平成27年10月30日(金曜日)
本日で今年度の天生GSS、仕事納めです。 私たちは、6月から5ヶ月間、仕事の合間に四季の移ろいを楽しむ事ができました。 本日は、第二湿原の変化の様子を定点で撮影してきた写真をアップします。 湿原の変化をお楽しみください。
5ヶ月間、私たちのブログをご覧頂いた皆さま、ありがとうございました。 私たちは、「天生」の良さを少しでも多くの方に知って頂きたいとの一心で、勤務の日ごとに記事を作成してきましたが、 なかなかリアルタイムでお届けできていない事は残念な限りです。(組織の都合上というものなのでしょうか…。) 今後は、私たちのブログ記事がもっと有効的に活用されるよう、心から願っています。 又、私たちに機会が与えられれば、皆さまの目に留まるような記事作を目指したいと思います。 それでは、、 今から豪雪期を迎える天生の木々・花々を夢の中で想像しながら、来年の雪解けまで皆さまお元気で。
平成27年10月29日(木曜日)
公園内の樹木が、全て落葉してしまいました。園内各所の様子です。 まずは、登山口より400m付近です。
第2湿原の入口(北休憩所)付近です。
南休憩所より第2湿原を眺めました。
南休憩所よりカラ谷分岐へ。
カラ谷分岐周辺の様子です。
ミズバショウ群生地の様子です。
平成27年10月26日(月曜日)
「冬芽」を沢山撮ってみました。 樹木の種類によって冬芽の型も様々ですね。
本日の籾糠山頂からの展望です。アルプスが素晴らしく綺麗に見えました。 御岳山の噴煙もはっきりと確認出来ました。
平成27年10月22日(木曜日)
園内は、落葉真っ盛りです。 湿原(匠屋敷付近)の様子です。
落葉の中・・ナナカマドの真っ赤な実が、見事に生えます。
籾糠山頂より木平方面を展望しました。山肌全体が茶色くなって、紅葉の終わりを告げていました。
ブナ探勝路の登山道に降り積もった、ブナの落葉です。踏みしめると「さらさら」と音を立てて、ふんわりと気持ち良かったです。
平成27年10月19日(月曜日)
あっという間に落葉が始まりました。 湿原(匠屋敷)から湿原西回り方面の展望です。
ブナの落葉も始まりました。
籾糠山の山頂より木平方面の展望です。遠景のアルプスは、雲に隠れていました。
木平湿原の様子です。落葉が進み・・さみしく感じました。
平成27年10月15日(木曜日)
本日は、晴天に恵まれて最高の紅葉日和でした。 天生内の紅葉状況などをまとめてご紹介します。 まずは、湿原(匠屋敷)より湿原西回り方面を展望した様子です。
カラ谷分岐のカツラの巨木です。一面に、甘い香りが滞っています。
カラ谷のせせらぎに、気持ちよさそうに泳いでいるイワナを見つけました。
見事なブナの紅葉です。
カツラ門付近の様子です。
木平探勝路より、籾糠山を眺めました。
木平湿原の紅葉です。
平成27年10月14日(水曜日)
本日は、遠くのアルプスの冠雪の様子もはっきりと展望できました。
こちらは、ミヤマナラです。コナラに似ていますが、標高が高い場所で生えると、樹高もあまり伸びません。
最近倒木があり、その上で見つけたヤシャビシャクです。 絶滅危惧種に指定されています。
こんな実をつけています。
平成27年10月11日(日曜日)
本日は「匠まつり」が厳かに執り行われました。 このお祭りは、例年10月第2日曜日に天生湿原にある匠屋敷で行われる伝統的な行事です。 今年は悪天候となったため、ふもとの河合町元田地内の施設で行われました。
匠まつりに奉納される伝統的な獅子舞です。 金蔵は、地域の子供(女子)が舞いました。
3種類の獅子舞が奉納されましたが、随所に択一された技が見られました。
