令和5年10月31日(火曜日)
本日でグリーンサポートスタッフの今シーズンの仕事は任期満了となります。 雲一つ無い快晴の中、天生湿原は冬色に染まっています。
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先日まで青色が鮮やかだったエゾリンドウ。 種子を沢山含んで青空に向かって口を開けています。
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こちらは… マルバダケブキの花が終わり、萼片と種子の付け根が残っています。 決してマルバダケブキの花のブロンズ像ではありません。 花はもうとっくに終わっているのに…まるで花のような形を見せてくれます。 自然はいつも不思議です。
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アカバナも花期が終わり、細長く伸びていた実が弾け、 綿毛の種子がついています。 現在の天生湿原は、よく見るとアカバナの種子でいっぱいです。
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本日の大発見! 夏の花、ツルアリドウシの狂い咲きです。 10月も下旬になって、可憐な花が咲いています。
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この時期のツルアリドウシの実はお馴染みですね。 二つの目がついています。
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今シーズンも天生の森で働かせて頂いた事に感謝!! いつものカツラの木の下のベンチに、穏やかな光が差しています。
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こちらも、いつもの風景。 カラ谷にかかる木の橋です。 今年は暑さが強かったからか、このカラ谷の谷水が涸れました…。 史上初の出来事に、皆で驚くと同時に、この谷に住むイワナの心配をしました…。 イワナは随分と住み家を縮小され、苦しそうに息をしているのを見る度に心が痛みました。
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こちらは、天生の森の名物、熊除けの一斗缶です。 今日の光に照らされて、黄金色に輝いていました。 今年は、全国的に熊の被害が多い年となりました。 もちろん、天生の森は熊の住み家です。 天生で熊の被害が出ない事を願いながら過ごしたシーズンでした。
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天生駐車場のシンボル、赤い三角屋根のトイレです。 この三角屋根のトイレは、高さ5m以上ありますが、そのほどんどが冬場は雪で埋まります。 赤い三角屋根の横で凜と立っているのは、 今年、天生のシンボルとなってくれたオオウバユリです。 天生の森のいつもの風景全てにありがとう。 それでは皆さま、来春までごきげんよう。
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令和5年10月30日(月曜日)
天生峠までの国道360号線は、11月初旬に冬季閉鎖となり「天生の森」は10月下旬には冬支度に入ります。 本日は、パトロール員達と休憩ベンチ等の片付けを進めました。
本日、天生湿原(標高1400m)の朝の気温は8℃。穏やかな晴れでした。 「天生の森」の木々は落葉し、空の青が一層綺麗に見えました。
天生湿原。
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木平探勝路のブナ林。
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木平探勝路のブナ林。落葉して青空が綺麗に見えます。
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木平探勝路の急坂を登ります。
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ブナの巨木。
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標高1600mにある木平湿原。
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木平探勝路からの籾糠山(標高1744m)。
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カラ谷登山道のブナの巨木。白い肌が美しい。
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カラ谷分岐にて、「オヒョウ」と「ブナ」の黄葉
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登山口から天生湿原の湿原探勝路から見る飛騨山脈。
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休憩ベンチの撤去作業。
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令和5年10月26日(木曜日)
全国的に快晴の本日、天生の森も朝から多くの登山客で賑わいました。 10月下旬とは思えない陽気とまだまだ終わっていない麓の紅葉に誘われて、 本日は、天生の山頂『籾糠山』へ登る方が多くみえました。
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天生峠までの道すがら、国道360号線沿いでは、まだまだ紅葉が楽しめます。
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先週土曜~日曜日の晩にかけて、籾糠山山頂に降り積もった雪は10cmほど。 しかし、今週の陽気で、そのほとんどが溶けていました。
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今日は、陽気は良かったのですが、飛騨山脈の峰々は、厚い雲に隠れています。 いつもなら、飛騨山脈の山の名前講座が始まるのですが、 今日は見えている近場の山の話で盛り上がります。
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木平湿原方面、紅葉ももう終盤ですね。
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本日の登山客の皆様。 私たちGSSと、お会いするのが2回目、3回目という皆さまです。 こちらは、うろ覚えにも関わらず、しっかり覚えていてくださるのは嬉しいですね。 写真掲載の許可も頂きました。ありがとうございました! ぜひ、又天生の森を訪れてくださいね。
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こちら、冬の装いのダケカンバの大木です。 籾糠山へ行くと出会える、この大木は、いつも登山道に迫り出して立っています。 夏場の新緑の時期も良いですが、葉を落として幹が露わになったこの姿も芸術的です。
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真っ赤なこちらは『アサノハカエデ』の冬芽です。 この時期ならではの冬芽の観察も楽しいですね。
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令和5年10月24日(火曜日)
本日は、天生湿原とミズバショウ群生地に設置していた電気柵撤去の作業が行われました。 皆、元気に登山道を登り現地へ向かいます。 朝1番の良い笑顔です。
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電気柵の電線をリールで巻き取ります。 500m以上が林内に張り巡らされている為、 リールを巻き取る者からは全体を見渡す事は出来ず、 ただひたすら巻き取り作業を行います。 1番大変な仕事なので、こちらは若い力のある職員に頼みます。
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大変な作業も皆の笑顔で! 電線が効率良く巻きとられていきます。
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電線を巻き取る為に、それぞれの配置についている者は、 電線がひっかかる事のないように送る作業をします。
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最後は、片付けをして、今年の作業も終了です。
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電気柵の片付けをしています。
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本日の作業が終わると皆ホッと一息です。
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昼ご飯での一コマ。 今年も天生協議会を始めボランティアの方々や多くの人のご協力があって、作業は終了しました。 皆さま、お疲れさまでした。
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森林管理署関係の職員の集合写真です。
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令和5年10月23日(月曜日)
紅葉はそろそろ終盤。天生の森を楽しもうと平日の本日も多くの登山者で賑わいました。
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標高1400mの天生湿原です。一昨日の午後から降雪がありました。
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天生の紅葉を楽しむ登山者!天生湿原。
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登山者とオオカメノキの冬芽。天生湿原にて。
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ブナ探勝路の紅葉。
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カラ谷登山道の紅葉。
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籾糠山直下の登山道を登る。
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籾糠山山頂からの展望。
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木平探勝路方向を俯瞰する。
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籾糠山西側の猿ケ馬場山。
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令和5年10月19日(木曜日)
紅葉真っ盛りの本日。 今週は月曜日から木曜日まで秋晴れの穏やかな日が続きました。 平日ですが、多くの登山客で賑わいました。
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登山道から600m手前からみえる麓の山々も良い色に紅葉しています。
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本日は、国有林業務の一環としてドローン撮影を行いました。 天生湿原の上空です。 周辺の山も含め、紅葉の進み具合がよくわかります。
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ミズバショウ群生地の上空です。 こんなに鮮やかな赤色があったなんて! ドローンの技術には驚きますね。
