2024年7月17日(187号)
中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのお便りなど、森林・林業に対しご関心をお持ちの皆様方に情報を提供させていただいております。
また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望などを事業の参考にさせていただきます。
さて、今回のメールマガジンですが、南木曽支署長からのメッセージなどを記載しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ
2.広報「中部の森林」7月号(第244号)
3.公売・入札情報
☆編集長だより
1.森林管理局からのメッセージ
「阿寺渓谷(あてらけいこく)を紹介します。」南木曽支署長 中村 栄一
「阿寺渓谷(あてらけいこく)」は、木曽郡大桑村の阿寺国有林に位置し、木曽川支流の阿寺川の美しい渓谷で、日本遺産「木曽路はすべて山の中~山を守り 山に生きる~」の構成文化財に指定されています。
全長約15kmの渓谷は、川底の花こう岩が光を複雑に反射してエメラルドグリーンの神秘的な色を生み出す「阿寺ブルー」と呼ばれる清流や緑豊かな国有林に囲まれた景勝地です。
滝や吊り橋、遊歩道などがあり、阿寺川に沿って阿寺ブルーが楽しめますので自然に癒されたいという方には必見のスポットです。
阿寺ブルーが見られるスポットのひとつに「狸ヶ淵(たぬきがふち)」があるのですが、そのむかし、狐と狸がこの淵に化けた自分の姿を映していたという逸話からこの名称がついたのだと伝えられています。
渓谷へは自家用車が利用できますがゴールデンウィークや夏のハイシーズンは、自然環境の保全と交通渋滞対策のため一般車両を規制する期間があります。
遊歩道は結構きつい勾配もありますし、木の根などでごつごつした箇所もありますのでトレッキングシューズをおすすめします。
四季折々に表情を変える渓谷美と川底まで見られる水の透明度と「阿寺ブルー」で癒されてみてはいかがでしょうか。
【ストリートビューで歩く!国有林おさんぽコース】https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/nagiso/2021HP/osanpo_map.html
2.広報「中部の森林」7月号(第244号)
クリーン活動、鳥獣保護等講習会などを掲載しています。
シリーズ「私の森語り」、「今は昔の林業」なども掲載中です。
【各地からの便り】
〇今年も国有林クリーン活動実施
〇定光寺530運動の実施
〇「ごみゼロの日」に金華山の清掃活動を実施
〇木曽青峰高校赤沢自然休養林で地域学習
〇「国民の森」の見学会を実施
〇「八ヶ岳開山祭」七十周年の節目
〇木工クラフトイベントで木材の良さをアピール
〇実践を交えた「鳥獣保護及び狩猟に関する講習会」を開催
〇「鳥獣保護及び狩猟に関する講習会」を開催
〇林地保全に配慮した作業道の現地検討会
〇「選ばれる森林土木」キャラバン
【シリーズ】
〇「私の森語り」【岸田木材株式会社 専務取締役 岸田真志】
〇中部の保護林【小菅山ヒメコマツ希少個体群保護林】
〇「秘蔵写真・今は昔の林業」【「裏木曽」その三】
〇「森林官からの便り」【飛騨森林管理署 荘川森林事務所 首席森林官 岩下伸也】
〇国有林モニターのご紹介
☆詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
3.公売・入札情報
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html
中部森林管理局では、より多くの事業者の皆さまに入札情報をお届けするため、中部森林管理局及び森林管理署が発注する各種工事や、造林事業、素材生産事業、物品等の調達情報についてのメールマガジンを毎週水曜日に配信しています。
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編集長だより
♪富士は日本一の山~。7月から富士登山のルールが大きく変わり、最も利用者の多い山梨県側の「吉田ルート」5合目にゲートが設置されました。1日の登山者を最大4,000人として通行料2,000円を徴収し、「弾丸登山」対策として午後4時から午前3時の通行が制限されます。4,000人のうち3,000人分はネット予約枠で、海外からの登山者などにも対応しています。
今からン十年前の富士山では海外の方と出会った記憶はなく、自転車(ロードバイク)を担いで頂上を目指す男性を覚えています。山小屋は満員で横向きに寝るだけでした。山頂からの景色はもちろんよかったのですが、翌日にレンタサイクルで富士五湖周辺をめぐり、なだらかで美しいすそ野を見ながら、富士山は登るよりふもとから眺めるものだなぁと感じたのです。山頂まで歩いたからこその実感だったと思います。遠~い過去の話です。
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