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平成27年5月19日に上小阿仁村仏社字国見沢村有林において、上小阿仁小学校3年生・6年生の児童名をはじめ、村民や林業関係者等が参加して全村植樹祭が開催されました。
当支署長より「上小阿仁村は全面積のうち森林が95%を占める緑豊かな村です。本日植栽する広葉樹が、現在から未来に向かって10年、20年、100年と永きにわたって残し育てていく記念となる行事の一つだと思っています。」等の挨拶がありました。
その後、植樹方法説明等があり、キハダの苗木150本を植え付けました。当支署職員も児童等に指導をしながら植樹を行いました。
最後に記念標柱建立、記念撮影をして終了となりました。
今後とも上小阿仁村等と協力しながら森林の持つ公益的機能発揮のために協力していきたいと思います。
支署長挨拶
植樹指導
記念撮影
平成27年6月6日早朝、北秋田警察署、秋田県自然保護課、北秋田市等関係団体と連携し、森吉山ダム管理支所前においてチラシ配布等を行い登山客へのマナーの意識向上、高山植物の保護啓発及び遭難防止について呼びかけました。
平成27年6月29日、上小阿仁村上大内沢130林班ほ小班「のぞみの森」において、上小阿仁中学校3年生13名の生徒による体験林業(下刈体験)を開催しました。
当支署長の挨拶後、安全に作業を行うため大きな下刈鎌の使い方について指導を支署職員から受けてから下刈体験を行いました。
当日は小雨模様となってしまいましたが、3班に分かれ、支署職員の指導を受けながら意欲的に作業を行いました。
今後も引き続き体験林業等を行い、小中学校での森林環境教育に協力して参ります。
下刈鎌の使い方について説明
下刈体験の様子
下刈体験の様子
終了後の記念撮影
平成27年8月29日、北秋田市森吉字桐内沢外30国有林黒石川林道沿いにおいて、地元NPO法人主催による特定外来生物(オオハンゴンソウ)の駆除を行いました。
オオハンゴンソウとは、明治中期に観賞用として北米より導入された経緯がある植物であり、近年森吉山麓の生態系に危害を及ぼしているとのことで、3年前から駆除作業を行っているものであり、今回、共催である当支署からも7名が参加しました。
当日は主催者であるNPO法人冒険の鍵クーンをはじめ、環境省、県、市、一般市民の参加者を含めた約40名が3班に分かれ駆除作業を行いました。
駆除にあたっては、花から種子が落ちないように抜き取りし、さらに根がイモ状のように地中に張りついており、これらを完全に除去しないと再度繁殖することから思いのほか作業は難航しました。
3時間弱の作業でゴミ袋約70袋がいっぱいになり、参加者はその繁殖力に驚くばかりでした。
今後も関係機関と連携しながら、森吉山の生態系の保全に努めていきたいと思います。
特定外来生物オオハンゴンソウ
挨拶する総括森林整備官
オオハンゴンソウの抜き方についての説明
駆除作業中
抜き取り後の成果の一部
平成27年8月31日、小沢田管内150い林小班の高齢級間伐箇所において、職場内研修会(OJT)を開催しました。
当日は、当支署職員のほか上小阿仁村役場職員も参加し、生産請負事業体によるプロセッサの造材作業を見学しながら研修を行いました。
参加者は、丸太の断面が均一に切断されている技術の高さに関心を深めていました。
生産請負事業体による作業概要の説明
プロセッサによる造材作業
作業内容等の説明
平成27年9月17日、上小阿仁小学校3年生10名を対象として、当支署管内上大内沢自然観察教育林にて森林教室を開催しました。
当日は晴天に恵まれ、コブ杉まで向かう遊歩道において、天然林の生育についてや、天然林に暮らす動植物について説明すると、生徒達は興味深そうに説明を聞いていました。
その後コブ杉に到着したところで、生徒達からコブ杉についてや上小阿仁村の森林についての質問を受けました。
生徒達からは高度な質問もあり、森林に対する関心の高さがうかがえました。
最後に国立科学博物館に展示されている樹齢約250年天然秋田スギの伐根を見学しました。
コブ杉へ向かう遊歩道にて
天然秋田スギの太さを手を繋いで確認
コブ杉について説明
国立科学博物館に展示されている天然秋田スギの伐根を見学
平成27年10月4日早朝、北秋田警察署、秋田県自然保護課、北秋田市等関係団体と連携し、森吉山ダム広報館前においてチラシの配布等を行い、遭難防止やクマ災害等の危険性について登山者等へ呼びかけを行いました。
入林者へチラシ配布
平成27年10月27日、上小阿仁村沖田面「友倉学校林伐採跡地」において、森づくり県民提案事業「ブナの森づくり」記念植樹祭が開催されました。
この記念植樹は、上小阿仁村沖田面誕生400周年を記念して、沖田面地区が主催となり開催したものであり、当支署からも唐鍬の提供及び植樹指導として4名参加しました。
当日は天候にも恵まれ、沖田面会長の挨拶、当支署職員から植樹方法の説明後、地元中学生10名を含む60名がブナ300本、ベニヤマザクラ20本を植樹しました。
植樹終了後は記念標柱を設置し無事終了となりました。
当支署職員による植樹方法の説明
参加者による記念植樹
地元中学生による植樹
標柱を前に記念撮影
平成27年11月13日、上小阿仁小中学校において、小学校3年生の生徒10名を対象として森林教室を開催しました。
この授業は秋田県キャリア教育の一環として小学校から当支署に依頼があったもので、支署職員から森林管理署の仕事内容や森林の役割、秋田スギ、そして上小阿仁村の森林等について説明しました。
熱心な質問もあり、今回の授業で生徒達は森林の役割等を感じ取ってくれました。
説明の様子
生徒からの質問
熱心に説明を聞く生徒
林野庁東北森林管理局
米代東部森林管理署 上小阿仁支署
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