平成29年10月1日~13日
9月下旬から10月上旬にかけて紅葉が山頂付近から一気に進みました。 好天に恵まれた週末、千畳敷から木曽駒ヶ岳方面に向かう登山道(八丁坂)は多くの登山者で賑わいました。 (千畳敷八丁坂)

登山道の案内も大切な仕事です。 乗越浄土から伊那前岳に向かう稜線で、青空のもと会話も弾みます。 (伊那前岳)
 八丁坂の登山道整備工事が始まりました。(八丁坂)
 駒飼ノ池から濃ヶ池に向かう途中に架けられている梯子の一部が破損して危険な状態になっていたため、応急措置を実施しました。 (駒飼ノ池下部)

応急措置が済み、安心して登り降りできるようになりました。 登山者の皆さんから感謝の言葉をいただきました。

絶好の紅葉狩り日和となった連休中日の日曜日(10月8日)は、前日夜から多くの登山者が訪れ、駒ヶ根高原では、バスを待つ長い列ができました。 (菅の台バスセンター)

「高山植物復元作業実施中」の看板撤去作業を行いました。 (伊那前岳8合目)

撤去した看板を背負い下ろしている様子です。(八丁坂)

今年度、無事にGSS活動を終えた締めくくりとして、南信森林管理署で反省会を行いました。 来年度以降の活動に繋げられるよう、様々な意見を出し合い、署との情報共有を図りました。

平成29年9月8日~9月20日
グリーンロープ用鉄杭を運搬している様子です。(千畳敷八丁坂)

風雪の影響で切れたグリーンロープを補修しています。(木曽駒ヶ岳)

植生復元作業(木曽森林ふれあい推進センター主催)に参加しました。 (天狗荘西) 復元作業用資材(ヤシマットなど)の運搬作業です。

ヤシマットを敷設後、イネ科高山植物のタネを播種しました。

4か国語で書かれた「立入禁止」のプラスチック製プレートを、条件の異なる4か所に試験設置しました。(極楽平周辺)


廃道閉鎖ロープと柱が倒壊していたため、張り直し作業を行いました。 (駒飼ノ池~濃ヶ池間)

平成29年8月5日~8月31日
晴天の中、八丁坂付近もシナノキンバイやハクサンイチゲなどが美しく咲き登山者の目を楽しませています。(千畳敷八丁坂)

夏山シーズンですが、今年は梅雨明け後の天候が優れない日が多いように思います。駒ヶ岳山頂付近も視界が悪い日が続いています。(木曽駒ヶ岳山頂付近)

天候が悪い中、南信森林管理署で受け入れをしたインターンシップの実習生が高山帯でのGSSの活動などを学んでいただきました。(極楽平)


島田娘付近の稜線上ですが、植生の踏み荒らしを防ぐためにグリーンロープを設置、ロープに張り替えるなどの措置を行っています。(島田娘付近)

稜線上はどこも冬期間の風雪により、グリーンロープがいたる所で切断されてしまいます。古いロープを扱うのも大変です。(島田娘付近)

花が咲き終わり、花柱が伸びて羽毛状に姿を変え綺麗に広がるチングルマたち。

県立公園の設置許可を得る為にグリーンロープの支柱をオレンジ色から焦げ茶色に塗り直しています。(南信森林管理署)

平成29年7月5日(水曜日)~14日(金曜日)
剣ヶ池から宝剣岳が望めます。昨年の同じ時期とは対照的に、今年は残雪が多いです。

千畳敷カール内です。残雪が多く、植生の踏み荒らしを防ぐため、グリーンロープを設置したり、雪を切って歩きやすくするなどの作業を行っています。


宝剣岳から木曽駒ヶ岳に向かう稜線上です。冬期間の風雪により、グリーンロープがいたる所で切断されており、新しいロープに張り替えるなどの措置を行っています。

極楽平から南に向かう縦走路です。ここでも風雪により損傷したグリーンロープの補修を行いました。

縦走路付近では、ヨツバシオガマやコマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)などの花が見られます。コマウスユキソウは、中央アルプスの固有種です。

千畳敷ホテル西側にある看板のペンキを塗り直しました。多くのお客様が、毎年この看板の前で記念写真を撮っています。(今年もたくさん撮ってくれるかな??)


千畳敷カールでは、雪融けとともにおよそ150種類の高山植物を楽しむことができると言われています。(最新情報としては、千畳敷カール底部分、剣ヶ池付近でもシナノキンバイが咲き始めました)

|