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箕面森林環境保全ふれあいセンター

箕面市民イベントで水源を意識した森の風景づくり体験(水源の森ジオラマづくり)

10月26日(日曜日)、箕面市かやの広場で「みどり生き生き みのお生き生き 体験フェア」が開催され、日差しが強く暑いくらいの秋晴れの中、当センターも出展参加し、入場者数は3,200人と賑わい、森林の大切さについての情報発信を行いました。

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このイベントは、山とみどりの市民イベント実行委員会と箕面市が主催し、山麓保全・河川や公園の美化・自然保護に関わる市民団体やNPOの活動を紹介することを目的に開催されたものです。当センターは、箕面国有林で行っている里山再生を行いながら森林環境教育に活用していく「オオクワガタの棲める森づくり」の整備経過事例や森林環境教育の実践内容を紹介したパネル展示、森林と渓流などが混じり合わさった風景を参加者が楽しく作成体験しながら、水源かん養をはじめとした森林が持つ機能を理解できる「水源の森ジオラマづくり」で出展参加しました。

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私たちのブースには親子連れのグループが多く立ち寄り、ジオラマづくりをしたこども達は楽しそうに小さな樹木を作ったり、保安林の看板を立てたり、最後にはペットボトルを利用したカバーをかぶせて、満足そうに眺めていました。「リアルなジオラマづくりで大人の私が作りたかった」「自然の素材で、とても楽しいものを作らせていただき、こどももとても楽しかったようです」「去年に続き2回目でした。このジオラマづくり目当てに今日は来たような感じです」などの感想をいただきました。
身近に森林を感じてもらうために行っている「オオクワガタの棲める森づくり」の里山整備については、「すばらしい取組だと思います」「こういった取組が多く広がれば良いと思いました」「森づくりで協力できることがあれば参加したい」などの意見をいただき、この取組について知っていただける機会となりました。

フェアー後半の午後4時からは、隣接する市民活動センターで「人と自然の共生のための研究フォーラム」が開催されました。このフォーラムでは、前京都大学教授の椿宜高さんが「生物多様性が大切なわけ」と題して基調講演を行い、その後、明治の森箕面自然休養林管理運営協議会(以下、協議会という)を代表して高島事務局長が、生物多様性保全活動の取組として、シカによる食害の防止対策等について発表を行うなど、各種報告に多くの市民の方が熱心に聞き入っていました。フォーラムの最後は、「シカが林床の植物を食べてしまい、低い所に巣を作る小鳥が巣を作ることが出来なくなって減っている。こういったことから生態系が破壊されつつあることも考えていって欲しい」と協議会の稲井副会長のあいさつがありました。

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お問い合わせ先

箕面森林ふれあい推進センター 
ダイヤルイン:06-6881-2013
FAX:06-6881-2055

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