北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
国有林の事業(2012年)
コンテナ苗植栽勉強会~石狩署でコンテナ苗の植付を体験しました~(2012年10月31日撮影)
石狩森林管理署 簾舞森林事務所で行われた、「コンテナ苗植栽勉強会」に参加しました。
植栽器具は平たいスコップのような「スペード」、ちょうど苗木と同じくらいの大きさの窪みをつくることができる「ディプル」、尖端を土に差し込んで、中空になっている筒に上から苗木を入れて植栽できる「プランティングチューブ」の3つがありました。
植栽体験では、この3つの器具をそれぞれ使って植栽してみましたが、私には比較的「ディプル」が使いやすく感じられました。
初めてコンテナ苗植栽勉強会に参加しましたが、現地で説明を聞いて実際に体験してみることで苗木の特徴や植栽後のメリット、また植栽器具の適合性や課題など、多くのことを学ぶことができました。
今後も勉強をして、後志森林管理署でも試験的にコンテナ苗植栽に挑戦してみたいと思います。
「プランティングチューブ」での植栽
(撮影者:後志森林管理署 業務第二課 森林育成係長 志田 有里絵)
JICA海外研修2(2012年10月17日~撮影)
インドネシアから国立公園の所長など3名が研修で訪日、局に表敬訪問され、次長室で記念撮影しました。
10月17日は、北海道森林管理局の概要や主な取り組みを中心に講義、クス所長から鋭い質問がありました。
10月18日、天気は大荒れの予報でしたが、奇跡的に雨に降られず。まず野幌森林公園で公園の概要を説明。
萌芽したニセアカシアを見学しながら、インドネシアでは、グヌンムラピ火山が噴火して森林が破壊され、
その後外来種のギンヨウアカシアがはびこって困っているとのこと。
(投稿者:企画課 総務企画係長 土屋 修久)
夕張岳に木道設置(2012年10月4日~撮影)
標高1,668メートルの夕張岳は「花の名山」として国の天然記念物指定地域になっています。
この山にしか生息できない「ユウパリコザクラ」や「ユウバリソウ」など貴重な固有種が世界でも珍しい高山性蛇紋岩という山肌にひっそり生きています。
空知森林管理署では、「夕張岳荒廃植生等回復措置作業」の一環で木道設置を進めております。
ヘリコプターを使用しての木道設置の様子をお届けします。
資材運搬のヘリコプター
木道設置場所へ資材運搬
木道設置後の状況
(投稿者:空知森林管理署)
登別 新植箇所~トドマツを植えます~(2012年10月12日撮影)
今年、登別2395林班ほ小班(風倒被害箇所)で、トドマツの苗木を秋植えします。
その作業現場へ視察に行ってきました。
現地はすっきりとした秋晴れで、近くの倶多楽湖まできれいに見渡すことができました。
つい最近まで残暑厳しかったのがうそのようです。
地拵をした後に、トドマツの苗木を3条で植えます。
このトドマツが成長して立派な森林になるには、かなり長い年月がかかります。
私が立派に成長した森林を見ることができるのか分かりませんが、スクスクと順調に育っていってほしいと思います。
奥にちょっと見えているのが倶多楽湖です
トドマツを3条で植えています
大きく育ってくれますように
(撮影者:後志森林管理署 業務第二課 森林育成係長 志田 有里絵)
北海道自然再生ブロック会議(2012年9月26日・27日撮影)
9月26日~27日、釧路市において北海道内の自然再生に携わる環境省、北海道開発局、北海道森林管理局、北海道庁の行政担当者が集まり、北海道自然再生ブロック会議を開催しました。
道内で実施している自然再生事業に関する情報交換の後、釧路湿原流域で実施されている自然再生事業地の現場を視察しました。
各事業地の視察では、現地の状況を見ながら活発な意見交換が行われました。
雷別地区国有林で北海道森林管理局が実施している森林再生事業を説明
開発局が実施している茅沼の旧川復元事業を説明
環境省が実施している達古武湖の自然再生事業を説明
(撮影者:釧路湿原森林環境保全ふれあいセンター)
JICA海外研修(2012年9月25日・26日撮影)
平成24年9月25日~26日の2DAYS、各国の林務担当者15名が、研修のため北海道森林管理局を訪れました。
局長室にて表敬訪問後、集合写真、ハイ、ジャイカ、パチッ
