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大沢試験地では、針葉樹一斉人工林の木材生産機能をできるだけ低下させないで、作業道等の路網の整備を図りつつ、林分内容の多様化を図るための取り組みを行なっています。
この試験地では21haの一斉人工林を針葉樹育成区、渓畔保残区、針広二段林区、広葉樹育成区などに区分し、針葉樹人工林の林分密度管理をしながら、間伐を繰り返し行なって長伐期施業の木材生産を行い、適所に広葉樹を導入・配置していくなど、それぞれの目標へ向けた施業を行なっています。各区画の説明はこちら
タイプ別イメージは下記写真をご覧ください。
渓畔保残区 |
針葉樹育成区 |
針広二段林区 |
広葉樹育成区 |
現広葉樹区 |
生物多様性の維持・増進を図るため、人為的に立ち枯れを発生させ、昆虫の成育環境とすることや、野鳥(キツツキ類)の営巣を目的としてスギ・ヒノキの立木にシラカンバやサワラをくくりつけることなども行っています。そのうちのいくつかで営巣を確認することができました。
シラカンバの巣箱 |
サワラの巣箱 |
巣箱の構造(2種類) |