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中部森林管理局

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    上高地GSSの活動報告【令和3年】

     

     

    令和3年

    10月

    9月

    8月

    7月

    6月

     

    令和3年10月9日(土曜日)

    天気も良く、観光客も多く、良き観光日和でした!
    観光バスによる団体らしき人々も少しずつ戻ってきてるようです。

    河童橋の様子


    梓川より明神


    田代湿原


    大正池

    令和3年10月4日(月曜日)

    槍ヶ岳遠望(横尾槍見台より)

    横尾広場
    上・下山者でとても混雑していました。天候も良く皆さん満足
    した表情です。
    土曜日から多くの登山者が入山。涸沢ヒュッテは宿泊制限して
    いるとのことです。

    ゴミ投棄
    左岸道新村橋上流、ペットボトルやパンの外袋、マスク等多く
    のゴミを回収しました。

    令和3年9月29日(水曜日)

    美しくする会の清掃登山
    林床にてキャンプゴミ、排泄物等あり。全て回収及び処理を
    行いました。
    登山道は荒れた箇所は無く登り易かったです。

    林内に投棄されたパック入り白飯(6食分)
    何故捨てたのか?未開封のまま袋に入った状態でした。
    また、缶飲料やアルコール缶もありました。
    岳沢ヒュッテルートはハイキングでの利用もあるのでゴミの
    種類は様々です。

    岳沢登山道の様子

    岳沢

    ヒロハツリバナ
    花期は6月~7月で、名前の通り吊られたように花が咲きます。
    近縁種のツリバナは花弁が5枚、果実は5裂し果実に稜も翼もない
    のに対し、ヒロハツリバナの花弁は4枚、果実は4裂し果実に大き
    く張り出した翼があることで見分けられます。

    ミヤマシグレ
    主に関東、中部地方の標高900m以上の山地に生える落葉低木です。
    果実は7~8mmの広楕円形の核果で9~10月に黒く熟します。

    令和3年9月25日(土曜日)

    地震の影響でしょうか?先週と比べるとお客様は少ないです。
    河童橋付近の様子



    カンボク
    果実は直径6~9mmの球形の液果状の核果で9~10月に赤く熟
    します。
    カンボクの果実はひどく苦いので小鳥も食べないといいます。
    葉が落ちた後も赤い実をつけたまま残ります。

    令和3年9月20日(月曜日)

    前日の地震発生の影響で北穂方面に登れなかった等、登山者
    から声が寄せられました。
    本日も12:00頃の地震では奥又白谷登山道反対側より落石が
    ありました。

    横尾の混雑
    今年一番の込みようでした。

    令和3年9月15日(水曜日)

    秋空に吊尾根


    明神方向を望む


    美しくする会
    本日の参加者は50名近い人数です。
    ゴミ拾い、サル追い、ひこばえ刈に分かれて作業しました。

    蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽
    のことで、太い幹に対して、孫に見立てて「ひこばえ」と言います。


    作業風景
    梓川河畔にてひこばえ刈


    フタスジチョウ
    北海道では平地でも見られるが、本州では主に標高1000m以上
    の高原や山地に生息するチョウです。翅に、2条(ふたすじ)の
    白い帯があるのでこの名がつきました。
    年1回の発生で、6~8月にかけて現れます。シモツケやクガイソ
    ウなどで吸蜜し、動物の糞などにも飛来します。卵は主に食樹の
    シモツケなどの葉の表に1個ずつ産み付けます。幼虫は葉を巻いて
    巣を作ります。

    ルリタテハ
    タテハチョウ科に分類されるチョウの一種で、 濃い黒褐色の翅
    の表面に「瑠璃(るり)」の和名通りの鮮やかな瑠璃色の帯模様
    が入るのが特徴です。裏面は灰褐色で細かい模様があり、樹皮や
    落ち葉に似ているので、見つけにくいときもあります。平地の森
    林内にも生息していて、都市部の公園や緑地などにも現れます。

