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中部森林管理局

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    2024年9月17日(189号)

    中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのお便りなど、森林・林業に対しご関心をお持ちの皆様方に情報を提供させていただいております。
    また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望などを事業の参考にさせていただきます。

    さて、今回のメールマガジンですが、岐阜森林管理署長からのメッセージなどを記載しています。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX

    1.森林管理局からのメッセージ

    2.広報「中部の森林」9月号(第246号)

    3.公売・入札情報

    ☆編集長だより

    1.森林管理局からのメッセージ

    「「日本一のアユを育む森林づくり(魚付き保全林)」に取り組んでいます。」 岐阜森林管理署長 駒瀬 勉

    岐阜県下呂市馬瀬(まぜ)地域を流れる清流「馬瀬川」は、アユをはじめアマゴ、イワナ等の渓流魚の全国有数の釣り場であり、今年も県内外から多くの釣り人達が訪れています。

    この馬瀬川に生息する渓流魚の良好な生育環境を保全するため、平成15年に馬瀬川上流部に位置する川上(かおれ)国有林及び馬瀬川周辺の民有林を「馬瀬川渓流魚付き保全林※」に指定し、同年6月に下呂市(旧馬瀬村)と当署の間で覚書を締結しました。

    「魚付き保全林」は、森林が清らかな川の水を涵養するほか、樹木の日陰が水温の上昇を防いだり、森の昆虫が川面に落ちて魚の餌になったり、森林の土壌でろ過された水が魚や餌となる水生昆虫を育てる等、渓流魚の良好な生育環境に役立っています。

    また、当署や下呂市をはじめ、岐阜県、森林組合、漁業組合、馬瀬地方自然公園づくり協議会が「馬瀬川渓流魚付き保全林連絡会議」を設置し、連携して間伐の推進や広葉樹の保存、治山事業の実施、水生生物の生態研究や魚付き保全林のPR活動等を進めるなど、渓流魚が生育しやすい水環境、森林環境づくりに取り組んでいます。
    こうした取組みにより、良質な藻が生育し、これを食べて成長した馬瀬川のアユが、昨年(令和5年)高知県で開催された「第24回清流めぐり利き鮎会」において見事グランプリ(2回目)を獲得したところです。

    メルマガ読者の皆様も、下呂市方面にお越しの際には、ぜひ日本一のアユを召し上がっていただき、馬瀬川上流の「魚のすみやすい森林づくり」に想いを寄せていただければ幸いです。(馬瀬川のアユは、香りが強く、はらわたがほのかに甘いと言われています。)

    ※【指定面積】2,385ha(内訳:民有林471ha、国有林1,914ha)

    2.広報「中部の森林」9月号(第246号)

    各地からの便りなどを掲載しています。
    シリーズ「私の森語り」、「今は昔の林業」なども掲載中です。

    【各地からの便り】
    〇高山植物等保護パトロール活動~半世紀を超えて~
    〇「乗鞍ライチョウルートの日イベント2024」による清掃活動
    〇猛暑のなか高瀬渓谷フェスティバルが開催されました
    〇令和6年度教職員森林・林業学習会の開催
    〇なかつがわ山の日サンデー~中津川の山・木を体験~

    【シリーズ】
    〇「私の森語り」【中津川ひと・まちテラス 所長 安藤嘉之】
    〇中部の保護林【鹿島ヒノキ等遺伝資源希少個体群保護林】
    〇「秘蔵写真・今は昔の林業」【「裏木曽」その五】
    〇「森林官からの便り」【東濃森林管理署 岩村森林事務所 首席森林官 安達達也】

    〇国有林モニターのご紹介

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    3.公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

    中部森林管理局では、より多くの事業者の皆さまに入札情報をお届けするため、中部森林管理局及び森林管理署が発注する各種工事や、造林事業、素材生産事業、物品等の調達情報についてのメールマガジンを毎週水曜日に配信しています。
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    編集長だより

    夕焼け 小焼けの赤とんぼ~秋の高く澄み切った青空、黄金色の稲穂が風に揺れる田んぼ、その周りを縁どるように畔に咲く彼岸花、稲穂の上を飛び交う多くの赤とんぼ。

    まさに「日本の原風景」と勝手に思っていますが、実際に子どもの頃から見ていた景色です。赤くなっていないオレンジ色のとんぼを祖母は「まだ熟れてない」と表現しました。
    夏の期間、標高の高い場所で過ごすアキアカネは、涼しくなる頃に赤みを増して一斉に里まで降りてくるようですが、今年はいつになるでしょう。みなさまはすでに出会いましたか。群れを成して飛ぶ「熟れたトンボ」に。

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    中部森林管理局 総務課広報
    〒380-8575
    長野県長野市大字栗田715-5
    MAIL:migoro@maff.go.jp
    URL:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu

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