令和3年10月19日(火曜日)
乗鞍スカイラインの営業は10月31日までですが、北からは雪の便りが聞かれ空模様も怪しいので乗鞍森林パトロールセンターの雪囲いを行いました。畳平に近くなるに従って霧氷等が見られました。まだ日が差していないセンター入り口も真っ白です。
他の施設も大慌てで雪囲い等を行っています。









青空も見られ観光客も比較的大勢いますが、雲の移動が速く午前中に畳平を出ました。 他での業務を終え、夕方事務所に戻ったときには「乗鞍スカイラインは15時より凍結のため、通行止め」の情報があり、今日作業をして良かったとほっとしました。 乗鞍岳もいよいよシーズン終了が間近です。











令和3年10月1日(金曜日)
乗鞍スカイラインの森林限界を過ぎた辺りの猫岳山麓沿いからは、西側の遠くに白山が見られます。その手前の厚い雲の下は高山市街地です。

今日は地元の丹生川小学校3、4年生の乗鞍岳遠足です。あいにくの天候でガスって景色が不良です。
挨拶などを済ませ、簡単に森林の機能や乗鞍岳に生息している動植物などについて話しをしました。
ここ畳平の気温は8℃。寒い中、半袖、半ズボンの子もいます。富士見岳へ向かって出発ですが、3年生と4年生はそれぞれ異なったルートで向かいました。
4年生はお花畑から車道へ上がり、車道を下ってから山頂を目指しました。いよいよ本格的な登山の始まりですが、さすがに途中からは体力等から歩調が合わずに遅れる子がいましたが、頂上では先に着いた子達が声を出して励ましていました。全員、登頂です。
班ごとに記念撮影を終え下っていきます。駆けだしていきたい子もいますが、何とか自重させ無事に畳平に帰ってきました。バスターミナルで昼食をとりスクールバスで畳平を後にしました。
今回の乗鞍岳遠足は8月下旬に予定されていましたが、コロナ禍の影響により順延、そして昨年中止になった事等もあり開催されたものです。学校関係者や家族の郷土・乗鞍への熱い気持ちもあったと思いますが、この子達がいろいろな想いで自分の足で頂を踏んだことで、これからの成長の中で乗鞍岳や郷土等に想いを馳せてくれることと楽しみにしています。













令和3年9月29日(金曜日)
朝から日差しはなく、時折ガスっています。肌寒いですが、山歩きにはちょうど良いかもしれません。
景色の写真は、富士見岳からの畳平と不消ヶ池です。





富士見岳登山道の整備も本日が最後です。今日は一日作業しましたが、今まで何日か掛けて少しずつではありますが良くなりました。







仕事の終わりがけに山頂経由で帰る際に、ガスの切れ間から西から日が差してきたのでこれはと思い東側を見るとブロッケンが現れていました。他に登山者はいないため稜線沿いにしばらく見られ特別な時間となりました。
 

令和3年9月15日(水曜日)
乗鞍スカイラインでは天気が良い日には、待避所に車を止め山々の眺望を楽しめます。笠ヶ岳、槍・穂高連峰、近くの猫岳、四ッ岳など。
道標があるのは、平湯・十石山登山口。「平湯マデ9.6km」の表示があり、尾根部に登山道が見えます。畳平方面の眺望も。









今日は天気が良いので、乗鞍森林パトロールセンターの塗装を二人で一気に行いました。見た目が大変良くなりました。
晴天が続いているせいか観光客等は多少多くなっています。青空はやはり気持ちが良いです。












令和3年9月14日(火曜日)
今日も乗鞍スカイラインの車窓から笠ヶ岳、槍・穂高連峰と南アルプスの稜線も眺望できました。こんな所ではゆっくりしていたいところですが。





今日は木杭を搬入しました。これは歩道沿いに設置しているものの交換用です。併せて不燃物等の処分も行いました。
昨年に引き続き、乗鞍森林パトロールセンターの外部木質部の塗装を行いました。ここに来てようやく晴天も続き、2~3日は継続して作業ができる予定です。今回で当面は大丈夫だと思います。






畳平周辺は晩秋の風情ですが、この時期は天候さえ良ければ暑くもなく、汗もかかないので登山にはもってこいだと思います。今日も団体の一行がお花畑からの山行を楽しんでいました。





 
令和3年9月7日(火曜日)
乗鞍スカイラインの道中からは笠ヶ岳、槍・穂高連峰も見えます。槍・穂高連峰の手前は焼岳です。


 (今朝、畳平では初氷が観測されたようです。)
富士見岳と大黒岳の鞍部の県境付近には数少ないベンチもあり、ゆっくりたたずんで景色を楽しんでいる風景が見られます。
今日も、富士見岳登山道の整備です。一人で黙々と穴を掘って石を並べて埋めたり階段にしたりといった作業です。天気が良く気持ちもいいので昼食もここで摂りました。 木道のあるお花畑の西側には厚い雲ですが、その下は高山市街地で雲の奥には白山の山頂部が見えました。 夏の花はほとんど終わり、よく探してみるとまだ色付いているコマクサもありました。











 バスターミナルの窓には乗鞍スカイライン早期復旧に尽力された工事関係者への感謝のメッセージが掲げられています。帰る頃の気温は8℃でした。帰路では烏帽子岳や四ッ岳がよく見えます。