    シナノナデシコ
    ナデシコは漢字では「撫子」と書きます。これは淡いピンク色
    の可憐な花を小さな子に例え、撫でたいほど可愛らしいことか
    ら「撫でし子」となった説が有力とされています。秋の七草
    の一つです。7月~10月にかけて河原や野原に咲いています。
    花の先が細かく切れ込んでいるのが特徴です。大体は淡い紅色
    ですが、白い花もあります。
    万葉集には26首に詠まれています。もちろん、山上憶良(やま
    のうえのおくら)の秋の七草の歌にも詠まれています。

    萩の花、尾花(をばな)、葛花(くずはな)、なでしこの花、をみな
    へし、また藤袴(ふぢはかま)、朝顔の花

    ミズナラ
    ミズナラといえばウイスキーを思い出すのは私だけでしょうか?
    ミズナラ樽は、ウイスキーの熟成工程に欠かせない木樽の種類の
    ひとつです。
    ミズナラ樽のほかにも、ウイスキー樽には「シェリー樽」「バー
    ボン樽」などの種類があります。これらは、いずれもシェリー酒
    やバーボンウイスキーなど、他のお酒を貯蔵していた樽を再利用
    したもので、それぞれのお酒の香りや成分が浸透した樽にウイス
    キーを詰めることで、熟成時に独特の香味やコクが生まれます。
    ミズナラ樽で熟成すると、これらの樽と違って、ミズナラ材その
    ものの香りや成分がウイスキーを彩ります。ジャパニーズウイス
    キーに特徴的な香りの源として、ミズナラ樽は近年、「ジャパニ
    ーズオーク」と呼ばれ、世界中のウイスキー愛好家の注目を集め
    ています。

    カントウマユミの実
    マユミによく似ていいて、違いはマユミの葉は両面無毛である
    のに対し、カントウマユミの葉は葉裏の脈上に短い毛が密生し
    ます。
    分布域も同じですが、本種のほうがやや山地に見られます。
    初夏の頃、似たような花を見たら葉の裏もチェックしてみてみ
    るといいですね。

    令和3年9月8日(水曜日)

    雨天の中の巡視


    フジアザミ
    関東地方や中部地方に分布する植物です。
    特に富士山周辺に多く分布していることからフジアザミといい
    ます。日本のアザミ類の中では花が最も大きいです。
    フジアザミの花言葉は「おしゃべり」です。アザミ全体の花言
    葉は「独立」「触れないで」「復讐」などが挙げられます。

    令和3年9月6日(月曜日)

    小梨平~明神左岸道において歩道に倒れ込むような危険木の
    表示作業を行いました。
    上高地が冬季に入りクローズしている間に伐採し危険を回避
    します。




    令和3年8月27日(金曜日)

    河童橋
    今日もいい天気で穂高もキレイに望めます。


    ハナイカリ
    花は淡い黄色で、花冠は4裂し、基部には淡い黄色~白色の距
    が4個あり、錨型となります。船の錨(碇)の形をし、 イカリ
    ソウ の5~6cmと比べ、1~2cmと小さな花です。

    クサボタン(綿毛)
    日本固有種で、本州全体に広く分布し、山地の草原や林縁など
    に生育します。
    和名は、葉がボタン(牡丹)に似ることからつきました。
    白い髭のような毛が種一つ一つから無数に伸びます。

    ナデシコ
    シナノナデシコと思われます。カワラナデシコなどと比べて、
    花弁の先端はあまり細く裂けません。

    令和3年8月23日(月曜日)

    まだまだ夏休み中の県外と思われる入込客は家族連れが多い
    です。
    登山者はマスク姿の方は少なめです。

    明神岳(明神館より)
    明神橋にて2組の方に、神社への道案内。
    風景を眺めていて道標を見落とした様子です。


    落枝の片付け
    降雨のため、自重で落ちた枝が数箇所ありました。
    路肩に寄せて処理しました。




    ノハラナデシコ
    外来種です。
    昨年十数株の抜き取りをした付近で一株を確認。
    抜き取って処理しました。

    令和3年8月18日(水曜日)

    雨で散策する方々の足元が普段用の靴のため、悪路の中歩き
    にくそうです。
    上高地は山岳観光地ではありますが、服装や装備について、
    特に悪天候時には対策が必要です。

    梓川の水量(河童橋左岸)
    雨の間は水量も多いですが、止むとじきに減っていきます。


    散策道の洗掘(明神~徳沢)
    30cm程の深さにえぐれてしまたので、水切りを行いました。



    令和3年8月16日(月曜日)

    大雨の影響で数箇所にて倒木・落枝があり処理しました。
    山側からの出水や冠水により歩道が水浸しの箇所多々ありま
    す。

    増水の梓川


    岳沢方面


    流木

    花に集まる昆虫
    雨の合間に昆虫たちは集い、お食事会!