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木平湿原は、標高が高い事もあり、既に葉を落とした木もあります。 下から見上げるだけでは分からない山の様子が分かります。
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今週に入り、白さが増した飛騨山脈です。 お客様の満足度も高い、本日の天生の森でした。
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令和5年10月16日(月曜日)
「天生の森」紅葉! 10月の中旬となると「天生の森」の日中の気温は10℃ほどに。 そして晴れが続くと山は赤色・黄色へと急速に変わってきました。 草紅葉から樹々の紅葉の始まりです。 本日は青空が広がる中でパトロールです。
天生湿原の紅葉。
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木平湿原の紅葉。
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木平分岐の紅葉。
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木平探勝路から籾糠山山頂の紅葉。
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登山道でブナの黄葉始まる。
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カラ谷分岐のカツラの黄葉。
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カツラ門の黄葉。
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令和5年10月12日(木曜日)
本日は、『尼崎ハイキングクラブ』の皆さまと、カツラ門の前でお会いしました。 最高年齢87歳!! 80歳代の方々も沢山のお仲間の皆さんです。 皆さん元気な声で、いきいきとお話してくださった姿が印象的でした。 遠くから、この天生の地へお越し頂きありがとうございました。 丁度、天生パトロール員、県のパトロール員も揃い、皆で記念撮影です。 (皆さんに掲載許可を頂きました。)
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本日は、天生の標識に防腐剤として使用している木酢液の塗布を行いました。
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標識の木の防腐効果だけでなく、クマの被害除けにも有効なようです。 以前、クレオソートで防腐処理をしていた天生の標識は、全てクマの爪の跡があり、 酷い場所では、標識の字まで削られ、書いてある字も見えない状態でした。 この木酢液は、河合振興事務所でご提案頂き、三年前より塗布しています。 この標識にしてから、目立った箇所でクマの被害はありません。
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炭焼きの際に採取される、この木酢液。 特有のニオイがあります。
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きれいに塗布され、標識も又輝いてみえます。
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令和5年10月10日(火曜日)
先日、10月8日(日曜日)天生の匠祭りが開催されました。 本来なら、この場所『匠屋敷』で執り行われるのですが、 当日は天候が悪く、麓での開催されました。 お祭りの開催に併せて、匠堂のしめ縄が付け替えられました。 天生パトロール員の手作りです。
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今年の紅葉…匠屋敷の周辺はまだ、緑色も目立ちます。 今から…ですね。
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天生湿原の草紅葉は広がっていますが、周辺の山はまだまだこれからです。
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全体が秋の色に染まっている中、一人鮮やかな色で佇む『エゾリンドウ』です。 まだまだ、私は枯れません!と言っているようです。
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ツタウルシは、いち早く赤色に染まりました。
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ヤマウルシも、良い色ですよ。
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オオウバユリの実。今年は、なかなか弾けません。 弾けた実は、整然と並んでいて、見応えありますよ。 今からの楽しみの一つです。
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令和5年10月5日(木曜日)
私の名前は『マスタケ』と言います。 マスは魚の鱒です。 鱒の身の色と同じ、サーモンピンクです。 この時期、鱒は繁殖期を迎え、産卵の際に鱒の体もこんな色に変化します。 マスタケの名前の由来は明解ですね!
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こちらは『トリカブト』の実です。 まだ、実っていない状態です。
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トリカブトの実がみのって弾けました。 種子がたっぷり入っています。 トリカブトは全草が猛毒と言われていますので、この種子も有毒かと思います。
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今はもうほとんどが実のトリカブトですが、花は夏~秋にかけて咲き誇ります。
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高貴な紫色が美しいトリカブト。 通常のトリカブトはこの色です。
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こちらは、白色が強いトリカブト。 少し珍しいです。
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令和5年10月3日(火曜日)
毎年恒例! 『ドロノキ』のお祭りです。 白い穂がキラキラと太陽に照らされます。
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ドロノキ(泥の木)…なんて、酷い名前が付いていますが、この姿は名前に似合わず素敵ですね。
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天生湿原から眺める今日の空は、すっかり秋の空です。
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山の色は、まだ秋になりきっていないですが、空は秋めいていますね。
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秋晴れのこの日、ドロノキの白さと雲の白さに心奪われた1日でした。
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令和5年10月2日(月曜日)
10月に入り「天生の森」は涼しさを通り越し肌寒さを感じてきました。 今年は残暑が長引きましたが標高1300m~1700mの天生の森は秋が一気に来たようです。
天生湿原の花々は終わり草紅葉・黄葉の時期に入りました。 静かな湿原を散策してみてはいかがでしょうか。
私達GSSの活動は10月末までです。歩道巡視、植生の状況、動物の生息状況、入山者への啓発活動などを行ってきました。 特に歩道は入山者が安心して歩けるように気を配っています。この日も歩道が傷んでいる箇所を修理してきました。
草紅葉が始まった天生湿原。
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標高1400m天生湿原の朝の気温は10℃でした。
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赤くなったマイヅルソウの実。
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歩道修理用の材を歩荷します。
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令和5年9月28日(木曜日)
今月、天生の森は紅葉前の閑散期でした。 10月に入ると、又多くの入山者が訪れてくれる予定です。 来月に向けて閑散期に、毎年私たちが行っているのは「歩道の整備」です。
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天生の森では、誰でも歩きやすく、心のこもった道作りを行っています。
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今までの先輩方の天生を愛する気持ちを受け継いで、私たちも心を込めて作業を行います。
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張り出した根っこは木々の毛細血管です。 その毛細血管を踏みつけると、木に負担をかけてしまいます、 腐葉土や腐った木のチップで埋めて、フカフカにします。 その上を皆さんに歩いて頂きます、 人にも山にも優しい天生の道作り。 来月は、ぜひ皆さんも天生の道を歩きに来てください。
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令和5年9月26日(火曜日)
先週まで私たちを楽しませてくれた、今月の花『アケボノシュスラン』は、本日この姿。 横向きに咲いていた花が終わると、空の方向へ立ち上がります。 ここから種子を作るのですね。 花の色は褪せても、最後まで観察します。
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今年は7月始めに初咲きを確認した『シラヒゲソウ』。 シラヒゲソウの花期は大変長く、毎年2ヶ月近く楽しむ事ができます。 写真は、本日カラ谷湿原で確認したシラヒゲソウ。 おそらく、これが今年最後の一輪です。 相変わらず、可憐なシラヒゲソウです。
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シラヒゲソウは、花が終わると四部屋に分かれて種子ができます。 各部屋とも、ぎゅうぎゅうに種子が詰まっています。
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これは、少しレアな五部屋に分かれた種子です。 ほとんどが、四部屋の中、ごく希に五部屋があります。 見つけたら、少し嬉しくなりますよ。
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シラヒゲソウの種子は、どのようにして散っていくのでしょうか?? その瞬間を見る事は、なかなかできないのですが、 雨の日、雨粒の勢いではじき飛ばされるのだと推測されます。
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こちらは、空室になった五部屋です。 種子が熟して散った後の虚無感も味わいあるものです。
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令和5年9月25日(月曜日)
もう秋なのに、「ミヤマカラマツ」二度咲き?