 
令和3年9月1日(水曜日)
濃霧等で天候不良のため、登山者等はほとんど見かけませんでした。
昨年、整備した富士見岳登山道も豪雨等で路面の石が不安定な状況となっているので、穴を掘って埋設などしました。
今日は濃霧でしたが、作業時には雨交じりの横殴りの強風で、視界も悪く立っているのもやっとで、2時間余りで切り上げました。
帰る頃の気温は9℃。車止めの一部が強風で飛んでいました。9月上旬に地元保育園の乗鞍遠足が予定されているので関係者で下見です。
保育園の名前にも関係のある高山植物も確認しつつ、コース予定箇所を歩いて確認しました。







令和3年8月26日(木曜日)
桔梗ヶ原から大黒岳山頂に向かう途中で、イワヒバリが歩道を横切って暫く横にいました。

大黒岳の登山道の近くの状況です。鶴ヶ池は8月中旬の豪雨で名のとおりの姿となりました。






県境ゲート付近から大黒岳山頂に向かう登山道の整備をしました。


鶴ヶ池から桔梗ヶ原に向かう途中に少しだけ青空が。 ウサギギクが綺麗に咲いています。ナナカマドの葉が?と思ってよく見ると幼虫の食害になっていました。夏の花がほとんど終わる頃ですが、トウヤクリンドウが花盛りになってきました。 魔王岳の登山沿いにもコマクサが多く咲いています。







乗鞍スカイラインを若者のグループが自転車で上がってきました。

 
令和3年8月25日(水曜日)
今日は乗鞍森林パトロールセンターへ資材の搬入。 ガスって視界が悪く気温は12℃。ごく僅かでしたが、団体の観光客も。




高山植物の女王のコマクサも既に花の時期を終えていますが、代わってウメバチソウや特にトウヤクリンドウが花盛りとなってきました。

 
令和3年8月6日(金曜日)
乗鞍スカイラインの車窓からの槍・穂高と笠ヶ岳の山並みと、畳平・魔王岳・大黒岳からの眺望です。高層の雲には秋の雲も?

イワギキョウと白いコマクサです。
本日は、乗鞍岳高山植物等保護合同パトロールが開催されました。
飛騨森林管理署と中信森林管理署が共催して、乗鞍岳に関係する多くの団体、機関の方々のご協力を得て入山者への高山植物等保護の啓蒙活動を行いました。5つの班に分かれてそれぞれ決められたコースでパンフレット、トレーディングカード配布しながら保護等の説明を行いましたが、中でもライチョウのトレーディングカードが好まれました。
私達の班は畳平周辺でしたが、魔王岳・大黒岳まで活動を行いましたが、山小屋経営者のご子息も中学校が夏休みということで参加していただいたことで登山者にも和やかに対応でき、本人にとっても貴重な体験になったことと思います。
令和3年8月5日(木曜日)
「第10回乗鞍フォーラム」が丹生川文化ホールで開催されました。
その第1部では『岐阜県の鳥“ライチョウ”の危機と保全』と題して、講師の岐阜大学応用生物科学部の楠田哲士准教授から、現在、環境省の事業で行われている中央アルプスのライチョウ復活プロジェクトに関わる話があり、ここには動物園が深く関わっていることなど大変興味深い話がありました。
(引き続いて第2部の乗鞍岳散策が行われ、多くの方が非日常の景色を楽しまれました。)











令和3年8月3日(火曜日)
9月上旬に地元保育園の乗鞍遠足が予定されているので関係者で下見です。 保育園の名前にも関係のある高山植物も確認しつつ、コース予定箇所を歩いて確認しました。






本日は天気も良かったのですが観光客はチラホラでした。

 
令和3年7月21日(水曜日)
今日も朝から多くの観光バスが来ています。



乗鞍岳外来植物除去作業が開催されボランティアの方々等でセイヨウタンポポを除去しました。晴天に恵まれ、10時半時点の気温は14℃でした。




松本市内の中学校の登山等で大変賑わいました。





魔王岳の登山沿いにもコマクサが多く咲いています。



外来植物除去作業の後にはミニガイドツアーも行われました。


富士見岳からは剣ヶ峰や不消ヶ池(きえずがいけ)も綺麗に見えます。





お花畑から畳平に向かう途中ではクロユリ等の群生が見られます。







令和3年7月14日(水曜日)
長野県内からの中学校等の登山で多くの賑わいでした。








畳平の鶴ヶ池もなんとかその形を保っています。


本日も標識の設置等を行いました。



中信署のGSSと合流し、昼食時に交流を図りました。

大黒岳でのコマクサ等です。



令和3年7月8日(木曜日)
乗鞍美化の会主催の乗鞍岳外来植物除去作業(第2回目)が開催されました。(7月5日の第1回目は荒天により中止。)
雨天でしたが、ボランティア等の方々のご協力により種を飛ばす前に多くのセイヨウタンポポを除去することができました。










魔王岳のコマクサです。保護・保全作業等で株が沢山になっています。




お花畑のハクサンイチゲやコマクサの群落と、可憐なイワツメクサが見頃です。





令和3年7月7日(水曜日)
GSS初日。
乗鞍岳畳平に通じる乗鞍スカイラインは令和2年7月の豪雨災害により被災したため令和2年7月8日より通行止めの状況が続いています。以降のGSS活動等は長野県の乗鞍高原からエコーラインを経由して実施しています。
今年最初(私たちにとっての)の県境ゲート付近からの畳平の遠望です。
写真(イ)~(カ)
最初の仕事です。乗鞍パトロールセンターの雪囲いの撤去です。寒いです。





鶴ヶ池の標識等も設置しました。

ガスって寒々としています。

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