レクリエーションの森

~レクリエーションの森 利用者の皆様へ ~
台風、豪雨、積雪等による悪天候時及び悪天候が見込まれる場合には、滑落、落石、倒木、落枝、雪崩等の危険が増大しますので、入林しないようお願いします。
また、好天時であっても、天気の急変により事故が発生するおそれがありますので、天気は常時確認されるようお願いします。
岩手県の気象情報はこちら → 盛岡地方気象台 HP
レクリエーションの森を楽しく安全に体験して頂くために、東北森林管理局では → 「レクリエーションの森 安全情報」← を作成しましたので、必ずご覧下さい。
1.自然休養林
松川自然休養林(八幡平市)

松川自然休養林周辺
プロフィール 
松川自然休養林は、奥羽山脈北部にある岩手山の北西側に位置する森林地帯です。一帯では火山地形や、ブナ、ナラ、ダケカンバ等の樹海の景観を見ることができ、高層地帯では点在する池沼や湿原、多様な高山植物群が天然林と一帯となった景観を見ることができます。また、東八幡平から松川温泉にかけて続いている松川の渓谷もあり、多様な自然景観の中で自然探勝や登山、ハイキング、キャンプなど様々な森林レクリエーションを楽しむことができます。特徴・見所・楽しみ方
松川自然休養林では様々な自然景観を有しており、中でも、休養林内を流れる松川の渓谷はカエデやモミジ、ブナなどの落葉樹が豊富で、新緑から紅葉まで四季折々の美しい景観を楽しむことができます。特に秋の紅葉はすばらしく、岩手県有数の紅葉スポットとして有名です。また、松川自然休養林内には、松川キャンプ場や下倉スキー場といったアウトドア施設だけではなく、かつて「雲上の楽園」と呼ばれ一時は東洋一の硫黄の産出量を誇っていた松尾鉱山の資料が保存・展示されている松尾鉱山資料館や、開湯から280年以上の歴史を持ち国民保養温泉地に指定されている松川温泉など多様な施設を有しており、季節を問わず楽しむことができます。
アクセス
★自家用車(松川キャンプ場まで)
東北自動車道 松尾八幡平IC → 県道212号 → 松川自然休養林(約16キロメートル)
砂利駐車場 約10台、無料
★公共交通機関
〈最寄り駅・停留所からのアクセス〉
(松川キャンプ場まで)
盛岡駅前東口(岩手県北バス 1時間18分) → 松川温泉(岩手県北バス 徒歩10分) → 松川自然休養林(キャンプ場)
松川自然休養林までのアクセス図(PDF : 181KB)
その他、松川温泉周辺施設等については、以下のURLを参照してください。
松川温泉峡雲荘:http://www.kyounso.jp/access/index.html松川温泉松川荘:http://www.matsukawasou.com/
松川温泉松楓荘:http://www.hachimantaishi.com/~shofuso/access.html
松尾鉱山資料館:https://www.city.hachimantai.lg.jp/soshiki/shokanka/2017.html
株式会社地熱染色研究所:http://geo-color.com/
下倉スキー場:http://www.hachimantai.co.jp/access/
2.自然観察教育林
焼走自然観察教育林(八幡平市)

焼走自然観察教育林周辺
プロフィール
焼走自然観察教育林は、奥羽山脈北部にある岩手山の北東部に位置し、一帯には熔岩流により形成された黒い岩石が壮大に広がっています。焼走り溶岩流は、1700年代に岩手山の噴火で流れ出た溶岩が固まって出来たもので、現在に至るまで自然の状態が維持されています。昭和27年には国の特別天然記念物に、昭和32年には十和田八幡平国立公園の特別保護地区にも指定されています。特徴・見所・楽しみ方
焼走りの熔岩流では植生遷移の速度がきわめて遅く、コケ類や地衣類が多くを占めています。今なお植物の変遷途上の様子を観察することができる溶岩流として、学術的にも非常に価値が高い場所となっています。また、焼走り熔岩流第一噴出口跡上部の砂礫地帯は国内最大のコマクサ群生地の一つで、初夏には登山道沿いで桃色の可憐な花が見られます。焼走り熔岩流内外には全長約2キロメートルの自然観察路があり、壮大な暗褐色の大地と標高2038メートルの岩手山を間近に見ることができます。さらに、詩人で童話作家である宮沢賢治がこの熔岩流を見た感動を「鎔岩流」という詩に書き残しており、その詩碑が熔岩流の北東端近くに建立されています。
焼走自然観察教育林は、岩手山の登山口があり、夏の登山シーズンを中心に多くの人で賑わっています。また、その周辺には温泉、食事処、キャンプ場等を有する岩手山焼走り国際交流村があり、岩手山麓の大自然を五感で満喫できるアウトドアスポットとなっています。
また、「日本美しの森 お薦め国有林」に選定されカラマツ林内に遊歩道の設置や看板類の一新予定など観光創出に向けた事業を行っています。
アクセス
★自家用車東北自動車道 西根IC → 国道282号 → 県道233号 → 焼走自然観察教育林(約10キロメートル)
東北自動車道 西根IC → 国道282号 → 市道水沢線 → 焼走自然観察教育林(約6キロメートル)
※市道水沢線は冬期間通行止め、迂回路あり。〈駐車場の駐車台数・駐車代金〉
アスファルト駐車場 約17台、無料
砂利駐車場 約30台、無料
★公共交通機関
〈最寄り駅・停留所からのアクセス〉
盛岡駅(IGRいわて銀河鉄道:約25分) → 好摩駅(JR花輪線:約15分) → JR大更駅(タクシー:約15分) → 焼走自然観察教育林
焼走自然観察教育林までのアクセス図(PDF : 905KB)
焼走観察教育林については、下記に特設ページを設置しています。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kokumin_mori/katuyo/reku/rekumori/yakehasiri.html3.野外スポーツ地域
藤七野外スポーツ地域(八幡平市)