初日(25日)は、北海道国有林の概要と主な取り組みを、企画課長が講義。
2日目(26日)、北海道三大秘湖のオコタンペ湖で、森林生態系保護地域について講義。
おっとー、リス出現。 豊かな生態系です。
展望所から支笏湖、樽前山などの地形や過去の噴火について説明。 クマも出ます。
丸山遠見望楼から、台風被害から復興した造林地の概要を説明。
アフリカの方は目がいいので、千歳空港も見えます。
グイマツ雑種F1省力化モデル展示林を紹介。 研修員は枝打ちをしたがってます。
北海道CGCの森で、企業やボランティアによる台風被害からの復旧を説明。
諸外国では、なかなかボランティアが集まらないようです。
エゾシカの親子、造林木食べないでね。
以上、お疲れさまでした。 残りの日程も体調に気をつけて、充実した研修をお祈りします。
(撮影者:企画課 総務企画係長 土屋 修久)
「准フォレスター研修」がんばっています!(2012年9月21日撮影)
北海道森林管理局では、森林・林業再生プランを現場で実践する人材を育成していくために、平成23年度から北海道庁、市町村、国有林の森林技術者を対象とした「准フォレスター研修」を実施しています。
平成24年度は、51名のみなさんが2つのグループに分かれ、前期・後期合わせて9日間の研修を受講しています。
9月18~21日には、第1グループの後期研修を実施し、25名の研修生のみなさんが、小樽市民会館及び塩谷国有林を会場に各種演習等に取り組みました。
その模様を下記のブログで紹介していますので、ぜひ、ご覧になってください。
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/sidou/forester/arc/201209/20120918.html
力を合わせて研修に取り組んでいる准フォレスター研修(第1グループ)の研修生のみなさん(小樽市民会館にて)
(撮影者:指導普及課 森林技術普及専門官 中鍵 貴之)
レブンアツモリソウ写真展(2012年9月19日撮影)
礼文町町民活動センター(ピスカ21)エントランスホールにおいて、明日から開催する「レブンアツモリソウ写真展」の準備が整いました。
この写真展は礼文島いきものつながりプロジェクト2012(礼文町生物多様性地域戦略)と連携した取り組みです。
(投稿者:保全調整課)
北限のブナ復元プロジェクト ~ブナの苗木を植栽します~(2012年9月10日撮影)
後志森林管理署では、平成19年から※「北限のブナ復元プロジェクト」の先行署として、様々な調査に取り組んでいます。
今年の10月には、黒松内森林事務所部内の3008林班ろ小班で、ブナの苗木155本を植栽する予定です。
この箇所は、平成19年に100粒のブナの種子を1センチの深さで植えていますが、去年までで発芽が確認されませんでした。
周囲はクマイザサ、1.5メートル以上のクルマバヒヨドリ等が繁茂しており、ここ数年は刈り出し作業を行っています。 しかし、小班周辺にブナの母樹がなく、天然更新が難しいことから、苗木の植栽を考えました。
この苗木が大きく育って、母樹になってくれることを期待したいと思います。
「北限のブナ復元プロジェクト」
ブナの北限地帯において、適切に保全されている箇所以外の森林ではブナが優勢でない健全度に乏しい林相への改変や、農地開発、人工林化により分布が狭められている。
このため、ブナの天然更新の推進や植栽により、ブナ優勢で健全度の高い森林に誘導し、生物多様性保全に寄与することを目的としている。
ブナ苗木の植え付け箇所
かなりの急斜面です
ブナの苗木
(撮影者:後志森林管理署 業務第二課 森林育成係長 志田 有里絵)
恵庭国有林で実地研修(2012年8月7日撮影)
北海道森林管理局では、平成23年度から森林・林業再生プランを実行する人材を育成していくために「日本型フォレスター」育成のための各種研修を実施しています。
このうち、8月6日(月曜日)~8月8日(水曜日)の3日間、低コストで壊れにくい、簡素な構造をもつ「林業専用道」を作設していくために必要な知識、技術を講義、演習及び現地での検討等を通じて習得する「林業専用道技術者研修」(第1グループ)を札幌市内のホテル及び恵庭国有林を会場に開催しました。
研修2日目の8月7日には、恵庭国有林において北海道、市町村、森林組合、国有林の森林土木担当者29名が真夏の森の中で林業専用道の調査設計実習に汗を流しました。
