令和6年10月4日(金曜日)
本日は上高地パトロールの最終日です。あいにく朝から雨天となりましたが、グリーンサポート3名で最後の活動に出発します。

横尾駐車場の周辺で美化活動すると、多くのゴミが見つかりました。6月の雨で流れ出た昔のゴミもあります。

見てください!一日の美化活動でもこれだけのゴミの量になります。ゴミは捨てずに持ち帰りましょう。 全国的に有名で、国内また海外からも来訪者が多い上高地での活動は、6月から開始しこの日をもって無事に終了することができました。ありがとうございました。

令和6年9月29日(日曜日)
徳澤で新築のトイレ工事を行っていました。トイレの全景がよく分かる様になりました。

サワダツの種子 別名はアオジクマユミ。実がとても鮮やかで綺麗です。深山に生え高さは1mくらいになります。

色づき始めた明神岳。山には着々と秋が近づいています。

左岸歩道及び梓川川原で回収したゴミです。1日の美化活動でかなりの量のゴミを回収しました。

令和6年9月25日(水曜日)
今日は「上高地を美しくする会」の登山道美化活動の日で、西穂高荘まで向かいます。

登山道は整備されており、登りやすくゴミは少なめでしたが、目に付いたものは回収しました。ひたすら登り続けます。

西穂高山荘に到着 青空で天候も良く、外国の登山者も大勢見受けられ、賑わっていました。

ガマズミの赤い実 山地に普通に生え、高さ2~4mになります。実は熟すと白い粉をふき甘くなり、食べられます。

令和6年9月11日(水曜日)
今日は「上高地を美しくする会」の活動に参加します。活動の前に、全体で集まり説明を受けました。

河童橋上流右岸で、本年第1回目のひこばえ刈り作業を行いました。

サラシナショウマ 田代橋から田代湿原の林間コース。 和名(晒菜升麻)は若菜をゆで、水でさらして食べたことによります。山地の林内に生える多年草で高さ0.6~1.2m。穂状に白色の花を多数つけます。花から甘い香りが漂っていました。

明神池~河童橋の治山道の藪の中から、業務用湯沸かし器を見つけました。だいぶ古い機種です。こんな大きなものを林内に捨ててはいけません!

令和6年9月6日(金曜日)
明神橋の右側で、トラロープの張り直しを行いました。

奥又白登山口をパトロールします。お会いした登山者の方から聞いたところ、昨晩は涸沢ヒュッテで、ゲストを迎えてフェスティバルがあったそうです。

シウリザクラの実 ウラミズザクラに似ていますが、より高冷地に生えます。果実は直径8~10mm の球形で暗紅色から黒く熟し、甘いです。

熊のエサ探し跡 倒木をガリガリと引っかき回し、探し出したのでしょうか?
石の間の見えにくい所にも、ゴミが落ちており回収しました。

令和6年8月28日(水曜日)
ノコンギクと穂高連峰 梓川左岸側で見ることができました。秋の気配がします。

河童橋付近で、梓川河原の美化活動を行いました。

シナノナデシコ 日本固有で、山地帯の河原や荒れ地に生え、高さ20~40cm。

野獣の寝床。草の押しつぶれたこの様子からかなり体重が重い動物のようです。 どのような動物だと思いますか?

令和6年8月18日(日曜日)
治山運搬路 夏休みに入ってから、左岸側歩道が通行止であるため、連日多くの歩道者が治山運搬路を利用します。 このため表示看板周りを草刈し、赤テープで目に付くようにしましたが、あまり効果はありません。 注意喚起としました。

歩道に落枝があり危険です。巡視中に、落枝の処理も行います。

徳本峠の登山道。 登山道入口から1kmの間に、2ヶ所で橋の仮設、新設がありました。 沢からの水の流入や橋の老朽化などによるものです。

フジグロセンノウ 朱赤色の花が目立ちます。山地に生える多年草で高さ40~80cm。

令和6年8月14日(水曜日)
河童橋の下流、梓川の河原で美化活動を行っていると空ビンが2本もありました。

徳沢から明神までの左岸側歩道。ゴミが色々な場所に捨てられています。

メタカラコウ 徳沢にて。漢字で雌宝香。 宝香とは防虫剤にされる竜脳香のことで、根の香りがそれに似るためといいます。 山地帯~亜高山帯の湿った草地に生える高さ0.6~1mの多年草。 奥に見えるのは徳沢ロッヂです。

