管内の国有林
概要
金木支署は、2市3町にまたがる国有林野約3万haを管理・経営しており、管内市町村の総面積の31%、森林面積の74%を占めています。
国有林の大部分が大倉山、袴腰山、四ッ滝山といった700m未満の山が連なる津軽半島の脊梁部に位置し、一部が屏風山などの日本海に面した砂丘地帯に所在しています。
管内の国有林には、人々の生活用水や稲作が盛んな津軽平野の農業用水の水源地として重要な森林や、日本海の強い西風から家屋や農作物を守る防風林、木材の供給源としての森林等の多様な機能を有しており、それぞれがその機能を十分に発揮できるような管理・経営を実施しています。
袴腰山(中泊町)より
野焼きで霞む津軽平野と十三湖を望む。
その先は日本海・・・
森林資源の状況
国有林
管内の国有林の面積割合は、人工林が約4割、天然林が約6割で、全国の国有林と同程度の割合となっています。
樹種別材積(針葉樹)
針葉樹はヒバの割合が最も高くなっており、管内がヒバの主要な分布域のひとつであることがわかります。
また、クロマツは屏風山地区の海岸林を構成している主要樹種です。
樹種別材積(広葉樹)
広葉樹は、約3割をブナが占め、残りの約7割がナラ類等の多種多様な広葉樹で構成されています。
市町村別森林面積
管内の2市3町のうち、2市1町に国有林が所在しています。
中でも五所川原市と中泊町には、森林面積における国有林の比率が7割以上と高い割合で所在しています。
お問合せ先
〒037-0202青森県五所川原市金木町芦野200-498
津軽森林管理署金木支署
TEL 0173-53-3115
I P 050-3160-5875