蟹田小学校の子供たちが植樹作業を体験しました(令和4年10月5日)
令和4年10月5日(水曜日)に、蟹田小学校の6年生16名が、外ヶ浜町内の国有林で植樹作業等の体験活動を行いました。
今回の体験活動は、有限会社前田林業にご協力いただきました。
植樹作業を行う場所は、急な坂を300メートルほど上ったところにあり、ゆっくり上るために森林散策ゲームをしながら歩いて行きました。
子供たちに森林散策ゲームの用紙「○○なものを探してみよう」を配布し、とげとげしたものや赤いもの、ハートの形の葉っぱ等を見つけたら絵や文字で紙に書いてもらいました。
- 森林散策ゲームをしながら歩く子供たち
子供たちは林内をよく観察しながら歩き、赤いキノコや丸いどんぐり、大きな葉っぱなどを見つけて、先生や友達に嬉しそうに報告していました。
森林散策をしているうちに植樹場所に到着し、次に紙芝居を用いた森林教室を行いました。
森林教室では、子供たちに向けて、森林の働きや林業の流れを説明しました。
- 森林教室の様子
森林や林業について勉強した後、植樹作業を行いました。
今回植えるのはスギのコンテナ苗で、当署の職員が植樹方法や注意事項などを説明しました。
- 植樹方法の説明
子供たちは二人一組になり、道具と苗木を持って植樹作業を行いました。
地面がかたい場所もあり、植え穴を開けるのに苦労していましたが、力のある子にお願いするなど子供たち同士で力を合わせて作業していました。
- 植樹作業
無事に用意していた苗木がなくなり、最後の苗木が植え終わると、みんなで拍手をして達成感を分かち合っていました。
植樹作業の後は、丸太切り体験とコースターづくりを行いました。
丸太切り体験では、直径10センチメートルほどのスギの丸太をのこぎりで切ってもらいました。
- 丸太切り名人を見つめる子供たち
みんなで応援し合いながら、丸太を切ることができました。
- 丸太切り体験
また、コースターづくりでは、紙やすりで厚さ1センチメートルほどの丸太を磨いてもらいました。子供たちは夢中になって磨いていました。
- コースターと記念撮影
帰り道は、また300メートルほどの道のりを行きと同様に森林散策ゲームをしながら歩きました。
帰りは、森林散策ゲームの用紙「植物や動物を探してみよう」を配布し、写真にある植物等を探して見つけたものに丸を付けてもらいました。
- 植物を探しながら歩く子供たち
見つけることが難しいものもありましたが、子供たちは懸命に探し、ほとんどのものを見つけることができて喜んでいました。
青森森林管理署では、今後も地域の子供たちのために、森林や林業に親しむ機会を提供していきます。
お問合せ先
青森森林管理署
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