    ゲンノショウコ(紅・白)
    花はピンクと白があり、西日本ではピンク、東日本では白が
    多いです。
    夏から秋にかけて開花します。
    昔から下痢止めの薬草として有名で、煎じて飲めばぴたりと
    効くところから「現の証拠」と名付けられました。

    サルノコシカケ
    サルノコシカケ科やその近縁のキノコの総称で、日本では4科
    約40属300種が知られています。

    ゴミ散乱
    善六沢(右岸歩道)に流れ着いたキャンプゴミ。
    破れた袋から散乱していたので、全て回収しました。
    ゴミの投棄であれば悪質です。

    令和3年8月9日(月曜日)

    予報より早めの降雨(一時激しかった)でしたが、梓川や流入
    する沢の水量の上昇はまだ無く、穏やかでした。
    簡易レインコートや傘の購入でしのぐ姿が多々ありました。

    ツリフネソウ
    この季節、ツリフネソウ・キツリフネを、そこかしこで楽し
    めます。

    ススキ類
    立秋です。ススキも早く穂を出す個体から遅いものと様々です。

    ネジバナ(モジズリ)
    陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに
    乱れそめにしわれならなくに

    百人一首から、河原左大臣(源融)の和歌

    現代語訳:陸奥で織られる「しのぶもじずり」の摺り衣の模様
    のように、乱れる私の心。いったい誰のせいでしょう。私のせ
    いではないのに(あなたのせいですよ)

    ネジバナは日本全土で大昔から見られており、別名のモジズリ
    というのは、東北地方の信夫郡(しのぶぐん)で作られていた
    織物「信夫捩摺り」のよじれた模様と花のつき方が似ていると
    ころから、このように呼ばれるようになったようです。

    令和3年8月4日(水曜日)

    吊尾根
    すっきりとした空の下とてもキレイに見えました。


    クサボタンと穂高
    クサボタン、あちらこちらで盛りです。


    オオイチモンジ
    今期最後かもしれません。超、度アップです!


    コムラサキ
    翅を閉じると地味です。ヤナギ類にて越冬(幼虫)します。


    イモムシ
    毎年、色々な場所(植物)で見られるこのイモムシ。
    なぜか?いつも丸くなっています。


    アキアカネとメタカラコウ
    アキアカネは大分赤くなってきました。
    メタカラコウは舌状花が1~4個、オタカラコウは5~9個で
    見分けます。


    アサギマダラ
    ヒラヒラと舞うように飛んでいました。


    キジバト
    河童橋にて、羽を片方のみ広げて休んでいました。


    トモエソウ
    花は直径約5cmの黄色い5弁花で、巴形をしています。


    ヨツバヒヨドリ
    アサギマダラの食草です。


    テント場(徳沢)
    少しずつですが夏の賑わいです。


    ゴミ拾い
    美しくする会の作業風景。
    ベンチ裏には故意にゴミの投棄が毎年見うけられます。
    ゴミの持ち帰りを促す表示があれば改善できるのでしょうか?
    個人のモラルの問題ですね。


    汚物の残骸
    道路脇に排泄物がありました。笹の葉が乗せてありましたが、
    踏む恐れがあるため林内へ除去しました。

    令和3年7月28日(水曜日)

    高山植物等保護対策協議会の合同パトロールです。

    早朝に横尾へ集合しパトロールを行いました。


    パトロールの結果は特に違反行為をしている者は見うけられま
    せんでした。
    美化活動の成果としては意外とゴミがあり可燃物4.5Kg、
    不燃物2.5Kgでした。



    令和3年7月17日(土曜日)

