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中部森林管理局

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    管内概要

    管内の概要

    木曽森林管理署は、木曽谷森林計画区(流域名:木曽谷流域)の国有林野を管轄しています。
    管内は、長野県南西部、木曽川上流部の木祖村、木曽町、王滝村、上松町に位置しています。国有林はその全ての町村に所在し、その国有林野面積は57,659haです。

    木曽谷流域図面

    森林の概況

    木曽森林管理署管内の国有林では、人工林面積が42%の約24,000ha、また天然林面積は52%の約30,000haとなっています。
    人工林を樹種別に見ると、ヒノキが61%と最も多く、次いでカラマツの順となっています。林齢構成については、約6割が60年生以下の森林となっており間伐等の保育を必要としています。
    天然林は、国有林は木曽ヒノキ、サワラ、ネズコ、ヒバ、コウヤマキの木曽五木やモミ、ツガ等を主体とする針葉樹が大半を占めています。

    公益的機能の推進

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    林野庁では、国土の保全や水資源のかん養、環境の保全などの公益的機能の維持増進を重視した管理経営を推進しています。このため、ひとつひとつの森林を重点的に発揮させる新たなタイプ「山地災害防止タイプ」、「自然維持タイプ」、「森林空間利用タイプ」、「快適環境形成タイプ」、「水源涵養タイプ」の5つの機能に類型化区分した上で、適切な管理経営に努めています。 なお、「快適環境形成タイプ」は当署にはありません。

    公益的機能の発揮を重視する公益林

    山地災害防止タイプ

    このタイプの国有林は、地形が険しくかつ地質がもろく崩壊地が多いことから、土砂流出・崩壊、雪崩、落石等の山地災害による人命・施設の被害の防備を目的としています。積極的な治山事業を行い、土砂流出を防ぐ機能を高め、また、流域の住民に対して豊かで良質な水を安定的に供給する必要から、森林の持つ保水機能を高める針広混交林施業を推進します。

    山地災害防止タイプ
              11,399ヘクタール 20% 

    自然維持タイプ

    このタイプは、原生的な森林生態系からなる貴重な植物群落等を後世に残すため、自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存当の保護林を設定しています。

    13,730ヘクタール 24%

    森林空間利用タイプ

    このタイプは、赤沢自然休養林やスキー場などの優れた自然景観に恵まれており、国有林においてもレクリェーションの森を設定し、子ども達に森林での体験の機会を提供するための森林教室、体験学習も開催しています。

    森林空間利用タイプ
              3,341ヘクタール 6%

    水源涵養タイプ

    このタイプは、森林の水源かん養機能(洪水緩和、渇水緩和、水質保全等)に係る機能を重点的に発揮するための国有林野です。
    水源涵養タイプ
              29,189ヘクタール 50%

    業務内容

    木曽森林管理署では、業務を総務グループ・業務グループ・治山グループに分けて実施しています。
    また、当署には地域ごとの国有林を現場単位で管理する7つの森林事務所があります。各森林事務所までのアクセスはこちらをご覧下さい。

    総務グループ

    総務グループには、職員の福利厚生を行う総務、会計や経理を行う経理、国有林野の財産管理や貸し付け、入林に関する業務を行う管理について各担当が事務を執っています。

    業務グループ

    業務グループは、立木販売や森林調査を行う経営、丸太の生産を行う生産、丸太の販売を行う販売、森林整備を行う育成、林道の維持管理を行う土木、森林環境教育を行うふれあいの6担当に分かれて業務にあたっています。

    経営業務1
    経営業務2
    生産業務
    販売業務

    収穫調査で森林を調査した後、木材の伐採を委託し、丸太を販売しています。

    土木用務
    ふれあい業務

    (左写真)今後伐採を予定している森林に林道の新設
    (右写真)森林教室や職場説明の様子

    治山グループ

    治山グループでは、国有林内の山地災害の防止や崩壊地等の復旧工事を実施しています。

    治山工事1
    治山工事2

    お問合せ先

    木曽森林管理署
    ダイヤルイン:0264-52-2083
    FAX:0264-52-2582

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