「天生の森」のカラ谷分岐からミズバショウ群生地への登山道を歩いていると白い花に目が留まりました。 カラマツソウ?、ミヤマカラマツ?。観察するとミヤマカラマツでした。 この場所では6月に咲いていたではないか!二度咲きなのでしょうか。 同じ場所に再び咲いたのです。
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令和5年9月21日(木曜日)
今週で見納めでしょうか…。 『アケボノシュスラン』最後の一輪です。 きれいな曙色に染まっています。
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名前は似ていますが、花の雰囲気は全く異なる『アケボノソウ』 こちらは、天生の森の中で見る事はできませんが、近くの国有林内で撮影しました。 アケボノシュスランとアケボノソウは、毎年9月のこの時期に咲きます。 アケボノシュスランは朝の明け方の空の色。 アケボノソウは同じ明け方でも、まだ少し星の輝きも残っている空の雰囲気ですね。
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『フジアザミ』は只今、国道360号線沿いで最盛期を迎えています。 「フジ=富士」の名の表す通り、迫力たっぷりの大きさです。
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こちらは、めでたく紅白で並んでいます。 シロバナのフジアザミと言えば良いのか…もしくはアルビノなのか?? この場所では、毎年紅白でフジアザミが咲いてくれます。 因みに、天生の森の中では、見る事ができません、 近くの国有林内です。悪しからず…。
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令和5年9月19日(火曜日)
今年は、全国的に雨が少なく暑い夏でした。 9月も下旬に差し掛かろうとしているのに、麓はまだまだ暑いですね。 今年のキノコの状況は、暑さのせいで少なめと聞いています。 天生の山は一足先に秋のキノコ祭りです。 卵の白い殻が割れて現れる『タマゴタケ』
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『ブナハリタケ』は、独特の香りを放っています。 ここ飛騨市では食用としても使われます。 この香り、決して嫌な香りでは無く、好きな人は好きなにおいです。
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猛毒の『カエンタケ』も顔を出しています。 このタイプのキノコは触っただけでも危ないので、決して触れないでくださいね。
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その他の可愛いキノコ達もごらんください。
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令和5年9月14日(木曜日)
今年は「返り咲き」が多く見られます。 例年よく見られるのは『リュウキンカ』 これは、毎年のように返り咲きが見られます。
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『ミツバオウレン』も返り咲きが良く見られる花です。 春一番に咲くオウレンを、この季節に又見る事が出来るなんて! 少し嬉しい気持ちになりますね。
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『ツルアリドウシ』です。 こちらは、珍しい返り咲きです。 一輪だけポツンと寂しげに咲いていました。 見つけた私たちは大興奮でした!
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『カラマツソウ』も珍しい返り咲きです。 夏の花、カラマツソウはとっくの昔に終わったはずなのに… カラマツソウっぽい花が咲いている!と、確と観察しました。 間違えなくカラマツソウ。 みんな季節外れにも関わらず、顔を覗かせてくれてありがとう!
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令和5年9月12日(火曜日)
只今、天生湿原を賑わしている植物です。 『アカバナ』の花は最盛期。 ピンク色の花に、白色の雌しべです。
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『ミゾソバ』も咲いています。 ミゾソバの花も愛くるしいですが、葉の模様が特徴です。 葉の模様にも注目してみてくださいね。
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『イワショウブ』は花から実に変化しています。 花の時期は白いフサフサが目立ちますが、実になると赤色が目立ちます。
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『ウメバチソウ』も花が最盛期です。 匠屋敷入口の木道では、間近で観察する事ができます。
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天生の代名詞『シラヒゲソウ』は、最盛期は過ぎたものの、まだポツポツと咲いています。 今年のシラヒゲソウは、7月6日に初確認しました。 今日は9月中旬ですが、もう少し楽しませてくれそうです。
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『シラヒゲソウ』の花が終わった後のお楽しみです。 四つの部屋に分かれて、種子が納まっています。 是非、この姿も見て欲しいです。
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令和5年9月11日(月曜日)
『ミヤマニガウリ(深山苦瓜)』 ウリ科ミヤマニガウリ属深山に生えるつる性の一年草です。 今年は「天生の森」のカラ谷分岐付近で多く見ることが出来ました。
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花期は8~9月。 白くて小さく可愛い花を咲かせます。
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虫メガネで雄花を拡大して観察しました。
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雌花は長い花柄でぶら下がっています。果実の長さは1cmほどです。
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茎から巻きひげを出して草木に覆いかぶさっています。
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ミヤマニガウリが木々に絡みつき繁茂してます。 今年の繁殖力はものすごい勢いです。 低木を全て覆っているのは、ミヤマニガウリです。 「天生の森」で長年働く先輩パトロール員達も、 こんなに絡みついた状態を見たことがないという話で、皆で興味深く観察しました。
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令和5年9月7日(木曜日)
本日のアケボノシュスランです。 今が見頃です。 まだまだ蕾も多いですから、今後一週間ほどは見頃が続くと思います。
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皆さん、ぜひ『アケボノシュスラン』に会いに来てくださいね。 因みに、アケボノシュスランは登山道入口から1km以内の場所で見る事ができます。 天生湿原の手前の登山道沿いにひっそりと咲いていますよ!
