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中部森林管理局

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    令和5年度 第3回 中部森林管理局国有林材供給調整検討委員会開催結果


    中部森林管理局では、国有林材の供給において木材価格急変時の供給調整機能を発揮するため、専門的な観点から国有林材の供給調整の必要性及び実施方法等について検討する「国有林材供給調整検討委員会」を設置し、市況調査等の情報や委嘱された各委員の皆様のご意見等を総合的に勘案し、国有林材の供給調整の必要性の有無について判断することとしています。

    令和5年度第3回中部森林管理局国有林材供給調整検討委員会について

    中部森林管理局では、令和5年12月7日(木曜日)に令和5年度第3回国有林材供給調整検討委員会を開催いたしました。
    委員会では、「全国的な木材需給動向をみると、昨年以降木材価格は下落傾向にあり、荷動きも悪い状況となっている。また、プレカット工場の受注量は、10月は前年並みに持ち直していたが、11月は再び下落に転じた。非住宅分野は好調との声もある一方で、戸建て住宅は活気が無く、持ち直しは当面難しいとの見方もある。
    中部局管内の原木価格に目を向けると、直近3か月では概ね横ばいで推移しており、一部の原木市場・樹種でウッドショック以前の水準に戻っている状況が見られるものの、全体的にはウッドショック以前と比べて、高値で踏みとどまっている。ヒノキについては、米マツの代替需要により、価格が上昇傾向に転じている地域が見られる。
    こうした状況を見据え、中部局管内では、引き続き本年度計画している製品生産事業を着実に実行し、市場等への速やかな木材の供給を行うことにより、管内の市況の安定化を図ることが重要と考える。また、供給調整の判断基準と照らし合わせても、定常範囲を大きく逸脱している状況にあるとは言えない。
    よって、現時点において、直ちに国有林材の供給調整を行う必要性はないと判断する。」との検討結果となりました。

    添付資料
    1.委員会次第(PDF : 158KB)
    2.国有林材供給調整検討委員会 委員等名簿(PDF : 72KB)
    3.概要(PDF : 103KB)


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