2024年4月19日(184号)
中部森林管理局メールマガジンでは、広報誌「中部の森林」の記事を基に、国有林で行われている森林づくりに関する様々な話題をはじめ、管内各地からのお便りなど、森林・林業に対しご関心をお持ちの皆様方に情報を提供させていただいております。
また、ご購読いただきました皆様方からのご意見やご要望などを事業の参考にさせていただきます。
さて、今回のメールマガジンですが、木曽森林管理署長からのメッセージなどを記載しています。
最後までお読みいただければ幸いです。
INDEX
1.森林管理局からのメッセージ
2.広報「中部の森林」4月号(第241号)
3.公売・入札情報
☆編集長だより
1.森林管理局からのメッセージ
「木曽のブランド材[
木曽ひのき]をご存知ですか?」木曽森林管理署長 郷原 辰実
木曽といえば最高級建築用材として名高い天然の「木曽ヒノキ」(天然ものはカタカナでヒノキと標記してます。)が有名で「青森ヒバ」、「秋田スギ」と並び日本三大美林のひとつとなっていることから、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
この木曽ヒノキが生育している天然の森林はサワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキ等の針葉樹を中心に様々な植物や動物が生育・生息する生態系で、温帯性針葉樹林と呼ばれ、世界的にも大変貴重で希少な森林となっています。
中部森林管理局では、この貴重な森林を「木曽悠久の森」として保存・復元する取り組みを始めております。→森林浴や森林鉄道で有名な「赤沢自然休養林」はこの「木曽悠久の森」の一部となっています。皆様も一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。
このため、木曽森林管理署では天然の木曽ヒノキに代わる材として80年生以上の高齢級人工林ひのきを平成25年から「木曽ひのき(
は高齢級を
は国有林産の意味)」としてブランド化し、その普及に取り組んできました。
昨年ブランド化してから10周年を迎えたことから、記念シンポジウムを開催したところ郡内外から200名を超える関係者が集まり、ブランド材を通じて木曽谷のこれからの林業・木材産業を考える良い機会となりました。
今回、この「木曽ひのきのブランド化の取り組みについて、情報誌「林野」4月号(4月下旬発刊)において国有林野事業の取組の中で紹介されることとなりましたので、メルマガ読者の皆様におかれましては、是非ご覧いただきますようお願いします。
林野庁HPをご覧いただくか「情報誌 林野」で検索してみてください。
☆林野庁HP⇒https://www.rinya.maff.go.jp/index.html
2.広報「中部の森林」4月号(第241号)
新局長就任ご挨拶、新旧幹部の挨拶、新規採用者の紹介などを掲載しています。
シリーズ「森林官からの便り」、「私の森語り」、「中部の保護林」、「今は昔の林業」も掲載中です。
【特集】
〇新局長森谷克彦ご挨拶
〇新旧幹部の挨拶
〇新規採用者の紹介
【シリーズ】
〇「森林官からの便り」【南信森林管理署 大鹿森林事務所 森林官 菅沼りりこ】
〇「私の森語り」【信越トレイルクラブ 代表理事 木村 宏】
〇「秘蔵写真・今は昔の林業」【長野営林局庁舎】
〇中部の保護林【笠ヶ丘 希少個体群保護林】
〇フォトコン作品からもっと伝えたい林業の魅力!
☆詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html
3.公売・入札情報
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html
中部森林管理局では、より多くの事業者の皆さまに入札情報をお届けするため、中部森林管理局及び森林管理署が発注する各種工事や、造林事業、素材生産事業、物品等の調達情報についてのメールマガジンを毎週水曜日に配信しています。
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https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html
編集長だより
この職場でも多くの方が悩まされている「花粉症」。春が来た喜びを素直に表現することが申し訳ないような気になります。幸い私の貯留タンクにはまだ余裕があるようで、現時点では各種花粉とは敵対することなく融和関係を維持しています。ある日突然発症すると聞いていますので、いつかは私も仲間入りする日が来るのかもしれません。
令和6年度の林野庁予算には「花粉症解決に向けた緊急総合対策」としてスギ人工林の伐採・植替え等の加速化や花粉の少ない苗木の生産拡大などが盛り込まれています。花粉症の方にとっては目の敵かもしれないスギですが、「お山の杉の子」に歌われたように、戦後、荒廃した山へ期待を込めて植林されました。今後伐採された暁には、いきなりバイオマス燃料ではなく、様々な資材として利用されることを願っています。
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