小学生が植樹体験をしました（令和4年6月17日）

令和4年6月17日（金曜日）に、青森県東津軽郡外ヶ浜町の国有林内で、外ヶ浜町立三厩小学校の4、6年生8人が植樹活動を行いました。当署職員と森林官、外が浜町役場から職員の方数名が参加し、体験活動に協力していただきました。

  まずは、当署職員林業の流れと森林の働きについて、紙芝居を用いて生徒たちに協力してもらいながら説明を行いました。
 

• 紙芝居                                                                下刈りを学ぶ生徒たち

  今回植樹した苗木は、ヒバの苗木です。「裸苗」は、唐鍬を用いて大きさ40cm四方、深さ30cmの穴を掘り、苗木を入れて土をかけ、苗木が抜けないように踏みつけます。
  生徒たちは二人一組になって苗木を運び、丁寧に植えていきました。
 

• 植樹体験

  植樹後にはドローンで記念撮影を行いました。
  普段見慣れないドローンに生徒たちはわくわくした様子でした。

• ドローンで記念撮影

  その後、スギの丸太切り体験を行いました。鋸を使って直径10cmほどの丸太を一人一人切っていきました。切っている子が居るときは全員で応援し、最後までやり抜きました。
 

• 丸太切り体験                                         年輪を数える生徒

  さらに、立っているヒバの木の伐採体験も行いました。代表生徒2人が協力しながら伐採し、苦労の末に切り終わると、達成感を感じているようでした。
 

• ヒバの立木の伐採

   最後に、あらかじめ1cmほどの厚さにカットした丸太を紙やすりで磨き、コースターに加工する作業をしました。子供たちはヒバ、広葉樹のミズキを1枚ずつ持っていき、夢中になってやすりがけをしました。

• コースター作り体験

  子供たちから、「森林が人や動物にとって大切なことがわかった」、「紙芝居で自分も参加して動かしたりできて楽しかった」、「植樹が上手くできて面白かった」などの感想がありました。

  青森森林管理署では、地域の子供たちに対し、森林や林業について知り、その大切さに触れられるような機会を提供する活動に今後も取り組んでいきます。