息の合った獅子と金蔵の舞に、会場からは大きな拍手が送られていました。
平成27年10月9日(金曜日)
本日は、白い綿毛の種子をもった植物を集めてみました。 まずは、アキノキリンソウ。夏が過ぎた頃に黄色い花を楽しませてくれました。
こちらは、マルバダケブキです。 夏場の立ち姿も凛々しかったですが、綿毛も豪快に開いています。
こちらはカニコウモリ。
アップでみると、なんとも繊細です。 どこまでも飛んで行きそうですね。
平成27年10月8日(木曜日)
こんな色になっていますが、エゾリンドウです。 鮮やかだった青色の色も抜け、まるでドライフラワーのようになっています。
こちらは、シラネセンキュウのようです。 こんな姿も又、芸術的ではありませんか。
ノリクラアザミもこんな姿です。
テンニンソウ。まだ穂はしっかりしています。
平成27年10月5日(月曜日)
本日の湿原の様子です。 先週と比べて、「赤色」が増えてきた気がします。 いよいよ、紅葉の季節ですね。
こちらは、エゾシロネです。 9月28日の写真です。 丁度1週間前には、まだまだエネルギッシュな姿です。
こちらは、本日のエゾシロネ。 この1週間の間に見事に赤く紅葉しました。 立ち姿も少ししっとりとした気がします。
こちら、葉の付け根にこのような花をつけています。
平成27年10月2日(金曜日)
秋が深まるにつれて、夏場に色彩豊かだった花々も又違った顔をみせてくれます。 そんな花々の秋の様子をお伝えします。 まずは、夏場は鮮やかな黄色だったニッコウキスゲの実です。
中には黒い種もみえます。 地味なようですが、しっかり来年の種を育んでいます。
こちらはササユリの実です。 まだ緑色ですね。
そして、これは夏場は白色の花を楽しませてくれたコバイケイソウです。 こんな姿になっています。
こちらはタマガワホトトギスです。 葉はまだ緑色です。
タマガワホトトギスこんな実をつけます。
平成27年10月1日(木曜日)
本日は、「ブナ探勝路」特集です。 山頂に向かって、右側の登山道。 ブナ原生林の中の、尾根道を登っていきます。 山頂を目指す方には、1番最短のルートです。 まずは、登り初めてすぐに迎えてくれるブナ原生林の様子です。
こちらはブナの実です。 この時期、はじけた状態のブナの実をよく見かけます。
ブナ探勝路の登山道はぬかるみが多く、登山靴で歩くのが大変でした。 そこへ、倒木等を利用した「板」を敷いてくださいました。 登山靴でも、雨降り後でも歩きやすくなりました。
全ての作業を人力で行う為、手間と時間がかかり、体力を使う作業です。 私たちも、そのご苦労に感謝しながら歩かせてもらっています。 皆さんも、是非一度歩いてみてください。
こちらは、歩道沿いにあるブナの倒木にびっしり付いたキノコです。 色んな種類のものが見られて面白いです。 注意:毒キノコも含まれています。
こちらも、本日ブナ探勝路で確認しました。 クマの糞のようです。 この時期のクマは、木の実(ミズキ・ウワミズザクラ等)を沢山食べています。
平成27年9月25日(金曜日)
本日の湿原です。 秋が足音を立ててそこまでやって来ています。 草紅葉(くさもみじ)がこんな感じに進んでいます。
ツタウルシも、いち早く赤く染まりました。 遠くからでも目をひきます。
そして、下から見上げると又美しい、ヤマウルシの紅葉です。
登山口150mほど登った所にあるヤマボウシの実もこんなに熟しました。 美味しそうな色をしていますが、実際食べても美味しい実です。
ちなみに、ほんの二週間ほど前、9月10日の同じ実です。 この数日の色の変化に驚かされます。自然の力はすごいですね。
平成27年9月24日(木曜日)
