No.25
花
- キク科オオハンゴンソウ属
- 草本(多年草)
- 分布:外来種(北海道、本州、四国、九州に帰化)
- 北アメリカ原産、日本には明治の中頃園芸植物として伝来したとされる。花期は7~9月。驚くべき生命力と旺盛な繁殖力をもち、在来植物をおしのけ生育環境を奪う等の問題が懸念されている。環境省の『特定外来生物』に指定されており、栽培するのはもちろん、生きた状態のまま移動させることも違法(詳しくは白神通信No.90「オオハンゴンソウの駆除作業」)。八重咲きのハナガサギク(ヤエザキオオハンゴンソウ)も同様に扱われるので注意。
在来種のハンゴンソウ。葉の形などよく似ているが他植物の環境を奪うような繁殖力はない。
ハナガサギク(ヤエザキオオハンゴンソウ)の花。美しい花をつけるため、違法だとは知らずに栽培している人も多い。
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