2024年5月20日(185号)
中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのお便りなど、森林・林業に対しご関心をお持ちの皆様方に情報を提供させていただいております。
また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望などを事業の参考にさせていただきます。
さて、今回のメールマガジンですが、南信森林管理署長からのメッセージなどを記載しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ
2.広報「中部の森林」5月号(第242号)
3.公売・入札情報
☆編集長だより
1.森林管理局からのメッセージ
「東駒ケ岳開山200周年」南信森林管理署長 滝 勝也
作家・深田久弥による著作「日本百名山」にも取り上げられている南アルプスの甲斐駒ヶ岳。伊那谷の人々は、中央アルプス木曽駒ケ岳を西駒ケ岳、甲斐駒ヶ岳を「東駒ケ岳」と呼んできました。その標高は2,967mあり、日本各地の「駒ヶ岳」と称する山々の中では最高峰となっています。その鋭角的な姿や、花崗岩質で夏でも白く見えるところから、「南アルプスの貴公子」とも言われています。伊那谷から東に目を向けると、手前に「南アルプスの女王」といわれる仙丈ヶ岳が横たわり、その奥に、東駒ケ岳の特徴ある姿が目に入ります。
実は今年、伊那側からの東駒ケ岳初登頂からちょうど200年といわれており、伊那市では、開山200周年の記念事業(山頂標識の更新等)が計画されています。
伊那側からの一般的な登山コースとしては、戸台発の南アルプス林道バスに乗り、北沢峠から山頂を往復する日帰りコースとなります。北沢峠には山小屋もあるので、そこで一泊し、次の日に仙丈ケ岳に登ることも可能です(それぞれの体力に応じた無理のない計画で登山されるようお願いします)。
開山200周年の今年、東駒ケ岳(甲斐駒ヶ岳)に目を向けてみてはいかがでしょうか。
2.広報「中部の森林」5月号(第242号)
令和6年度中部森林管理局の取組などを掲載しています。
シリーズ「森林官からの便り」、「私の森語り」、「中部の保護林」、「今は昔の林業」も掲載中です。
【特集】
〇中部森林管理局の事業概要~令和6年度の取組のポイント~
【特集】
〇「金華山での林野火災防御訓練」
〇「広葉樹二次林の施業上の取扱いに関する検討会の開催」
〇「新居の住み心地はどうかな!中学生による巣箱掛けを実施」
〇第54回上高地開山祭
【シリーズ】
〇「森林官からの便り」【木曽森林管理署 藪原森林事務所 首席森林官 松田博文】
〇「私の森語り」【ながさか工房 長坂 洋】
〇「秘蔵写真・今は昔の林業」【「裏木曽」その一】
〇中部の保護林【笠山クロベ希少個体群保護林】
〇「青山林野庁長官が木曽・東濃地域現地を視察」
〇山火事にご用心
☆詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
3.公売・入札情報
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html
中部森林管理局では、より多くの事業者の皆さまに入札情報をお届けするため、中部森林管理局及び森林管理署が発注する各種工事や、造林事業、素材生産事業、物品等の調達情報についてのメールマガジンを毎週水曜日に配信しています。
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編集長だより
♪屋根より高いこいのぼり~♪とご対面する機会は少なくなり、最近はもっぱら、河川の両岸に張られたワイヤーに大集結する形でお見かけします。子どもの成長とともに、押入れや物置の奥へと追いやられていたであろう多くの鯉たちが、再び風を受け、所狭しと大空を泳ぐ様子は、すでに5月の風景として定着しているのでしょう。
その5月、さわやかで気持ちのよい季節のはずですが、今年は春先から気温の変化が大きく、冷え込みが戻ったり真夏日になったりと、この時期本来の天候や気温がわからなくなっています。
そうした中、4月から新しい場所での生活がスタートした方にとっては、少しずつ緊張の糸がほぐれてくる時期でしょうか。いやいや、まだ張りつめている、という方もいらっしゃるかもしれません。風薫る5月、気分転換を兼ねて青空に泳ぐ鯉を探しに出かけてみませんか。メザシでないことを祈りながら。
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