今回は、ツクバネソウシリーズです。 比較ができるように、春先からの写真も入れて掲載します。 まずは、6月のツクバネソウです。 エネルギッシュな姿です。 頂上部が花です。
同じくツクバネソウ。8月初旬頃です。 頂上部の実が膨らんできています。
8月下旬頃のツクバネソウです。 実が熟しています。
先ほどは4枚葉のツクバネソウでしたが、こちらは5枚葉です。
こんな感じに紫黒くなるのですね。
本日のツクバネソウ。 実が落ちました。 実が乗っていた台座が赤くなっています。
シリーズの付録です。 こちらは、クルマバツクバネソウです。 葉は車の車輪のように6~8枚つけます。 6月の写真です。葯に囲まれた子房部はまだ緑色です。
こちらは、8月下旬です。 ツクバネソウと同じく、実は紫黒色に熟しています。
平成27年9月18日(金曜日)
本日は「つる性植物」をご紹介します。 まずは現在実が大きくなって食べ頃?のミヤマニガウリです。
口に入れると香りはキュウリのようですが、名前の通り苦みがあります。
そしてこちらは、ツルニンジン別名ジイソブです。 別名は、長野の方言で「おじいさんのそばかす」という意味があるそうです。
花の中をのぞくと五角形の模様がみえます。
こちらはツルリンドウ。 地面に這うように咲いている事が多く、あまり目立ちませんが、この時期咲いてくれます。
このように、きれいに笹に巻き付いているツルリンドウも見つけました。
花を覗くときれいな星形です。
もう花は終盤で、赤い実をつけているものもあります。 花の頃とは違って、実はこんなに目立つ色をしています。
ホソバノツルリンドウ。 こちらはまだ蕾です。 これから開花が楽しみな花です。
平成27年9月17日(木曜日)
本日は「カニコウモリ」をご紹介します。 葉の型が、カニのようでもあり、コウモリが羽を広げたようでもあります。 花が咲いていなくても、存在感のある葉なので、よく目につきます。
8月下旬からこの時期にかけて、細長く白い花をたくさんつけます。
こちらは、「オオカニコウモリ」です。 カニコウモリと違って、葉や茎が少し黒っぽく、花を上部につけます。
天生では、どちらも登山道沿いで見ることができます。 違いを見ながら歩くと楽しいですよ。
開花した花の様子です。 白く細長いツボミが「くるん」と開きます。
平成27年9月14日(月曜日)
本日は、「木平」特集です。 天生にある3つの登山道のうち、1番距離の長いルートです。 まずは、カラ谷分岐から登り初めて最初に出会うブナの原生林です。 歩道を歩いていると、ブナの大木に囲まれます。 自然の雄大さを感じます。
オオカメノキも赤い実をつけています。 本日は、晴天で9月にしては涼しく、歩いていて爽快でした。 山歩きには最適な日和です。
途中、紅葉の進んだ葉を集めてみました。 色んな色や形があり楽しいですね。
こちらは、木平湿原の様子です。 ここが、天生の中で1番標高の高い「高層湿原」です。 除々に色付き始め、秋の香りがします。
湿原から更に足を進めると、ナナカマドの実に出会います。 すっかり赤色で鮮やかです。
平成27年9月11日(金曜日)
こちらは、9月8日に見つけたギフチョウの幼虫です。 登山口のフキの葉についていました。 すぐ側には、ギフチョウのエサであるヒメカンアオイも生えています。
そして、本日、同じ葉を見てみるとサナギになっていました! ギフチョウはサナギの状態で越冬するそうです。 来年雪解けには、元気に巣立ってほしいですね。
こちらもはカラ谷分岐で見つけた幼虫です。 蝶、もしくは蛾かもしれません。 葉もついていない枝に凛としていましたので、恐らくここでサナギになるのでしょうか?
