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中部森林管理局

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    令和5年度 第1回 中部森林管理局国有林材供給調整検討委員会開催結果

    中部森林管理局では、国有林材の供給において木材価格急変時の供給調整機能を発揮するため、専門的な観点から国有林材の供給調整の必要性及び実施方法等について検討する「国有林材供給調整検討委員会」を設置し、市況調査等の情報や委嘱された各委員の皆様のご意見等を総合的に勘案し、国有林材の供給調整の必要性の有無について判断することとしています。

    令和5年度第1回中部森林管理局国有林材供給調整検討委員会について

    中部森林管理局では、令和5年6月16日(金曜日)に令和5年度第1回国有林材供給調整検討委員会を開催いたしました。
    委員会では、「全国的な木材需給動向をみると、昨年以降、木材価格は下落傾向にあるものの、物価高騰により消費者マインドは落ち込み、そのあおりを受け、新設住宅着工戸数は昨年に比べさらに落ち込んでいる。そのため、プレカット工場等の稼働率も例年の同時期に比べ低い状況にあり、今後、国産材製品の出口戦略に工夫が必要との意見も出されている。
    また、中部局管内の原木価格は、全国の動きと同様に下落基調となっているものの、全体的には踏みとどまっている状況が窺え、ウッドショック以前の水準よりは高めとなっている。ただし、国際情勢が不安定なことなどもあり、先行き不透明な状況は続いている。
    こうした状況を見据え、中部局管内では、引き続き、本年度に計画している製品生産事業を着実に実行し、市場等への速やかな木材の供給を行うことが、管内の市況の安定化につながるものと考えられる。
    よって、現時点での木材需給及び価格に大きな変動が見られないことを踏まえれば、直ちに国有林材の供給調整を行う必要性はないと判断する。」との検討結果となりました。


    添付資料
    1.委員会次第(PDF : 47KB)
    2.国有林材供給調整検討委員会 委員等名簿(PDF : 77KB)
    3.概要(PDF : 90KB)

    第1回国有林材供給調整検討委員会

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