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中部森林管理局

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    民有林直轄治山事業

    (1)  小渋川治山事業所

    中央構造線が南北に縦断し、地質が脆い大鹿村一円について、山地災害の未然防止と民生の安定を図るため、崩壊地復旧などを昭和25年から実施しています。代表的な事業地としては、崩壊地面積が約33haの鳶ヶ巣事業地を昭和39年から、「36災害」の崩壊により死者42人を出した大西山の崩壊地復旧(18ha)を昭和60年から行っています。 

    《事業期間》
    復旧治山工事昭和25年度~平成32年度
    地すべり防止工事昭和25年度~平成35年度

     

    「復旧治山工事」

    大西山

      鳶ヶ巣

    災害前

    明治時代から続く山腹崩壊

    災害前

    明治時代から続く山腹崩壊

    36災害直後

    昭和40年代

    36災害直後

    昭和40年代

    36災害から50年後

    平成20年代

    36災害から50年後

    平成20年代

     

    「地すべり防止工」

    集水井工

    杭打工

    垂直に井戸を掘る(地上部)

    地中に鋼製杭を打ち込み動きを抑止

      垂直に井戸を掘る(地上部)

    地中に鋼製杭を打ち込み動きを抑止

    垂直に井戸を掘る(地上部)2

    地中に鋼製杭を打ち込み動きを抑止2

      同上 (地下部)

    地中に鋼製杭を打ち込み動きを抑止

    地中にパイプを挿入し地下水を集める

    動く土塊と固定された基岩をアンカーで繋ぎ、地すべりを抑止

      地中にパイプを挿入し地下水を集める

      動く土塊と固定された基岩をアンカーで繋ぎ、地すべりを抑止

    排水トンネルにて地下水を抜き取る

     

      排水トンネルにて地下水を抜き取る

     

     

    飯田治山事業所

    飯田市民11万人の水瓶である松川ダム上流域の松川入地区は、昭和36年の三六災害をはじめ、昭和58年、60年の台風災害やその後の度重なる豪雨により山腹崩壊地が拡大したことにより、その流出土砂によって松川ダムの堆砂が急増し、ダム機能の確保が危機的状況となったことから、平成5年度より民有林直轄治山事業を施行しています。 

    《 事業期間 》
    復旧治山工事平成5年度~平成40年度

     

    「復旧治山工事」

    松川入ダム(昭和50年代)

    松川入ダム(平成20年代)

    松川入ダム(昭和50年代)

    松川入ダム(平成20年代)

    施工前(越田沢地区 昭和54年)

    施工後(越田沢地区 平成14年)

    施工前(越田沢地区昭和54年)

    施工後(越田沢地区平成14年)

    施工前(白ナギ沢)

    施工後(白ナギ沢)

    施工前(白ナギ沢)

    施工後 (白ナギ沢)

    お問合せ先

    伊那谷総合治山事業所

    ダイヤルイン:050-3160-6075