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中部森林管理局

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    管内の概要

    管内の概要

    富山森林管理署は神通川及び庄川の2流域にわたる104千ヘクタールの国有林野を管理しています。これは富山県面積の4分の1、富山県森林面積の3分の1にあたり、ほとんどが黒部・立山など長野及び岐阜県境の高海抜の地域にあります。
    国有林全域が保安林に指定され水資源の涵養、国土の保全に大きな役割を果たしているほか、自然景観にも優れていることから国有林の約79%が国立公園、県立自然公園等に指定される等、公益的機能の高いことが特色です。
    このような公益的な機能を十分に発揮させ防災機能を維持増進させるために、山地における荒廃地を森林に復旧・整備するとともに、荒廃危険地等の崩壊やその拡大を防止する治山事業を積極的に行っています。
    登山の入込者の多い夏場には,立山連峰・室堂を中心に、職員及び学生アルバイトによる高山植物や希少野生動物の保護監視活動も行っています。 

    富山の国有林

    国有林の管理

     森林の概況

    富山県内の森林は約284千ヘクタールで、このうち人工林は約52千ヘクタールで森林面積の18%、また天然林面積は約171千ヘクタールで森林面積の60%となっており、天然林の比率の高い地域となっています。人工林を樹種別に見ると、スギが9割を越えて圧倒的に多くなっています。
    国有林は県境付近の奥地に位置していることから森林面積のうち人工林は4%で、ほとんどかブナ、ナラを主体とする天然林となっています。 

    公益的機能の推進

    国有林野の管理経営にあたっては、公益重視の管理経営の一層の推進を旨とし、重視すべき機能に応じ、国有林野の機能類型区分を行い、いわゆる公益林として管理経営を行っています。具体的には、国有林の地域別の森林計画に定める公益的機能別施業森林の区域との整合に留意しつつ、国有林野を5つの機能類型に区分し、民有林の森林施業との連携に配慮しつつ区分に即した健全で活力のある森林の整備を推進し、それぞれの目的に応じて適切な管理経営を行うこととしています。

    管内位置図

    お問合せ先

    富山森林管理署
    ダイヤルイン:050-3160-6080