藤七野外スポーツ地域周辺
プロフィール
藤七野外スポーツ地域は、奥羽山脈北部にある八幡平の山頂付近に位置する地域で、周辺ではアオモリトドマツや高山植物などを楽しむことが出来ます。また、地域内の見返峠駐車場にある展望台からは岩手山から続く裏岩手連峰を一望することが出来、八幡平山頂レストハウスでは、八幡平に関する情報や高山植物の情報などが提供されています。特徴・見所・楽しみ方
八幡平一帯は火山の噴火により多くの火口沼が形成されており、沼に広がる湿原ではミズバショウやニッコウキスゲといった花々を見ることができます。また、藤七野外スポーツ地域へ行く際に使用する八幡平アスピーテラインでは、春先に壮観な雪の回廊を、秋には紅葉を楽しむことができます。見返峠駐車場より徒歩30分程で八幡平山頂に行くことが出来、登山シーズンには多くの人で賑わっています。特に、八幡平山頂から八幡沼を巡るトレッキングコースには遊歩道が整備されており、八幡平の自然を手軽に楽しむことができます。近年では、秋田県仙北市にある「八幡平ドラゴンアイ」へのアクセス拠点となっており、ドラゴンアイを観察するために、多くの方に利用されています。
また、八幡平山頂付近にある藤七温泉は、標高1400メートルに位置する東北最高地の露天風呂で、八幡平に咲く数々の高山植物が彩る中、源泉掛け流しの天然温泉を楽しむことができます。
アクセス
★自家用車(見返峠駐車場まで)
東北自動車道 松尾八幡平IC → 県道23号(アスピーテライン) → 藤七野外スポーツ地域(約25キロメートル)
舗装駐車場 約80台
料金:二輪車100円 乗用車500円 マイクロバス1000円 大型バス2000円
※見返峠駐車場から徒歩5分で無料舗装駐車条有り(約70台)
★公共交通機関
〈最寄り駅・停留所からのアクセス〉
(見返峠駐車場まで)
盛岡駅前東口(岩手県北バス 1時間58分) → 八幡平頂上(岩手県北バス 徒歩1分) → 藤七野外スポーツ地域(見返峠駐車場)
藤七野外スポーツ地域までのアクセス図(PDF : 905KB)
その他、藤七野外スポーツ地域周辺施設等については、以下のURLを参照してください。
八幡平レストハウス:http://www.hachimantai.or.jp/rest_house/藤七温泉彩雲荘:http://www.toshichi.com/
大黒森野外スポーツ地域(八幡平市)

大黒森野外スポーツ地域周辺
プロフィール
大黒森野外スポーツ地域は、旧八幡平スキー場とその周辺の森林を一体的に管理している地域です。八幡平スキー場は1960年代に開業し、当時のスキーブームに乗り多くの利用客で賑わいましたが、2007年に閉鎖されました。しかし、閉鎖後も一部の人がバックカントリーに利用しています。特徴・見所・楽しみ方
旧八幡平スキー場では上質なパウダースノーを楽しむことができます。また、エリアの麓には松尾鉱山跡地があり、一部の場所からは松尾鉱山跡地のアパート廃墟群を見渡すことが出来ます。近年のバックカントリーの人気の高まりから、現在、同地域を八幡平市でバックカントリーが出来る場所として再興に着手し、2019シーズンより本格的に営業し、雪上車でのキャットツアー、スノーハイキングツアー、バックカントリスキーで賑わっています。
アクセス
★自家用車東北自動車道 松尾八幡平IC→県道23号(アスピーテライン)→御在所駐車場(約15キロメートル)→徒歩(5分)→大黒森野外スポーツ地域
舗装駐車場 約30台
★公共交通機関
〈最寄り駅・停留所からのアクセス〉
盛岡駅前東口(岩手県北バス 52分)→松尾鉱山資料館(岩手県北バス タクシー約15分)→御在所駐車場(徒歩5分)→大黒森野外スポーツ地域
大黒森野外スポーツ地域までのアクセス図(PDF : 905KB)
その他、大黒森野外スポーツ地域周辺施設等については、以下のURLを参照してください。
八幡平キャットツアーズ:http://www.hachimantai-cat.jp/東八幡平野外スポーツ地域(八幡平市)