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匠屋敷を賑やかにしてくれているのは『ヒメオトリギソウ』です。 『ヒメ』と付くだけあって、とても小さい…直径1~2cmほどの花です。 ヒメオトギリソウは順番に花から実へと変化しています。
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本日のベストショット! ヒメオトギリソウの実です。 実がはじけて、中の子房が覗いています。 接写のカメラの性能は素晴らしいですね。 肉眼では分からない植物の世界を見せてくれます。
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令和5年9月5日(火曜日)
この季節のイチオシ『アケボノシュスラン』が開花しました。 曙色…春はあけぼの…は枕草子の一説でしたね。 ほんわか優しい色に染まっています。
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トチバニンジンの実も秋色に赤く染まりました。 真ん中が黒色になるのは、天生のトチバニンジンの特徴です。 相思子様人参という種です。
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こちらは、今が花盛りの『エゾシロネ』です。 虫眼鏡で見なければならないくらい、小さな白い花を付けています。 シソ科の特徴が顕著にでた花の作りですね。
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エゾシロネに少し近づいてみましょう。 葉を対生つけ、同じ場所から小さな花を密に数個つけます。
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エゾシロネの花をアップで撮影してみました。 雄しべが2個あるのが確認できます。
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令和5年9月4日(月曜日)
本日の木平湿原です。今日の入山者は1名。天生の山はひっそりとしています。 木平湿原(標高1610m)は天生高層湿原(標高1400m)から木平探勝路を登ったところで出会う小さな湿原です。 この日は湿原周囲の木道を補修しました。
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木道は年数が経ち腐朽してきました。入山者が歩きやすいように補修をします。
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板を外し腐朽部分を点検します。
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元々の板を補修しその上に新しい板を打ち付けます。
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木道の上に新しい板を打ち付けます。
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板を打ち付け歩きやすくなりました。
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令和5年8月31日(木曜日)
ツルニンジンが仲良く咲いています。 ツル性の植物です。 根が太く朝鮮人参に似ている事からツルニンジンと言われるようです。
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ツルニンジンの花の中を、ぜひ覗き込んで欲しいです。 雌しべの付け根に綺麗な黒色の五角形が見えます。 この五角形が後々果実になります。
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ツルリンドウも登山道沿いに沢山咲いています。 こちらも、ツル性の植物です。 地面に這って咲いている事が多いです。
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湿原ではエゾリンドウの青色が目立つ季節となりました。 今日で8月も終わり。秋ですね。
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穏やかに晴れた今日は、マルハナバチ懸命に花粉を運んでいます。 エゾリンドウからエゾリンドウへと渡り歩き…お尻を出している姿が可愛いですね。
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雨や曇の日には、花をぎゅっと閉じてしまうエゾリンドウ。 晴れた本日は、花の中を開けっぴろげて。 雄しべや雌しべを観察させてくれます。 晴れた日限定で、花の中を見る事ができます。
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令和5年8月28日(月曜日)
いつもの年ですと9月中旬に開花するアケボノシュスラン。 もうすぐ開花です。待ち遠しい…。
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本日から3日間、天生協議会パトロール員と協力して、 木平分岐~籾糠分岐までの歩道を集中的に補修作業を行います。
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急坂のジグザグ路が歩きやすくなりました。
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第一目の作業が終了!
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令和5年8月24日(木曜日)
麓はまだまだ夏本番の暑さですが、天生へ上がって来ると時雨が多い、今年の夏です。 本日も午前中はシトシト雨に打たれました。
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カツラ門も雨に当たり、しっとりとしています。 晴れの日に比べ、カツラ門の荘厳で重厚な雰囲気をより深く感じられます。
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匠屋敷にはオオシラビソの木があります。 7月、オオシラビソは紫色の実をつけました。
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本日、オオシラビソの木の下のベンチの上をみると… このありさまです。 写真手前に落ちているのは、オオシラビソの実です。
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匠屋敷内に、このような跡が沢山あります。 計10ヶ所近くの跡を目撃しました。 リスがオオシラビソの実を食べた跡です。 コケの上に…
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枯れ木の上に…
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こちらの木の上にも。 先日、匠屋敷でリスがオオシラビソの実を抱えるとの目撃情報があったので、 恐らくリスの仕業に違いありません。 いまから、冬ごもりの準備でしょうか。
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地面にも。 リスはどんな場所を好んでお食事をするのか…。 本日の様子を見ていると、どんな場所でも良さそうです。 ただがむしゃらに実を囓るリスの姿が目に浮かぶようでした。
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令和5年8月22日(火曜日)
本日は、天生県立自然公園の合同パトロールが実施されました。 森林管理署、警察署、消防署、岐阜県、飛騨市、白川村等関係機関から22名が集まり、 籾糠山山頂ルートと木平湿原ルートに分かれてパトロールを行いました。
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天生パトロール員から新設サイン(道標)の説明を受けます。
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カラ谷湿原の木道を進みます。
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パトロール後、歩道が整備されていて歩き易いとの感想を多くいただきました。 皆さまお疲れさまでした。
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令和5年8月17日(木曜日)
本日の天生駐車場です。 しっとりとしています。 昨日の台風の影響が少し残っているのか、本日は1日雨でした。 雨の中でも入山者は4名でした。
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夏の花、ハクサンシャジンも開花しました。
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ハクサンシャジンも雨に濡れています。 この花も、濡れると透明になります。
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国道360号線沿いでは、クサボタンが咲いています。 マルハナバチが盛んに花から花へと渡り歩いています。
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サカハチチョウは、随分と羽が傷んでいます。 私が乾かしていた合羽の上で、暫く休んでいたようです。
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令和5年8月14日(月曜日)
天生峠(標高1290m)から籾糠山(標高1744m)に広がる「天生の森」はこの暑い最中でも、気温は25℃ほどでした。 お盆のこの日は20数名の入山者があり、涼を楽しまれました。 天生湿原はシラヒゲソウ、ワレモコウ、イワショウブなど夏花が咲き誇っていました。
本日の天生湿原
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天生湿原に咲くシラヒゲソウ、イワショウブ。
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カラ谷分岐付近で咲き始めたサラシナショウマ。
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カラ谷分岐付近で咲くソバナ。
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令和5年8月8日(火曜日)
本日の天生湿原。夏の空。夏真っ盛りです。
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本日は、歩荷の作業。 安全点検に来てくださった本署職員2名と森林官にお手伝い頂き、ヒノキの板材を背負い上げました。
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カラ谷湿原を進みます。 ここまではまだ穏やかでした。 この先、木平湿原までの間、800mほどはキツイ登り坂です。 暑い中、お手伝い頂いた皆さんに感謝です。 本日運び上げた板材で、木平湿原の木道補修を行います。
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只今、カラ谷湿原は色鮮やか。 マルバダケブキの黄色、ヤマトリカブトの紫色、ヤブデマリの赤。 このあと、白い穂のサラシナショウマの開花を待ちます。
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天生で確認できるアザミの種類は2種類です。 こちらは『ノリクラアザミ』。 アザミらしくない、穏やかな葉の形状が特徴です。