平成27年9月10日(木曜日)
シダ植物のフユノハナワラビが穂を伸ばしています。 カンワラビとも呼ばれ、冬の寒い間も緑の葉を保っています。 その為、盆栽にも使われるそうです。
こちらも深い緑色の葉「ノブキ」です。 フキの葉に似ている?気もします。
葉は大きいのに、こんな小さな花をつけます。
そして、こちらは常緑の富貴草「フッキソウ」です。 花は春先につけるそうで、私たちが入山する6月には見ることができませんでした。
平成27年9月8日(火曜日)
本日は、「カラ谷登山道」をご紹介します。 天生内にある「籾糠山」山頂に登るには3つのルートがあり、その真ん中のルートです。 カラ谷登山道の目玉といえば、なんと言っても「カツラ門」です。 カツラの老木が5本並んで立っています。 「ポスターでみて圧倒され、実物を見たくて来ました」という話しも良く聴きます。 カツラ門前には、ベンチも設置してあり、ゆっくりと自然の偉大さに浸るには最高の場所です。
このルートは、3つのルートの中で唯一谷沿いを登ります。 しかし、水の流れる音が聴けるのは、上の方(木平分岐の近く)だけです。 谷は、雪解け水や大雨の際は水流れがありますが、一年のほとんどの期間は涸れています。 こちらは、カツラ門のすぐ上で水流れがあった6月上旬の写真です。 真ん中の大きな岩がひと際目を引きます。
ふだんは涸れていますが、雨が降ると水が流れる箇所には、橋を渡しています。
そして、このルートのもう一つの見どころ「タコ岩」です。 タコの足が岩を抱いているように見えます。 岩を抱いているのはオオイタヤメイゲツ。これから紅葉が楽しみです。
平成27年9月7日(月曜日)
水芭蕉群生地では、サラシナショウマが満開です。
白い穂を伸ばして、小さな花を沢山つけます。
アップで撮ってみました。全体的には、私たちの背丈より高いですが、一つ一つの花はとっても繊細ですね。
こちらは、黄色の穂です。キンミズヒキです。
登山口で、開花を始めました。サラシナショウマとは全く違った型の花をつけます。
平成27年9月4日(金曜日)
現在、湿原周辺を彩っている花たちです。 青色が鮮やかなエゾリンドウ。
ツボミのように見えますが、これ以上開くことはありません。 雨の日は、堅く口を閉じていますが、晴れた日には、蜂が花の中を忙しく出入りしている所を見ることができます。 その為か、少しだけ口が開いたようにみえます。
こちらは黄色のアキノキリンソウ。
秋の花々を目にすると、秋の訪れを感じますね。
平成27年8月31日(月曜日)
本日は、ハリブキをご紹介します。 籾糠分岐から山頂へ向い、歩きだしたらすぐに出会う事ができます。 このように、トゲトゲした大きな葉で存在感があります。
7月の初旬には、こんな感じで穂がたっていました。
こちらは、8月下旬に赤い実をつけたところです。
そして、本日赤い実は落ちていました。葉がしっかりと受け止めて?くれています。
平成27年8月28日(金曜日)
現在の第2湿原の様子です。 天生湿原では、春先から途切れることなく様々な花を楽しむことができます。
よく見ると、白い花が沢山咲いています。
まずはウメバチソウ。 なんとなく、梅の花に似ていませんか?
こちらはシラヒゲソウ。 花弁を白い髭に例えてこの名前らしいです。 近くでみると、繊細な花弁です。
そして先日も紹介しましたが、イワショウブです。 今年の天生はイワショウブが例年に比べ沢山開花しました。 恐らく、そのおかげで湿原はいつもより白さが増したようですね。
平成27年8月27日(木曜日)
見て下さい!この綺麗な青色を! 自然の色です。
ツバメオモトが実をつけました。
6月にはこんな可憐な花をつけていました。
そして、こちらも自然が作り出す色彩です。 トチバニンジンの実です。 普通は赤い単色の実が多いそうですが、天生では先端部が黒くなる「想思子様人参」というものが見られます。
まだ実る前のトチバニンジン。8月上旬はまだ緑色でした。
平成27年8月24日(月曜日)
今、登山道を歩いていると、所々で甘い香りが漂ってきます。
香りの正体は満開を迎えつつあるリョウブです。 房状に白い花をつけます。
そして、こちらはミゾソバです。 この時期、湿原や湿原近くの歩道でも見られます。
近くで撮ってみました。 とても小さい花です。細長いつぼみを沢山つけているのが特徴です。
こちらは、以前にも紹介しました、アカバナです。 8月も下旬になると、長い穂を伸ばします。