今朝8時頃、徳澤園裏付近で目撃されたツキノワグマ情報です。 クマの活動が活発な早朝は注意しましょう。

朝の目撃情報で、注意喚起されていたクマがもう捕獲されていました!
体重44kg のメスで5才。今回の捕獲後は、別の場所に放すようです。

令和6年8月11日(日曜日)
今日は、山の日です。 双眼鏡を覗いて、焼岳を見ると山頂に多数の人影が確認できました。

焼岳登山道。GSS の活動では、歩行者の通行に危険である立木の調査も実施します。

イタドリ 平地からかなり標高の高いたところまで生えます。高さ0.5~1.5mの多年草。花の様子 を見ているとピンク色の泡のようです。

焼岳駐車場のゴミ 豚肉切り落としのパック。近くでキャンプでもしたのでしょうか。そのまま捨ていくとは マナーが悪いです…。上高地に持ち込んだものは持ち帰りましょう。

令和6年7月31日(水曜日)
河童橋にて。小梨平から明神まで左岸通行止の案内板がありました。常に最新情報を確認しましょう。

ノハラナデシコ ヨーロッパ原産の1~越年草と言われ、外来植物のため駆除しました。

右岸道山側から落石がありました。かなり大きな石。危険なため登山者に注意を呼びかけます。

シナノナゲシコ 横尾~徳沢左岸歩道。山地の河原や荒れ地に生え、高さは20~40cm ほどです。

令和6年7月17日(水曜日)
ジュウビタキ 全長は15cm。オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色。 一方メスは体が灰色味のある茶色。翼に白班があります。

朝の河童橋と川霧 GSSが活動を開始する時間は早いため、静寂な風景が広がります。

「上高地を美しくする会」に課外授業で参加した安曇中学の皆さん。

キツネフリ 山地の渓流沿いや湿った林内に生える1年草で、群生します。

令和6年7月12日(金曜日)
小雨の中、パトロールの合間に穂高山を眺めます。

コバノイチヤクソウ 亜高山の針葉樹内に生え、高さ10~15cmになります。花茎の先に直径1~1.3cmの白色の小さな花を3~7個つけます。

クサボタン 山地の草原や林縁に生える高さ1m の多年草で、花は下向きにつきます。

令和6年7月7日(日曜日)
オオイチモンジ 「オオイチモンジ」の名のとおりタテハチョウ科では最大級です。 濃いチョコレート色の地色に並んだ純白の紋は、高山蝶の王といった風格がありますね。

ツクバネソウ 名前は輪生葉を羽根つきの羽根に例えています。茎の高さは15~40cm、葉は4 個輪生しているため特徴があります。

ミヤマハンショウヅル 花が咲き終わった後。渦を巻くような変わった形ですね。もともとの花は紅紫色で直径2.5~3cm ほどです。

アズマヒキガエル 北海道を除く東日本に広く分布しています。体長は43~162mm。 体サイズは地域個体群によって著しく異なります。

令和6年6月28日(金曜日)
焼岳登山口の駐車場。 雨の中でゴミ拾いを行いましたが、多量のゴミの散乱は見られませんでした。 県外ナンバー車両とキャンピングカーが駐車していました。

雨中のシロバナグンナイフウロ。高さ30~50cmの多年草。 葉柄や茎に開出する毛が生えています。 もともと、上を向いて咲かない花ですが今日は至って下向きです。

ギンギョウソウ 山地のやや湿り気のある腐敗土の上に生える腐生植物。 茎は20cmほどになり4~8 個の花を下向きにつけます。

令和6年6月19日(水曜日)
「上高地を美しくする会」の一斉清掃に本年度初めて参加します。 地元の安曇中学2年生も参加しています。

生徒さん達と一緒にセイヨウタンポポ等外来種の除去を行いました。

岳沢湿原の静かな風景が広がります。

コケイラン 山地のやや湿った林内に生える多年草で、花は横向きに咲きます。

令和6年6月14日(金曜日)
GSS のガイド風景。「どちらからですか」と明神の左岸道で出会った登山者に声を掛けました。

ショウキラン 深山の樹林下などに生える多年生の無葉蘭。 この辺りで昨年は摘み取られた跡を発見しましたが、今年も無事に咲いてくれてホッとしました。

梓川河川敷でお昼を食べていらっしゃいました。 やはり川の近くは涼しいのでしょう。

明神池の場所を聞かれましたのでご案内しました。 今日はよく声を掛けられます。

令和6年6月11日(火曜日)
本日はグリーンサポートスタッフの活動の初日です。 中信署詰所付近の左岸からの穂高連峰が清々しく見えます。 環境省の上高地管理官事務所と上高地インフォメーションセンターへご挨拶しました。 今年もよろしくお願いします。

上高地インフォメーションセンター内のツキノワグマ情報。 クマに遭遇しないよう、鈴を携帯するなど行動に注意しましょう。

ベニバナイチヤクソウ 紅色の小さな花が目立ちます。葉の長さは3~5cm、先に7~15 個の花をつけます。

徳沢のトイレ工事が行われています。令和6年11月29日完成予定です。

明神~岳沢平までの右岸治山道近くで、珍しくオシドリのオスを見かけました。

|