当森林事務所部内の森林の特徴としては、山岳林ではトドマツなど北海道を代表する樹種を中心に広大な景観を見せてくれます。
また、それらの天然林に挟まれた人工林がモザイク状に展開しており、これらはさながら、じゅうたんを敷き詰めたように見えます。

 

暮らしを守る格子状防風林

次に平野部では、牧草地の間を格子状に配置された防風保安林が広がっており、厳しい気象条件から農作物を守り、冬期間の地吹雪時の視界確保など地域の生活環境を守る役割を果たしています。
林内にはカラマツ、トドマツなどが植栽されており、格子の一区画は縦180m、横540mとして設計されています。
本来の役割の他、四季折々にその姿を変えた景色を楽しませてくれ、特に紅葉を迎える時期は、黄金色に輝くカラマツ林がとても色鮮やかで、一見の価値あり!、お薦めです。

 

癒しの温泉スポット

さてここで、当森林事務所の誇る癒しの観光スポット、雄大な国
有林に囲まれた、秘境温泉神秘の湯「川北温泉」を紹介します。
この露天温泉は、道内の人気ランキングでも常に上位で、リウマチ性疾患、疲労回復等様々な効能があるそうで、道内外から数多くの観光客が入浴に訪れ、森林浴をしながらの湯浴みを楽しんでいます。みなさんも、癒されに来てみませんか?

 

寒さに負けず安全第一

現在、当森林事務所では除伐作業を実行中で、植栽木に絡みついているツルや、植栽木の生長を阻害する不整形な広葉樹等を除去しています。
冬の寒さに負けず「安全第一」を掲げ、現場の職員3名とともに、怪我をせぬよう一丸となって、作業を進めていきたいと考えています。



平野部に広がるカラマツの防風保安林

森林事務所の看板を前に(手前が本人)
 

お問い合わせ先

根釧東部森林管理署
川北森林事務所
標津郡標津町川北本通20-1
電話0153-85-2022

森林管理局の案内

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