アカバナも近くで撮ってみました。 ミゾソバと同じような場所に同じ位の目線で咲きます。 花の色もよく似ていますが、花や葉の型が全く違います。 似ているのは花の小ささと色合いだけです(笑)
平成27年8月21日(金曜日)
8月も下旬に入りました。天生の植物も、秋を感じる「実」を付け始めました。 今回は「赤い実」シリーズです。 まずは、アカモノの実です。よく実って美味しそう…。
こちらはゴゼンタチバナの実です。6月下旬頃には白い花が咲いていましたね。
登山道の至る所でみられる、オオカメノキの実です。こちらも初夏には白く華やかでした。
現在カラ谷湿原を鮮やかに彩ってくれているニワトコの実です。とても見事な赤色です。
タケシマランの実です。 花は下向きにつける為あまり目立ちませんでしたが、この時期、歩道を歩いていても目に止まるようになりました。
近くでみると、透明感のある赤玉です。
平成27年8月20日(木曜日)
本日のカラ谷湿原です。 この時期、多くの花が一斉に開花を迎え、彩り鮮やかです。 赤、黄、紫、白、緑…と私たちの目を楽しませてくれます。
こちらは、ヤマトリカブトです。 今が満開、見頃です。 穂の上部から開花します。下部の方がまだつぼみです。
マルバダケブキ。 背丈も人間より高く、葉も蕾も花も大きく存在感のある植物です。
ノリクラアザミも上から見下ろしてます。 葉の裏側が白いのが特徴です。
そして、赤いヤブデマリの実の手前に白いサラシナショウマです。 サラシナショウマはまだ蕾のものが多く、これから湿原を賑わしてくれます。
平成27年8月14日(金曜日)
本日は、湿原内木道の滑り止め対策の作業を行いました。
特に、木道に雨や雪が降ると、歩行の際滑りやすくなります。
登山客の皆さんにより安全に湿原内を散策して頂くために、滑り止めを設置しました。
作業中の様子です。
40cm間隔で滑り止めを設置しました。
木道は沢山あるので、順番に設置していきたいと思っています。
平成27年8月13日(木曜日)
本日は、コイチヨウランの開花を確認しました。 歩道沿いで、楽しむことができます。 まずは、こちら7月中旬頃に見つけた、コイチヨウランの葉です。
根元に一枚だけ葉をつけます。
こちらは、まだツボミが堅い頃です(8月6日)。
少しづつツボミが膨らんできました。
正面からみた、コイチョウランの花。 小さい花(1cmくらい)です。
今から、順番に開花を迎え、楽しませてくれそうです。
一株に4輪の花をつけてくれそうです。
平成27年8月7日(金曜日)
オオヤマサギソウ。ランの一種です。
こちらは、ミズバショウ群生地の入口で見ることができます。
上部はまだツボミです。下側から順番に咲いていくのですね。これからの時期、まだまだ楽しませてくれそうです。 比較的、見つけやすい場所にあるので、一度探してみてください!
一つ一つの花は小さいですが、アップにするとこんな形をしています。
平成27年8月6日(木曜日)
本日は、ジャンボな花を紹介します。夏場は、私たちの身長より高い花々が目立ちます。
写真でみるとあまり伝わらないかもしれませんが、実物をみると圧倒される花ばかりです。
まずは、オオウバユリです。
こちらは、マルバダケブキです。
そして、シシウドです。
こちらは遠目で見るとシシウドとよく似ていますが、花の形が少し違います。ハナウドです。
平成27年8月3日(月曜日)
本日湿原に咲いていた花達です。まずは、アカバナです。
こちらは、モウセンゴケの花が咲きました。小さい花ですが、湿原の至る所でみることができます。
こちらは、イワショウブです。
平成27年8月2日(日曜日)
本日は、飛騨市主催のオオバコ除去ボランティアが行われました。
みなさんご存じ、こちらのオオバコ、根っこから掘り起こして除去していきます。
暑い日差しの中での作業でしたが、参加者の皆さんのおかげで、除去されたオオバコが軽トラック約1台分になりました。
そして、午後からは天生のガイドさん達による散策会が行われました。皆さん満足の表情でした。
来年も又、多くの方の参加をお待ちしています。
平成27年7月30日(木曜日)
天生の花々、まだまだ今からも楽しめます。 まずは、シラヒゲソウです。本日開花を確認しました。
こちらは、アザミです。種類がいろいろありますが、こちらは湿原内に咲いていました。
湿原内を踏み荒らした跡が多くみられます。誰の仕業でしょう?