東八幡平野外スポーツ地域周辺
プロフィール
東八幡平野外スポーツ地域は、岩手山中腹から裾野に広がる八幡平リゾートパノラマスキー場とその周辺の森林を一体的に管理している地域です。八幡平リゾートパノラマスキー場は全7コースを有し、最長で2700メートル、平均斜度は15度と中緩斜面が主体のゲレンデとなっています。また、スキー場のすぐ裏手にはホテルが隣接しており、ゆっくりとウィンタースポーツを楽しむことが出来ます。特徴・見所・楽しみ方
八幡平リゾートパノラマスキー場は中緩斜の幅広のロングコースが主体であり、雪遊び専用のエリアもあることから、子供連れの家族や初心者に最適なスキー場になっています。また、最大斜度37度のコースを有する中上級者向けの下倉スキー場との間には無料シャトルバスが通っており、リフト券も共通なので一日中スキーを楽しむことが出来ます。特に下倉スキー場では2018-2019シーズンは小面積ながら林間コースを開設しておりバラエティに富んだ楽しみ方ができます。周辺には、八幡平温泉郷や岩手県県民の森などの施設があり、温泉浴や森林浴、自然観察、森林学習、木材工作体験など様々なレクリエーションを楽しむことが出来ます。
東八幡平野外スポーツ地域周辺施設等については、以下のURLを参照してください。
アクセス:http://www.hachimantai.co.jp/access/施設等:http://www.hachimantai.co.jp/infomation/infomation/
安比前森山野外スポーツ地域(八幡平市)

安比前森山野外スポーツ地域
プロフィール
安比前森山野外スポーツ地域は、八幡平市の安比高原にある安比高原スキー場とその周辺の森林を一体的に管理している地域です。安比高原スキー場は1981年に開業した国内有数の規模を誇る大型スキー場で、全21コースの内、最長滑走距離は5500メートル、総滑走距離は45.1キロメートルにもなり、ゲレンデの総面積は282ヘクタールにも及ぶ広大なスキー場となっています。また、周辺にはホテルや温泉施設もあり、ゆっくりとウィンタースポーツを楽しむことが出来ます。特徴・見所・楽しみ方
安比高原スキー場では、前森山の北斜面にコースをレイアウトしており、アスピリンスノーと呼ばれる極めて水分の少なく軽い雪でウィンタースポーツを楽しめ21の変化に富んだコースにより、初心者から上級者まで多くの人が楽しめるスキー場となっています。また、2018シーズンからこれまでの林間コースを増設し、より広範にわたり非圧雪でより自然に近いスキー等を満喫できるようになりました。さらに、安比高原スキー場ではシーズン中、大晦日やクリスマス等に様々なイベントを開催しています。冬のシーズン以外にも安比高原牧場やゴルフ、キャンプなど様々なアクティビティが充実しており、全季節を通して楽しむことが出来ます。
安比前森山野外スポーツ地域周辺施設等については、以下のURLを参照してください。
アクセス:https://www.appi.co.jp/access-green施設等:https://www.appi.co.jp/
西岳野外スポーツ地域(一戸町)

西岳野外スポーツ地域
プロフィール
西岳野外スポーツ地域は、西岳に広がる奥中山高原スキー場とその周辺の森林を一体的に管理している地域です。奥中山高原スキー場は全11コースあり、最大斜度が10度から30度と多彩なコースが揃っており、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができます。また、ナイターゲレンデやスキー場に隣接する2つの天然温泉もあり、ウィンタースポーツを一日中楽しむことができます。特徴・見所・楽しみ方
奥中山高原スキー場は、豊富な積雪と湿気の少ないアスピリンスノーが特徴です。加えて、山頂からは絶好のパノラマビューを楽しむことができ、晴れた日には、白く輝く八甲田山や北上山、岩手山などの雄大な山並みを望むことができます。また、奥中山自然休養村の釣り堀や、温泉、周辺にはいわて子供の森のキャンプ場などもあり季節を問わず楽しむことができます。特に奥中山自然休養村管理センター内にある温泉施設では、大自然を眺めながらの露天風呂やサウナ、水風呂、電気風呂、ジェットバス、ミストサウナなど様々なお風呂を楽しむことが出来ます。
西岳野外スポーツ地域周辺施設等については、以下のURLを参照してください。
アクセス等:https://www.okunakayamakogen.jp/access/お問合せ先
林野庁 東北森林管理局 岩手北部森林管理署
(IP) 050-3160-5895
(一般) 0195-72-2221
(FAX) 0195-72-2300