平成30年10月19日(金曜日)
パトロール最終日の八丁坂の様子です。 登山者も少なくなり植物も冬を迎える準備も整ったようです。

稜線は日陰に雪が残っています。

平成30年度森林保護員(GSS)の活動報告を南信森林管理署で行いました。 天候には悩まされましたが、ニホンライチョウやノウサギの確認など話題も多く、課題であった八丁坂のロープ張替や補修もできました。 来年度以降の活動に繋げられるよう、署との情報共有を図りました。

平成30年10月16日(火曜日)
本日予定されていた今シーズンの美化清掃は、降雪のため中止となりました。 当日朝の千畳敷の様子です。

千畳敷カール内の剣ケ池に降った雪も凍っています。

中アロープウェイの紅葉時期のイベントで、見頃となっている中御所谷の上をゆっくりと、又は止まりながらゴンドラが進んでいきます(日暮の滝の上空を通過するゴンドラ)。

平成30年10月11日(木曜日)
稜線は気温が下がるにつれ、霧が発生する機会が多くなり少しずつ晩秋に向かっています。

平成30年10月4日(木曜日)
駒ヶ岳保存管理委員会現地勉強会に偶然参加することができました。 カール内の植生を支える氷河地形の成り立ちや、モレーンの位置など興味深い話を伺うことができました。 パトロールでの説明の幅も広がりそうです。

シラビ平にある森林管理署の案内板の横は、中御所谷の氷河の先端の堆積物が表れている場所であるとの説明をしてくれました。

平成30年10月3日(水曜日)
10月最初のパトロールです。
低い雲はありますが、極楽平から南アルプスがくっきり見えます。

平成30年9月12日(水曜日)
北御所林道も台風21号の影響で落石や倒木があります。この先、車の通行は不可能となりました。

大荒れの天候でも、北御所林道終点付近の蛇腹沢登山道入り口は健在です。

平成30年9月9日(日曜日)
台風21号で、しらび平ロープウェイ駅舎南側のヤナギやシラビソなどの立木が折れたり、根こそぎ倒れ、明るい空間ができてしまいました。

平成30年9月3日(月曜日)
千畳敷から望むカールと宝剣岳です。翌日荒れ狂う台風21号の悪天候を予想させないような空模様です。

パトロール中、八丁坂登山道の危険な浮石などを除去しながら登っています。

八丁坂登山道は登山客が集中するため、特に上部は荒れてしまいます。

宝剣山荘の前では、週末の雨で濡れたテントを乾かすグループがいました。

平成30年8月30日(木曜日)
霧の中でも登山者で賑わう木曽駒ヶ岳山頂。

馬の背で見かけたイワヒバリ。人がいても逃げず、愛嬌を振りまいてくれました。

乗越浄土から濃ケ池へのルートにある桟橋は、桁が2本とも折れて通行上危険でしたが、管理する宮田村で修復してありました。

平成30年8月27日(月曜日)
縦走路の三ノ沢分岐から見る宝剣岳。左奥の中岳、本岳(木曽駒ヶ岳)を望む。

三ノ沢ルートのパトロール。花のピークは過ぎましたが、登山者に行き会いました。

昨年グリーンロープに付けた高山植物保護の啓発プレート。 パウチ製でしたが、風が当たらないところは紛失しないのでしょうか?? 検証する必要があります。

平成30年8月24日(金曜日)
インターンシップの室内研修風景(この日は、あいにくの雨降りでした。)

平成30年8月22日(水曜日)
今年の重点補修箇所として取り組んだ八丁坂のグリーンロープ補修も今日で完了です。

ちょうどこの日、夏休み明けの集団登山で、地元中学生の一行が乗越浄土にさしかかりました。 お疲れ様でした、の声を掛けると元気な声が返ってきました。

平成30年8月20日(月曜日)
八丁坂登山道のグリーンロープ補修もあと一息のところまできました。 階段もあり傾斜がきついため、多くの登山者が手を掛けます。

平成30年8月12日(日曜日)
チングルマ(羽毛)

霧雨の中、極楽平のハイマツ帯で見つけた「ノウサギ」。ずっと動かずにいました。 中央アルプス一帯で50年ぶりに見た、とのことです。

平成30年8月10日(金曜日)
今日も多くの登山者が、青空に映える宝剣岳を望みながら稜線を目指します。

八丁坂の中間点、通称「オットセイ岩」付近で、雪の重みと雪崩により曲がってしまった鉄杭の修繕をしています。

トウヤクリンドウ

平成30年8月9日(木曜日)
八丁坂のカイタカラコウ

平成30年8月7日(火曜日)
八丁坂でも特に雪の重みや手すり代わりにされる箇所です。 曲がった支柱は補修するのに苦慮するため、重点的にグリーンロープと共に新しいものに替え、夏のハイシーズンに備えた補修を登山客の切れた間を見てしています。