ミズバショウの芯を食い散らかした跡もみられます。
犯人は…この糞で判明しました!熊です。ミズバショウは美味しかったですかね?
平成27年7月27日(月曜日)
匠屋敷手前の湿原に咲くサギスゲも、綿毛を飛ばすばかりです。
こちらはワレモコウ。今開花を始めました。花は上から下へと開花します。
ここからは今が見頃のタマガワホトトギスです。
平成27年7月23日(木曜日)
今回は登山口付近に、只今開花中のウツボグサに集まる昆虫たちです。 花が咲くと賑やかになります。
まずはバッタです。なんとも愛嬌のある顔をみせてくれました。
ウツボグサの蜜を吸いにくるハチです。
チョウも何種類か集まってきます。
こちらは、花の上で羽休めをしている?トンボです。
平成27年7月16日(木曜日)
今回は、現在見頃を迎えているササユリです。第2湿原周辺で大輪を開いています。 写真を見ているだけで、花の香りが漂ってきそうですね。
歩道沿いで間近で見ることができます。
同じ天生に咲くササユリでも、少し離れた場所ではこのように赤が強い色になります。
こちらの写真は、天生へ向かう道すがらのお宅に咲くヤマユリです。 許可を得て撮影させて頂きました。 名前は似ていますが、雰囲気は違います。 並べて比べてみると面白いですね。
平成27年7月13日(月曜日)
天生にもトンボが避暑にあがってきました。季節を感じますね。
湿原に咲くサギスゲです。目一杯、羽根を開いてくれています。
本日みられた湿原の光景です。赤・黄・白の三色で彩られています。
湿原がワタスゲの絨毯で覆われました。
平成27年7月10日(金曜日)
今回は「ニッコウキスゲ」シリーズです。 現在、湿原内ではつぼみのものから花が終わったものまで、色々な姿を楽しめます。 一斉には開花しないのですね。 まずは、つぼみ。
少し膨らみました。もうすぐ開花かな。
開花しました。
しぼみました。
平成27年7月9日(木曜日)
今回は、小さい花シリーズです。 下をよく見ながら歩いていると出会うことができます。 まずは、湿原内に咲くヒメシャクナゲです。1枚目は上から撮りました。2枚目は下から見上げて撮ってみました。
次は、ヒメヘビイチゴです。黄色い花なので比較的目につきやすいですね。
カラ谷湿原で多くみられるクワガタソウです。木道の隙間に目をやると可愛く咲いています。
こちらは、ひっそりと咲いているタニギキョウです。よく見ると可憐です。
最後に葉が特徴的なオオクルマムグラです。白い小さい花です。
平成27年7月6日(月曜日)
本日は、雨降りでした。つのは出してくれませんでしたが、サンカヨウの葉の上でちょこんとお休み中?
今日はよく似た花シリーズです。 まずは、モミジカラマツです。線香花火のような花です。つぼみも可愛らしいのですよ。
次は、カラマツソウの白色です。モミジカラマツとよく似ていますが、よく見ると花の感じや葉が違います。
そして、こちらはカラマツソウの紫色です。色違いです。
平成27年7月3日(金曜日)
今回は、現在「カラ谷分岐」周辺に咲いている花をご紹介します。 まずは、カラ湿原入口付近のアカモノです。今が満開です。
次に、カラ谷分岐入口付近、沢沿いにあるヤブテマリです。
そして、カラ谷分岐から木平方面に向かった所にある、キヌガサソウです。花弁が薄ピンクから緑色に変化し、まもなく終花を迎えます。
最後に、カラ谷周辺に彩りを与えてくれているサイハイランです。
平成27年7月2日(木曜日)
6月26日に山開きが行われ、本日は沢山のお客さんが湿原周辺を散策されました。
図鑑でしか見る事ができなかったフガクスズムシソウ。感激の対面です。
別名「幽霊草」とも言われるギンリョウソウ。薄暗い林内に怪しげな姿を覗かせています。
湿原内のモウセンゴケ。食虫植物です。
平成27年6月29日(月曜日)
先日(6月19日)のサンショウウオの卵、少し成長したのが解るでしょうか…。卵の形状よりヒダサンショウウオではないかと思われます。