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こちらは『ヒダキセルアザミ』。 こちらも葉の形状…ギザギザと切れ込みがありますが、少し優しい感じが特徴です。 『飛騨』『乗鞍』とも、飛騨地方に由来のある名前が付いています。 特に『乗鞍』と付く植物は数が少ないので嬉しいですね。 (飛騨地方の学校の校歌には乗鞍の歌詞が高確率で歌われています。)
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令和5年8月7日(月曜日)
今日の天生湿原(標高1400m)は午前10時での気温は22度でした。
今日は木平湿原へ登り、「アブラガヤ」の刈り取り除去作業を行いました。 湿原内にはびこっていました。 湿原の乾燥地化を防ぐために以前から「アブラガヤ」の刈り取り除去作業を行っています。
標高1600m付近にある「木平湿原」。 モウセンゴケなど湿原植物があります。
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刈り取ったアブラガヤは二袋となりました。
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木平湿原に生えるモウセンゴケ。
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木平湿原に生えるモウセンゴケの花。
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天生湿原でエゾリンドウが咲きました。
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天生湿原の匠屋敷で揺籃を見つけました。 (オトシブミがミヤマナラの葉で作ったのでしょう)
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令和5年8月3日(木曜日)
夏真っ盛りの本日、青空の中にクロスした飛行機雲が見えます。 天生湿原もしっかりと暑いです。
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どんどんと花を増やしているシラヒゲソウ。 わんさかと咲いている姿は見応えがあります。
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シラヒゲソウのアップです。 繊細な花ですね。
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カラ谷湿原は、只今マルバダケブキの最盛期です。 まるで、ひまわり畑のような黄色の世界を楽しんでください。
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ワレモコウの赤紫色の花も湿原の中や湿原沿いに咲いています。 『吾もまた紅なり』と言われるくらい鮮やかな紅色です。
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ワレモコウの花は上側から順番に開いていきます。
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ハナウドの大きな葉。 葉っぱを観察していると…何かついています。
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大きな葉の上に小さなカタツムリ。 丁度居心地の良い場所なのでしょうか。
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令和5年7月31日(月曜日)
今日の天生湿原(標高1400m)は午前10時での気温は22度でした。
盛夏の天生湿原一帯は、シラヒゲソウの白い花が判るようになってきました。 その他では地味ではありますがアカバナ、ウメバチソウ、ホソバノヨツバムグラなど咲いてます。 カラ分岐付近ではマルバダケブキ、トリカブト、カニコウモリ、ミヤマシシウド、オオハナウド、カノツメソウなどが咲いてます。 普段は気に留めていなかったアマチャヅルは花をつけていました。 他には着生植物のツリシュスランが咲いていました。
本日の天生湿原。
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シラヒゲソウ
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写真左:アカバナ 写真右:ウメバチソウ
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写真左:ホソバノヨツバムグラ 写真右:コイチヨウラン
![](./attach/img/reiwa05-170.jpg) マルバダケブキ
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写真上:トリカブト 写真下:アクシバ
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この写真三枚の植物は、花だけ見ると違いが分かりにくいですが、 植物全体の大きさや葉の形などが違います。 写真上:カノツメソウ 写真中:ミヤマシシウド 写真下:オオハナウド
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こちらの二枚の植物も、花がよく似ています。 写真上:コウモリソウ 写真下:カニコウモリ
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写真上:キツリフネ 写真下:アマチャヅル
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今年初見です。アキノキリンソウ
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写真上:オオバスノキの実 写真下:ツルリンドウ
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着生植物のツリシュスラン
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令和5年7月10日(月曜日)
今日の「天生の森」は蒸し暑い日でした。平日でいつ雨が降るかわからないこの日は入山者は少なく静かでした。 天生湿原(標高1400m)を廻る登山道は木道部分が多く、湿原内では傾き等が出てきます。私達GSSは天生県立自然公園協議会のパトロール員と協力しながらこの日も木道を整備しました。 登山者から「ご苦労様です」の励ましのお声を戴きありがとうございます。 天生湿原の夏花シラヒゲソウが少しずつ咲き始めています。湿原歩道をゆっくりと巡って楽しんでください。 写真は天生湿原西側廻から撮影しました。
咲き始めたシラヒゲソウ。
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咲き始めたシラヒゲソウ。
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木道整備作業。
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ニッコウキスゲが咲く天生湿原。
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ニッコウキスゲ。
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令和5年7月6日(木曜日)
先日、白木峰のパトロール中に出会ったお母様が、本日は天生の山へ来てくださいました。 お仲間と共に、天生の花を楽しんでくださいました。
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ササユリが満開の天生湿原で、植物の話をしています。
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そして、本日の1番の目的であった『フガクスズムシソウ』を皆で見上げています。 今が盛りのフガクスズムシソウ。大変喜んでいただきました。 白木峰登山道で一昨日出会ったのがご縁で、本日は天生の山を訪れてくださいました。 自然を愛する人の輪が広がるのは嬉しいことです。 私たちGSSは、啓蒙活動はもちろんの事、人とコミュニケーションも大切にしながら業務を行っています。
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本日の天生湿原、ニッコウキスゲが満開です。
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ササユリも満開です。
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そして、仲良く並んで咲くニッコウキスゲとササユリです。
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登山道沿いの『ツルアリドオシ』は蕾がふくらみ始めました。 咲いた姿も良いけれど…蕾の時期が愛おしくて可愛いと思うのは私だけでしょうか…?
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『ツルアリドオシ』双子で咲くのが通常です。
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ショウキランもまだまだ咲いています。 一株で何輪も花を付けるものもありますが、一輪咲きは品があります。
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本日確認しました! シラヒゲソウです。 今年初確認。2輪見つけました。 まだ、寂しそうに咲いていますが、これからシーズンを迎えると、湿原がシラヒゲソウ一色になりますよ。
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令和5年6月29日(木曜日)
本日のカツラ門です。 チラチラと差し込む薄日が心地よいです。 天気予報がはずれてくれたおかげで、雨に遭わずに1日の仕事を終える事ができました。
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2日前、まだ蕾だった『ショウキラン』。 今日は見事に開花していました。 葉緑体を持たない、不思議なランです。
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本日は、この急登を登り…山頂までの巡視活動を行いました。 籾糠山名物!頂上直下の見上げたくない階段です。
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籾糠山頂上到着です。 昨年完成した、新しい標柱が輝いて見えます。
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本日頂上標高1744mの頂上の気温は20℃。 見晴らしは、この通り。 厚い雲がずっしりとかかっています。
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只今、頂上を賑わしてくれている『ハクサンシャクナゲ』です。 今週になって咲き始めました。 ハクサンシャクナゲの花期はあっという間です。
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ハクサンシャクナゲ…まだ蕾もありましたが、 今咲いている花は明日からの雨に打たれてしまうだろう…と予測しています。
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今年もオオシラビソの実が綺麗な青紫色に実っています。 籾糠山の頂上から、よく観察することができます。
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令和5年6月27日(火曜日)
本日の始まりは、『コブヤハズカミキリ』から。 枯れ木や枯れ葉の近くで見つける事が多い、コブヤハズカミキリですが、 珍しく青々とした葉の上に立っていました! いつもより凜々しく見えるのは、やはり新鮮な葉の上にいるからかな?