研修の模様は「フォレスター研修日記」をご覧ください。
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/sidou/forester/arc/201207/20120807.html
(撮影者:指導普及課 森林技術普及専門官 中鍵 貴之)
野幌森林づくり塾2012(2012年6月23日撮影)
6月23日(土曜日)、森林づくりの基礎を学び、実際に作業を体験しながら、森林と人との関わりについて学ぶことを目的とした連続講座「野幌森林づくり塾2012」第1回目を野幌国有林で開催しました。
当日は、“樹木が育つ環境を調べてみよう・森の木を育てよう”と題して、午前中は林内照度の測定や全天写真を撮影した後下刈りを行い、午後から同じ場所で測定したものと比較して効果を確認したり、植栽木の生育調査を行ったりしました。
午前: 下刈の様子
午後: 生育調査の様子
(撮影者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 渡辺 洋之)
「国有林野パトロールボランティア活動に関する協定」締結(2012年3月12日撮影)
平成24年3月12日、北海道森林管理局において(財)日本森林林業振興会と「国有林野パトロールボランティア活動に関する協定」を締結しました。
具体的な活動内容は、
(1)山火事防止に関する啓発・巡視
(2)廃棄物不法投棄防止に関する啓発・巡視
(3)エゾシカ狩猟等の適正な実施に関する啓発・巡視等となっています。
活動地域は、全道国有林です。
(左から旭川支部長、北海道森林管理局長、札幌支部長)
(投稿者:国有林野管理課)
支笏湖で第3回記者見学会を開催(2012年3月9日撮影)
平成24年3月9日、千歳市の支笏湖周辺で報道関係記者を対象とした現地見学会を開催しました。
見学会には、一般紙3社6名、業界紙5社5名の計8社11名の参加がありました。
まず、支笏湖畔でエゾシカ被害の説明を行いました。
湖畔にはエゾシカの姿が数多く見られ、樹皮を食害している様子などが確認できました。
樹皮剥ぎ被害とエゾシカについて説明
エゾシカ
次に、支笏湖ビジターセンターにおいて、北海道森林管理局のエゾシカ対策の取組み、くくり罠の使用について説明を行いました。
くくり罠の使用方法の説明
今年度は今回のエゾシカ関係も含め、記者見学会を3回企画しました。
天候も良く、無事終了しホッとしました。
(投稿者:保全調整課 指導広報係長 西秋 博)
エゾシカの立木食害等が天然更新等に与える影響調査検討会(2012年3月1日撮影)
3月1日(木曜日)、北海道森林管理局大会議室において、エゾシカの立木食害等が天然更新等に与える影響調査検討会を開催しました。
検討会では、エゾシカが与える森林生態系への影響を科学的に評価することを目的として実施された。石狩、留萌南部、網走中部、十勝東部森林管理署管内での詳細調査及び全道国有林を対象とした森林官等による簡易調査などの調査結果の分析や活用方法等について検討されました。
(投稿者:保全調整課 指導広報係長 西秋 博)
エゾシカの生体捕獲による食肉等としての有効活用連絡協議会(2012年2月22日撮影)
2月22日(水曜日)、北海道森林管理局4階中会議室において、エゾシカの生体捕獲による食肉等としての有効活用連絡協議会を開催しました。
この協議会は、北海道全体のエゾシカ個体数調整に資するため、これまで各地で行ってきた「囲いワナ、くくりワナ」による捕獲に関する情報共有と実施上の課題を明らかにし、捕獲をより有効なものとするためのものです。
なお、協議会の様子はニュースとして、テレビでも取り上げられました。
(撮影者:保全調整課 広報主任官 横山 宏幸)
列状間伐の現場(2012年2月14日撮影)
ここは、40年前の札幌オリンピック以前に植栽した、トドマツの造林地です。
今回、初めて間伐を実行しました。
列状間伐実施後の状況(恵庭国有林)
ハーベスタによる枝払い作業(恵庭国有林)
エゾシカに出会いました(千歳市支笏湖周辺)
エゾシカの手前の樹木は、食害を受けています。
(撮影者:保全調整課 企画官 杉村 茂)
お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6275