ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 岩手南部森林管理署 > 当署の取り組み > ナラ枯れ被害対策の連携強化に関する協定締結
更新日:平成25年8月1日
岩手県県南広域振興局(遠藤達雄局長)と当署は、両者が連携してナラ枯れ被害の防止対策を推進することで、県南地方の森林資源の保全と森林機能の維持・増進を図ることを目的として「ナラ枯れ被害対策連携強化に関する協定」を締結しました。 |
「ナラ枯れ」は、コナラ、ミズナラ等の広葉樹が枯れる森林被害であり、近年、全国的に被害が拡大しており、特に隣接の山形県では多大な被害を受けています。
県内では、平成22年に奥州市胆沢区若柳の国有林で被害が初めて確認され、それ以降も一関市の民有林で被害木が発見されるなど、ナラ枯れの被害拡大が懸念されています。
これらの被害対策としては、被害木を早期に発見し、駆除することが重要であり、民有林と国有林との被害等に関する監視を強化し、相互に被害対策に当たることが必要となります。
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ナラ枯れは「カシノナガキクイムシ」(略称カシナガ)という体長約5mmの虫が運ぶ「ナラ菌」が原因です。被害木から発生したカシナガは、6月~8月に健全なナラ類の樹木に飛来します。ナラ菌に感染したナラの木は、道管(水分を運ぶ器官)が目詰まりを起こすため、7月~9月に急速に枯れてしまいます。
ナラ枯れ被害 ← 林野庁のHPへリンク
岩手南部森林管理署
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