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天生湿原まで来ると、ニッコウキスゲの黄色が目に飛び込んできます。 ここ最近では、1番の開花かもしれません。 只今最盛期を迎えています。
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ニッコウキスゲ。 一株のつぼみの数を数えてみると、だいたい3個~5個です。 ニッコウキスゲは1日花。朝開き夕方になるとしぼみ…一度咲くとそれっきり…終わりを迎えます。 一株に付けた、つぼみが次から次へと開花を迎えるので、この時期は毎日楽しむ事ができます。
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天生湿原は、現在、 黄色『ニッコウキスゲ』 白色『ワタスゲ』 赤紫色『サワラン(別名アサヒラン)』の三色に染まっています。 サワランは地面に近い所をよく見ると…見えてきます。
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本日、今年1号を確認しました。 『ショウキラン』です。 今年も鍾馗様の時期がやってきました! 神出鬼没のショウキラン。 腐生植物です。最近では腐生植物の事を、『菌従属栄養植物』というようです。 植物の世界の時代の流れにも付いていかなければなりませんね。
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『フガクスズムシソウ』も今が最盛期です。 毎回、顔を見る度に笑顔になれる植物の一つです。 今年も、天生のコアなフガクスズムシソウのファンが沢山訪れています。 同じ喜びを共有できる人が集まる場は、とても楽しいです。
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今日も今日とて…GSSは歩荷作業。 これから始まる歩道修繕作業の為に、毎回コツコツと杭を運び上げます。 顔は笑顔ですが、なかなかの重量を背負っています!!
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令和5年6月26日(月曜日)
写真の前段:今日の「天生の森」へは飛騨市立河合小学校の遠足で入山されました。 籾糠山山頂(1744m)へ登る組。 カツラ門、木平湿原へ登る組等に分かれての登山遠足です。 梅雨の晴れ間の遠足登山。元気で笑顔で登っていました。
この日の私達GSSは先週に引き続き、登山道整備のための杭を背負子で歩荷しました。 この秋には登山道の集中補修が行われます。皆さんが歩きやすい登山道にするために行う補修です。 重い歩荷ではありますが「天生の森」を皆さんに楽しんでいただくために今日も頑張ってきました。
杭の歩荷40本背負いました。
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杭の歩荷急登は厳しい!
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籾糠山には三本のルートがあります。そのうちのブナ探勝路を点検して下りました。
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ブナ探勝路の仮補修をしました。
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ブナ探勝路の仮補修をしました。
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天生湿原の今は咲く花数が少ないようです。
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天生湿原に咲くワタスゲです。
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登山口から600m地点の展望地から見た飛騨山脈。
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なかなか気づかれない花。ゴヨウイチゴです。
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ミヤマカラマツ。
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白いギンリョウソウが多い中、いぶし銀のようなギンリョウソウがありました。
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この日歩きをグラフにしてみました。
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令和5年6月22日(木曜日)
本日は、梅雨真っ只中の天気でした。 そんな中でも、天生にはコアな登山者がいます。 写真を撮るには絶好の天気…と言いながら、『雨粒』の写真を撮りたい…と話して見えました。 雨粒の事を、英語でレインドロップスと言うようです!言い方一つで、随分芸術的に聞こえます。
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只今、駐車場脇で『ベニバナイチヤクソウ』が最盛期を迎えています。 丁度開花を迎えたところで、1番良い時ですね。 レインドロップスがしっかりと付いていました!
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木平湿原も、梅雨のしっとり感を纏って、水墨画のような景色を作り出しています。
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今年、天生湿原ではツマトリソウが咲き年でした。 例年より多く見る事ができました。 こんなにツマトリソウが咲くのか!と随分驚きました。 こちらは、本日の木平湿原のツマトリソウです。
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過去にツマトリソウを見る事が少なかった木平湿原でも、ツマトリソウの白い絨毯が…。 木平湿原は、天生湿原と比べて植生が随分と少ないのです。 ここでツマトリソウを見た記憶はほとんどありません。 自然界はいつも予想が付かない展開を見せてくれます。
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雨の中の歩荷作業。 合羽を着ての重労働は、サウナと同じ効果がありそうです。 汗、たっぷりかけます!
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令和5年6月19日(月曜日)
今日の「天生の森」への入山者は49名でした。梅雨の晴れ間で多くの登山者は籾糠山山頂(1744m)へ登られました。 この時期は開花している植物は少なく、登山道脇の草むらに眼を配りながらの花探しとなります。 私達GSSは入山者の安全配慮、景観への配慮など協議会のパトロール員と協力しながらの作業も進めます。 この日は登山道木製標識の撤収作業を行いました。 昨年に新しい天生の森のサイン(標識)が設置されました。(令和4年10月31日(月曜日)活動報告を参照) 旧サイン(標識)は一冬現地に保管されていましたがパトロール員等で登山口まで歩荷下げをしています。 各自、背負子で荷下げです。登山道を3kmほど担がなくてはなりません。 重い歩荷ではありますが「天生の森」を皆さんに楽しんでいただくために頑張っています。
ニッコウキスゲが咲き始めた天生湿原。
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天生湿原のモリアオガエルの卵。
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籾糠山山頂の新しくなったサイン(標識)
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籾糠山山頂の旧サイン(標識)
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現地までは登山道を維持修理する木製杭を歩荷しました。
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帰り道は旧サインを背負子で歩荷し登山口まで下げます。
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旧サインを背負子で歩荷し登山口まで下げます。
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アカモノが咲き始めました。
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ゴゼンタチバナも最盛期です。
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ツマトリソウ…今年は湿原内に沢山咲いてます。 ツマトリソウの当たり年と言っても良いかもしれません。
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マイヅルソウは登山道脇で見る事ができます。
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タニギキョウが咲き始めました。
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サイハイランも咲き始めました。
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ヤブデマリがようやく開花。
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コケイランも開花しています。
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ノビネチドリはランの仲間です。
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天生湿原でホロムイソウが咲き始めました。
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オオバミゾホオズキはカラ谷登山道の谷筋で見られます。
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令和5年6月15日(木曜日)
本日の天生湿原です。 梅雨まっただ中の本日。 昨日は結構な雨降りでしたが、本日は一瞬だけ雨に打たれました。 咲き年とはなりませんでしたが、『コバイケイソウ』がチラチラと咲いています。
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こちらがコバイケイソウ。只今満開です。 立ち姿が美しいです。
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本日は、岐阜県の環境課より自然保護員の方がパトロールに来てくださいました。 お互いの情報交換をしつつ、天生の植物にも大変興味を持って頂きました。 パトロールお疲れさまです。
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金沢市と西宮市からお越しのお二人です。 お二人とも花が大好きです。 天生の森全てに、心を躍らせてくださっています。 写真左側の男性は、毎週のように金沢から天生を訪れてくださる、天生界隈では有名な方です。 掲載許可を頂き、こちらのブログに初登場して頂きました。いつもありがとうございます!
