令和7年7月31日(木曜日)
本日は高山植物等保護対策協議会、飛騨森林管理署等関係団体による高山植物の保護パトロールの日です。高山植物保護の合同パトロールは、協議会の事業方針に基づき年4回実施されます。
大黒岳のイワギキョウ 高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草、高さ3.5~10cm。

白雲荘付近のミヤマキンバイ。雪融けの遅い場所にて季節外れの開花です。

合同パトロールでは、高山植物の保護啓発活動の一環で、子どもから大人までトレーディングカードを配布しました。

東大道路にて。「どのカードがほしいかな?」登山を頑張った子どもたちにトレーディングカードを選んでもらいました。

令和7年7月25日(金曜日)
本日は宝徳霊神登山道から剣ヶ峰方面において杭打ちとグリーンロープを取付け作業です。

穂高を背に元気に咲く、チングルマ 高山帯の雪田周辺の砂礫地、砂礫の多い草地にも生える落葉小低木で、高さは約10cm。
乗鞍登山道のクルマユリ 花は直径5~6cmで、茎の上部に1個~数個が斜め下向きにつきます。

令和7年7月13日(日曜日)
硫黄岳からの穂高槍の眺望。

大黒岳のコマクサの群生 高山帯の砂礫地に生える小型の多年草で、外側の花弁は下部が大きくふくらみ、先が反り返ります。つぼみを横から見ると馬の横顔のように見えるので駒草の名があります。

青空に映えるコマクサのお花畑

富士見岳から見た剣ヶ峰(3,026m)の眺望。

令和7年7月6日(日曜日)
エコライン10カーブ付近で、ツキノワグマを目撃!何か食べている様子です。

クマを2度目撃しました。エコーライン10カーブの下側で残雪の上をのそのそと歩いていました。

残雪の中、グリーンロープを取り付るため杭打ち作業を行います。
富士見岳下で、ライチョウの親子を発見しました。 ライチョウは主に本州中部の標高2,200~2,400m以上の高山帯(ハイマツ林帯や岩石帯)で繁殖し、冬期には亜高山帯にも下りて生息します。主な食物は高山植物の芽、種子など植物質。春から夏には昆虫類なども食べます。

令和7年6月29日(日曜日)
大雪渓の登山道に、グリーンロープ用の杭打ち作業を実施します。急斜面でスベリ易いので慎重な作業が必要です!

大雪渓から見た鉢盛山方面。

お花畑エリア。花盛りで一面に白いハクサンイチゲが見えます。高山帯の草地に生える高さ20~50cmの多年草。雪が融けると比較的乾燥しがちなところでは大群衆をつくります。

お花畑に咲くミヤマダイコウソウ。高山帯の風当たりの強い岩場に生える多年草で高さ10~30cm。

令和7年6月27日(金曜日)
大雪渓でのグリーンロープと杭の設置作業。

エコーライン4号カーブには、まだこの高さの雪が。雪が融けるにはまだ時間がかかりそうです。

ナナカマド 山地帯~亜高山帯の林内にはえる落葉高木。白い花を複散房状につけ、秋には葉が落ちたあとに赤い実が目立ちます。

ショウジョウガハマ エコーラインで見かけました。山地帯から高山帯のやや湿った草地に生える常緑の多年草で高さ10~25cm。2~6個の花を、横向きまたは斜め下向きにつけます。

令和7年6月22日(日曜日)
本日は令和7年度グリーンサポートスタッフ活動の初日で、これから10月の連休明けまで2人組で乗鞍地区の活動を行います。今日は昨年秋に緩めたグリーンロープを張り直す作業を行います。
大雪渓では、この時期までスキーができるため、多くの来訪者がいます。
キバナシャクナゲ ハイマツ林の林縁などに生える常緑小低木。幹は太くて横にはい、枝分かれして高さ10mほどになる。

外来種であるセイヨウタンポポの駆除もグリーンサポートスタッフの大事な活動のひとつです。

|