平成30年8月6日(月曜日)
残雪は日当たりのよい箇所から徐々に融けるので、登山者は雪を避けて通ります。 そのため、ロープを二重にして植生に立ち入らないようにしてあります。

急登に差しかかり、そろそろ息が上がるころで多くの登山者がロープに手をかけて登ります。 ある程度その荷重に耐えられるようロープの補修をしています。

平成30年8月3日(金曜日)
八丁坂の急登に差しかかる手前です。 今頃ならミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、クルマユリなど咲く斜面は、この時期に既に咲き終わり緑一面の草原になっています。

風の影響をあまり受けない八丁坂は、残雪による重みで鉄杭は曲がってしまいますが、グリーンロープはそのまま使います。

平成30年8月2日(木曜日)
木曽駒ヶ岳で、千畳敷から稜線へのメインルートである「八丁坂」のグリーンロープの補修に着手しました。冬場の雪の重みと雪崩、登山者の手すり代わりの使用で、鉄杭もロープも傷んでおり今シーズン集中的に補修します。多い日で何千人と行き交うルートのため、作業には十分注意して取り組んでいます。「ありがとう」「ご苦労様です」の声に励まされ、毎日修理をしています。

平成30年7月30日(月曜日)
本岳にある「展望盤」から、木曽側の駒ヶ岳神社と遠く御嶽山を望むことができます。多くの登山者が眺望を楽しむこの展望盤の基礎は、石積が崩れており補修が必要な状況です。

本岳から馬の背を将棋頭山方面に向かった登山道の脇に焚き火の跡を発見しました。周りには燃やすために準備したのか、ハイマツの枯れ枝が散乱しています。こうした行為は許されるものではありません。ルールは守ってほしいものです。

濃ケ池で見かけたコバイケイソウとバイケイソウが並んで咲いている様子です。花の咲くのが早い今夏、7月末でも濃ケ池ではまだまだ高山の花を楽しむことができます。

平成30年7月27日(金曜日)
中岳と本岳(木曽駒ヶ岳)の鞍部から頂上を望んでいます。多くの登山者が稜線にある登山道を歩くので裸地状態となっています。今日も分岐で一息ついて本岳を目指します。

登山道のグリーンロープは風により至る所で切れています。加えて登山道も荒れており、ロープを手すり代わりにする方もいるため、鉄杭も曲がっています。登山者が行き交う中、切れたり傷んだりしたグリーンロープを交換する作業をしています。

平成30年7月18日(水曜日)
天狗荘裏で、木曽森林ふれあい推進センター担当者、駒ヶ根森林事務所等が協力して実施している植生回復事業予定箇所の調査業務を手伝いました。

植生回復予定箇所で見つけた「コマクサ(駒草)」の株。 風上にあった以前の試験地から飛んできた種子が根付いたのでしょうか?

平成30年7月12日(木曜日)
千畳敷のロープウェイ駅舎を出て、多くの方が宝剣岳をバックに記念写真を撮る場所にある看板です。ひと冬の風雪の影響で、文字のペンキがかすれてしまいます。 雨が降りそうな空模様でしたが、文字に筆入れ作業をしています。

ペンキ塗りが完了し、無事乾いた写真です。

平成30年7月11日(水曜日)
空木岳方面の縦走路の極楽平から島田娘の頭の間は、風が強い風衝地帯に当たります。そのため、ハイマツなどの樹木は見当たりません。 風により擦り切れたロープの張り直し作業を行います。

樹木が根付かないほど風の強い場所にあるかつての支柱と思われる角材が、風と砂などで削られ地面に刺さった「とげ」のようになっています。 グリーンロープも逆境には耐えますが、毎年の補修が必要です。

平成30年7月10日(火曜日)
極楽平から島田娘の頭までのルートで、補修したグリーンロープに「立ち入り禁止」のプレートを付けます。

平成30年7月3日(火曜日)
剣ケ池の撮影ポイントにある啓発看板の様子。 風雪の影響は少なく「千畳敷カール」の文字のペイント補修は短時間で済みそうです。 カール内の残雪はほとんど消えています。

平成30年7月2日(月曜日)
6月29日までロープウェイが運休していたため、稜線のロープ補修の初日です。ひと冬で切れてしまった宝剣山荘裏の賽の河原のロープを補修します。鉄杭にロープを固定せず、輪に通しただけでは風により擦り切れてしまいます。

山荘への荷揚げの日と重なり、ヘリコプターの影響を受ける場所での作業は運行状況を見ながら行います。 この日は、中岳のピーク経由と巻道ルートの分岐まで完了。

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