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人気爆発の『サンカヨウ』も終盤を迎えています。 奇跡的に残っているのを見つけました。
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もうこの通り…花弁はほとんど散っています。 しかし、雨模様の本日は透明感たっぷりです。
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サンカヨウ、花の終盤頃にスケルトンになりやすい…という噂があります。 葉の上で散ってしまった花びらのスケルトンも又良し!ですね。
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令和5年6月13日(火曜日)
本日の、登山者女性4名です。 掲載許可を頂きました。 『カツラ門前』と『ミズバショウ群生地』のベンチで、天生の空気を沢山吸って…満喫してくださいました。 カツラ門とミズバショウ群生地は、のんびりするスペースとしてお勧めの場所です。
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湿原の周囲を歩くのは気持ち良いですね。 又、気分転換に来てください。
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本日は、こちらのベンチを修繕します。 土台がボロボロになって不安定です。
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昨年、危険木として伐倒したヤチダモの木を、土台として利用します。 GSSの七つ道具の一つ、背負子に付けて、運びます。
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このヤチダモの木、思いの外に重量があり、背負うとズシッと肩にのしかかります。 重たい荷物も一歩ずつ、コツコツと運びます。
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土台を安定させる為に、鍬をいれます。
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小1時間かけて完成したベンチです。 これで、不安なく座って頂く事ができます。 作業が終わり、整った現場を見ると、気持ち良いですね。
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こちらは、天生の森でよく見かける『ベニヒラタムシ』です。 肉食性の昆虫で、腐った木の中などで見かけます。
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作業の時の楽しみの一つは、珍しい昆虫に出会える事です。 ベニヒラタムシによく似ているけど…こちらは青色…。 なんだろう?と調べてみると『ルリヒラタムシ』でした。 ルリヒラタムシは、岐阜県のレッドデータブックにも掲載されています。 珍しい昆虫との出会いに嬉しくなります。
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本日開花第1号を確認『アカモノ』です。 アカモノが咲き始めると又賑やかになります。
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令和5年6月12日(月曜日)
今日は1日小雨で静かな天生の森でした。 雨の日の登山道は滑りやすく、特に木道は滑りやすくなっています。 私たちGSSは入山者の歩行の安全にも気を配ります。木道の傾きなど点検修理します。 入山者が少ない日は作業が捗ります。 GSSの七つ道具は、鉈・手鋸・背負子・鶴付き唐鍬・バール・金槌付き鍬などです。 道具を使って登山道の維持補修等を行いました。 作業の合間を見て植物観察をしました。 ツマトリソウの花が何となく透明化部分がありました。ラッキー! 雨の日の「白い花」は透明化?サンカヨウの花ほどではありませんが何となく透明に見えたのです。 雨の日も楽しい天生の森でした。
初夏のコバイケイソウが咲く天生湿原。
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雨の散策を楽しむ入山者。
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ウワミズザクラとモリアオガエルの卵。
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木道の滑り止め横木が朽ちて釘が出てました。事故を防ぐため釘を抜きました。
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傾いた木道を直します。今日は3ヶ所補修しました。
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古くなった「立ち入り禁止用」の杭を片付けます。
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雨で濡れたツマトリソウ。透明化?
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他のツマトリソウも何となく透明化しているような、してないような?
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チゴユリも雨で濡れてますが透明にはなっていないようです。
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タニウツギが咲き始めました(上) ヤマボウシはまだ蕾状態です(下)
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イモリが歩道に出てきました。お腹の赤いイモリなのでアカハライモリと言います。 飛騨では『アカベラ』とも言います。
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令和5年6月8日(木曜日)
天生の森林はこの時期、セミの大合唱です。 その多くはハルゼミやエゾハルゼミです。
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湿原は春の花が終わり、夏の花を待っています。
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ミヤマナラの花が沢山垂れ下がっています。
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どこから花が出てくるのだろう?と観察していると…。 枝と葉の付け根から何やらニョキニョキと…。
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花が出てきます。
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地味な雰囲気ですが、よく見るとミヤマナラの花、可愛いです。
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令和5年6月6日(火曜日)
本日の天生湿原です。 新緑も出揃い、梅雨期のしっとりとした湿原です。
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本日も多くの登山客の皆さまと言葉を交わします。 私たちの職務内容の一つ『啓蒙活動』は、コミニュケーションを取る事、と理解しています。
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撮影許可を頂き掲載しています。 岐阜市方面からお越しの女性3名、天生の森林の歩道は歩きやすい!とお褒めの言葉を頂きました。 情報交換も大事な仕事です。 能郷白山ではノウゴウイチゴの数が減ってきている、との事。 天生には沢山ノウゴウイチゴがありますね、と話してくださいました。
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こちらがノウゴウイチゴです。 岐阜県西濃地方の能郷白山がその語源となっています。
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令和5年6月5日(月曜日)
今日の「天生の森」は、梅雨の晴れ間で爽やかな森でした。 ミズバショウ、ニリンソウなどの春の花々は終わり、徐々に夏花へと移り変わっています。 先週、NHK朝の連続ドラマで「ヒルムシロ」が出ました。 岐阜県飛騨地方の湿原には「ヒルムシロ」が生育しています。 ここ「天生の森」にもヒルムシロが生育しています。 湿原の植物は他にも多く生育しています。モウセンゴケもそうです。本格的な夏を迎え湿原散策が楽しくなりそうです。
ヒルムシロ(蛭蓆)です。 時期的にはまだまだこれからです。 今後の成長が楽しみな植物です。
![](./attach/img/reiwa05-51.jpg) 天生湿原のコバイケイソウ(小梅蕙草)今年もチラチラと咲いてくれそうです。
![](./attach/img/reiwa05-52.jpg) チゴユリ(稚児百合)も一気に開花し始め、この群生です。
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オオマムシグサ(大蝮草)は奇妙な色合いと形が目を惹きます。
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(上)ホウチャクソウ(宝鐸草)(下)モウセンゴケ(毛氈苔)
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ラショウモンカズラ(羅生門葛)
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(上)ゴゼンタチバナ(御前橘)は咲き始め。 (下)タテヤマリンドウ(立山竜胆)はまだまだ開花中です。
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マイズルソウ(舞鶴草)は徐々に花が咲き始めています。
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(上)アカモノ(赤物)はまだ蕾の状態。 (下)ギンリョウソウ(銀竜草)も咲き始めです。
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(上)ツルアリドオシ(蔓蟻通し)昨年の赤い実がまだ残っていました。 (下)ノウゴウイチゴ(能郷苺)花が終わり結実しています。
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天生湿原のワタスゲ(綿菅)は本日開花を確認しました。ズーム付きカメラで開花しているのが判ります。
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天生湿原のヒメシャクナゲ(姫石楠花)は肉眼では判りませんがズームカメラで判る程度です。
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令和5年6月1日(水曜日)
梅雨入り後も晴れの天生湿原。 本日も多くの登山客で賑わっていました。
