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東北森林管理局

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    下湯ダムで「森と湖に親しむつどい」が行われました(令和4年8月31日)

      令和4年8月31日(水曜日)に、青森市にある下湯ダムで「森と湖に親しむつどい」が開催され、青森市立戸山西小学校の4年生42名が参加しました。

      このイベントは、国土交通省と林野庁が定めた毎年7月21日から31日までの「森と湖に親しむ旬間」の行事として行われました。「森と湖に親しむ旬間」は、国民の皆様に森と湖に親しむ機会を提供することによって、参加者の心身をリフレッシュするとともに、森林、ダム、河川等の重要性について理解を深めていただくことを目的として全国各地で実施されています。

      当日はあいにくの雨でしたが、屋内やバスの中でプログラムが実施されました。

      まず始めに、下湯ダム管理所で開会式が行われました。東青地域県民局地域整備部駒込ダム建設所長と当署地域林政調整官から挨拶があり、戸山西小学校の子供たちへ向けて、学んで欲しいことや注意事項等についてお話しされました。

    開会式

    • 開会式

      開会式が終わり、駒込ダム建設所の職員の方によるダム教室や操作室の見学等と、当署職員による森林教室と丸太切り体験が行われました。

      森林教室では、森林の働きや林業の流れについて紙芝居を用いて説明しました。
      森林の働きについてクイズを出すと、子どもたちは元気に手を挙げて答えていました。

    クイズに答える子どもたち クイズに答える子どもたち

    • クイズに答える子どもたち

      また、林業の流れを説明する紙芝居では、子どもたちに苗木の模型を植えてもらったり、混み合った林から木の模型を取って間伐をしてもらったりしました。

    紙芝居に参加する子どもたち 紙芝居に参加する子どもたち

    • 紙芝居に参加する子どもたち

      森林教室の最後に、「森林の役割や大切さについて分かりましたか?」と子どもたちに尋ねると、「分かった!」と大きく返事をしたり、うんうんとうなずいたりしてくれました。

      次に、丸太切り体験では、スギの丸太をのこぎりで切る体験をしました。子どもたちは一所懸命に丸太を切っていました。
      子どもたちのおよそ8割が丸太を初めて切ったようで、「丸太を切る経験ができて良かった」、「切るのは意外と大変だった」と感想を述べていました。

    丸太切り体験の様子 丸太切り体験の様子

    • 丸太切り体験の様子

      また、自分で切った丸太はお土産に持ち帰ってもらいました。子どもたちは、コースターにする、紙やすりでピカピカにして飾る、彫刻刀で彫るなどと話していました。

    切った丸太の使い道を考える子どもたち

    • 切った丸太の使い道を考える子どもたち

      屋内でのプログラムが終了した後、子どもたちはバスに乗ってダムの見学等を行いました。

      雨は上がりましたが霧が多かったため、子どもたちは目をこらしながら見学し、ダムの大きさや高さを実感していました。

    ダム見学の様子

    • ダム見学の様子

    洪水吐の見学の様子

    • 洪水吐の見学の様子

      最後に記念植樹が行われました。雨が一段と強くなっていましたが、子どもたちは懸命にスコップで土を入れていました。

    記念植樹

    • 記念植樹

      閉会式では、子どもたちからのお礼の言葉があり、続けて戸山西小学校の校長先生と青森市の公園河川課長から挨拶があり、「森と湖に親しむつどい」が終了しました。

    閉会式

    • 閉会式

      青森森林管理署では、地域の子どもたちに森林や林業の知識を普及するとともに、森林を身近に感じてもらえるような体験活動を提供してまいります。

    お問合せ先

    青森森林管理署

    ダイヤルイン:017-781-0131
    FAX番号:017-766-3775