    梅雨明け後、初の週末のため、観光・登山客が増加しました。

    暑いので沢に入っている人が多かったです。


    本谷橋周辺



    令和3年7月7日(水曜日)

    ゼンロク沢の清らかな流れ
    これからの季節、涼を感じさせますね。


    モンシロチョウ
    童謡「ちょうちょう」が思い浮かばれます。
    一般的には歌詞の1番しか知られていませんが、2番以降、
    4番まで存在しました。
    しかしながら、2番以下は「ちょうちょう」とは無関係な鳥
    や昆虫に関する描写なので廃し、曲の主題化を明確化したも
    のと解されています。

    2番の歌詞は次のとおりです。

    おきよおきよねぐらの雀
    朝日の光のさきこぬさきに
    ねぐらをいでて梢にとまり
    あそべよ雀うたえよ雀

    オオイチモンジ
    名のとおりタテハ蝶科では最大級です。
    濃いチョコレート色の地色に並んだ純白の紋は、高山蝶の王様
    の風格があります。

    ルリタテハ
    成虫は信州では年2回、夏と秋に羽化します。秋の個体は越冬
    します。
    夏と秋では吸するものも違い、行動にも季節型が見られ興味深
    いです。

    キベリタテハ
    8月上旬から成虫は姿をみせますが、どの生息地でも個体数は
    少ないです。
    成虫で越冬し、翌春5月頃ふたたび現れます。生態には未知の
    部分が多く調査解明が望まれます。

    ミヤマカラスアゲハ
    春型はひと回り小型ですが、色彩はより綺麗です。
    信州を代表とするアゲハチョウです。

    ツクバネソウ
    黒い実とガク片を羽根付きの羽根にたとえた和名です。

    グンナイフウロ
    花は淡紫色の5弁花ですが色の変化が多く白や赤っぽいものも
    あります。

    カラマツソウ
    丈がぐんぐん伸び林の中でもよく目立ちます。

    キバナノヤマオダマキ


    ヤマブキショウマ


    ハクサンオミナエシ
    秋に咲く花が早くも開花していました。

    ショウキラン
    葉緑素を持たない腐生植物です。
    花の形を鍾馗様のかぶる帽子に見立てた名前です。

    令和3年6月28日(月曜日)

    河童橋と吊尾根:すっきりとした空気に吊尾根がとてもきれ
    いです。


    ショウキラン


    カケスの亡骸


    図面で確認しながらパトロールです。

    令和3年6月23日(水曜日)

    ギンリョウソウ:群生していると少しびっくりします。


    ヤマナメクジ:決して塩をかけないで下さい。
    浸透圧の関係上、砂糖もご遠慮願います!


    靴紐が木に巻き付けられてました。何かのおまじない?

    令和3年6月19日(土曜日)

    ベニバナイチヤクソウ


    梓川:雨により水量が少し多いです。


    何のご用でしょうか?僕を呼んだのはだ~れ?
    僕はアズマくんだよ!


    田代池


    田代湿原

    令和3年6月14日(月曜日)

    シロバナヘビイチゴ


    けむる前穂・明神


    ゴミ(瓶)の投棄がありました。
    林床にコーヒー缶やアイスの包み紙も…悲しいですね。


    ツクバネソウ:黒い実とガク片を羽根付きの羽根にたとえた
    和名です。


    イチヨウラン:針葉樹林の林床に見られますが、色が緑系な
    ので見過ごしてしまいます。


    イワカガミ


    歩道脇にはまだ残雪が残っていました。


    アイズシモツケ

    令和3年6月9日(水曜日)

    上高地を美しくする会の作業に参加しています。




    お客様にガイドするのも仕事の内です。


    クリンソウ


    ツマトリソウ


    アサギマダラ


    ツバメオモト


    エゾムラサキ
    いずれの花もきれいに咲き誇っています。

    令和3年6月7日(月曜日)

    通行に支障が出ないよう道路上の落枝を撤去しました。


    ホシガラスのお散歩?


    ベニバナイチヤクソウ


    横尾より明神岳を望む


    二リンソウ


    ラショウモンカズラ


    僕の名前はコブヤハズカミキリ。よろしく!