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天生のいつものこの風景。 小さい湿原に手作りの木道が続きます。
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雨の日の透明サンカヨウはレア感がありますが、 晴れの日のサンカヨウも良いですよ。 カラ谷登山道ではまだまだ見頃です。
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今年は、コバイケイソウ…蕾は少なめかと思っていましたが、 思いの外、咲いてくれるかもしれません。
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本日、天生協議会のパトロール員は、歩道の横木の材料作りをしていました。 現地の倒木を利用して歩道の幅に合わせて材料を刻みます。
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グリーンサポートスタッフは本日は材料運びの作業です。 重たい木材を背負ってもこの笑顔です。 仕事は楽しく!が1番です。
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夕方は台風の影響があってか、風が強くなりました。 アズキナシの枝が折れて花が落ちていました。 アズキナシも今が満開です。
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令和5年5月30日(火曜日)
梅雨入りの翌日、本日は心地の良い快晴でした。 今日は、心から天生の花を楽しんでくださるお客様と沢山出会いました。
本日のカツラ門です。 5月の太陽に照らされて、緑が輝いています。
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心から自然の花々を楽しんでくださるお客様はこんなお花を好みます。 本日、何件もお問い合わせがありご案内した『ルイヨウボタン』です。 花の色は葉の色とほとんど変わらない…。 一見地味に見えるけど健気に咲いている花を、花のツウ達は探し求めています。
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ザゼンゾウも、葉の下を覗いて見ると花に出会う事ができます。 この大きな葉の下の陰に、ひっそりと咲いています。 この写真にも写っているのですが、陰になって見にくいですね。
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こんにちは。 こちらが、ザゼンソウの花。 本当の花と言われる部分は、黄色く見えるブツブツの1つ1つです。
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こちら、ツクバネソウの蕾です。 ここから、写真5枚に渡って『ツクバネソウ』の開花の様子を見ていきます。 まだ固く口を閉ざしていますね。
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うっすらと半目を開けているような…。
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ようやく目を開けてくれました。 でもまだ完成ではないですよ!!
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ここから萼が反り返ります。 あと1枚!まだ片手があがったままです。
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これで完成。 なかなか芸術でしょ? なぜツクバネソウと名付けられたか。 それは、この先のお楽しみ…果実になってからです。 果実が付くと、羽根つきの羽にみえます。 なんとなく想像がつきますね。
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令和5年5月29日(月曜日)
本日、東海地方が梅雨入りとなりました。 「天生の森」も雨に打たれてしっとりとしています。このような天候でもGSSは活動をします。 登山道の状況など見て廻ります。また植物の開花状況なども確認します。 「天生の森」は私達GSSの他に協議会のパトロール員も活動しています。 お互いに意思疎通をはかりながら共同でパトロール等を行っています。 本日は入山者がいないため、協議会のパトロール員と一緒に山を見て廻りました。 いつもは川底が出ていますが、降雨量が多く対岸へ渡れない個所がありました。 入山者がなく静かな森歩きでしたが、花々を観察しながらの歩きが楽しめました。 雨の日は「サンカヨウ」の花は妖精のような姿で綺麗でした。また、ミドリニリンソウも見ることができました。
降雨で増水したカラ谷分岐の沢。
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降雨で増水したブナ探勝路へ渡る沢。
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雨でスケルトンのサンカヨウ。
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雨でスケルトンのサンカヨウ。
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カラ谷分岐付近のミドリニリンソウ。
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見分けがつきますか?(上)ニリンソウ(下)サンリンソウ
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カラ谷登山道で見ることできるキヌガサソウ。
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(上)クルマバツクバネソウ(下)コチャルメルソウ
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まだ咲き始めです。(上)コバイケイソウ(下)ラショウモンカズラ
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今年は多いのかな?(上)ルイヨウボタン(下)ミヤマカラマツ
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雨で水かさを増した天生湿原でミツガシワが咲き始めました。
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湿原の水が増えて水没状態のミズバショウ。
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登山道の標識を熊が齧った後です。
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付近に熊の足跡がありました。
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令和5年5月25日(木曜日)
今、天生へ向かう国道360号線沿いでは、トチの大木が沢山の花を咲かせています。 遠くから見るとソフトクリーム!! 甘くておいしそう…。
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天生の園内のトチノキはまだこんな蕾です。
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少しずつ開き初めたトチの葉です。 この姿を見て、誰があの大きなトチの葉を想像できるでしょうか。 まだ、か弱くて…細々とした赤ちゃん葉っぱです。
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エンレイソウも今が満開です。
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ミヤマカタバミは純白の白。
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ほのかにピンクがかったミヤマカタバミもあります。
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ミヤマカタバミの注目すべき点は、ずばり!ハート型の葉っぱです。 これを見つけた人はきっと幸せになれる『三つ葉のハート』。
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令和5年5月23日(火曜日)
今年も鳥獣被害防止策(電気柵)の設置作業を行いました。 作業には多くの方にご協力頂きました。 本日作業に携わってくださった皆さま、お疲れさまでした。
これが天生の5段構えの電気柵です。 左側に立っているのが、太陽光を利用した電源です。
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飛騨市議会議員の3名の方が協力してくださいました。
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作業は順調に進みます。
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作業後にこの笑顔。 飛騨森林管理署の若手職員も参加しました。
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今日は作業開始時残念な雨…。 しかし、今人気爆発中の『雨に濡れたサンカヨウ』を見ることができました。 スケルトンです。
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作業後に植物の説明のを受ける飛騨市議会議員さん方です。
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令和5年5月22日(月曜日)
この冬は例年に比べ積雪は少なく、天生の幕開けは早いです。 天生へのアクセス道国道360号線の冬季閉鎖は5月19日金曜日10時30分に解除となりました。
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但し!!注意が必要です。 天生峠から白川村方面は引き続き冬季閉鎖中です。 天生へお越しの際は、白川村からのアクセスはできません。 河合村側からお越しください。
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本日の登山道入口の様子です。 入口には雪はありません。 天生でこの時期に雪が全くないのも珍しい事です。 園内の雪状況も頂上直下に少量残るのみです。
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駐車場にも雪はありませんね。
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天生の遅い春がやってきます。 春の花が一気に咲き始めます。
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ブナの新緑も美しいですね。
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