小さく可憐な花の様子を稚児にみたてたチゴユリです。
ワタスゲと比べて数は少ないですが、サギスゲも開花しています。
少し地味な色ですが、ツクバネソウも面白い形をみせてくれます。
平成27年6月26日(金曜日)
登山道入口は、靴洗い場や案内看板・受付テントを設置し、入山準備が整いました。
本日は関係者立会いのもと山開きが行われ、シーズンの安全祈願が行われました。
飛騨森林管理署長の玉串奉奠の様子。
ラッパのような型のオオバミゾホウズキです。ゴマの葉に似た葉をつけます。
平成27年6月25日(木曜日)
明日は待ちに待った山開きです。皆さまのお越しをお待ちしております! 今年はもう見納めとなったリュウキンカです。
今、満開で見頃のツマトリソウ。 小さくて白くて…見ていて飽きない可愛らしさです。
こちらも今が満開のウワミズザクラです。
近くで見ると、房状にびっしりと白い花をつけています。
平成27年6月22日(月曜日)
注意 一般の方々は、国道360 号線の通行止めにより、まだ入山できません。 いよいよ、6 月26日(金曜日)は天生の山開きです。 規制ロープ設置状況。
谷等足場の悪い箇所に橋をかけました。今週26日が山開きです。 皆さまをお迎えする準備が整いました。
湿原ではタテヤマリンドウが可愛らしく満開を迎えています。
籾糠山山頂付近では一面アカモノが満開です。
ゴゼンタチバナも見頃を迎えています。
平成27年6月19日(金曜日)
本日は雨降りでした。サンカヨウの花は水滴があたると、花びらが透明になります。
雨の中でしか見ることのできない光景です。
登山口よりおよそ150m 地点で見つけたヤマボウシです。
雨に打たれて少し悲しそうな姿をしています。
サンショウウオの卵を発見!頭と尾が分かる大きさになっていました。 天生では4種類ものサンショウウオが生息するそうです。
平成27年6月18日(木曜日)
注意 一般の方々は、国道360 号線の通行止めにより、まだ入山できません。 ミズバショウ群生地のミズバショウも終花を迎えました。 今年も素敵な光景をありがとう。
終花を迎えたミズバショウは、花弁のようにみえる白い苞(ほう)と呼ばれる部分が散って、円柱状の花序が残ります。
ミズバショウの白に変わって、コバイケイソウが徐々に開花を始めています。
ギンリョウソウも天生一帯で不気味な顔を覗かせてくれています。
白い花が多い中、一段と目を引く紫色の花〈ラショウモンカズラ〉です。
平成27年6月15日(月曜日)
本日、木平探勝路からカラ谷登山道の歩道安全点検実施。歩道の杭の打ち込み作業の様子。
皆さんが安全に登山して頂けるように願いを込めて、歩道を整備していきます。
雪解けが進んだカツラ門の本日の状況。
キヌガサソウも見事な大輪を開いています。
オオカメノキも終花を迎え、一気に白い花びらを散らしました。花の時期は一瞬ですね。
平成27年6月11日(木曜日)
注意 一般の方々は、国道360 号線の通行止めにより、まだ入山できません。
本日はブナ探勝路からカラ谷登山道の歩道安全点検を実施。
歩道に落下した枝の除去作業をしました。
湿原西周りに見事に開花したツバメオモト。
かつら門前の標柱付近には、まだ残雪が多く見られます。
オオカメノキは今年も爽やかに満開を迎えています。
平成27年6月5日(金曜日)
注意 一般の方々は、国道360 号線の通行止めにより、まだ入山できません。 天生湿原登山道入口付近の残雪状況。 今冬は大雪だった為か、日陰にはまだ残雪が見られます。
本日のミズバショウ群生地。 今が満開の最盛期を迎え、ミズバショウの白い絨毯が一面に広がっています。
カラ谷原生林付近では、白いお花畑が広がっています。 まずは今が見頃のニリンソウです。
ニリンソウと同じく、カラ谷原生林付近に咲くサンカヨウです。
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