第11回陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭が開催されました(令和3年6月20日)
令和3年6月20日(日曜日)に青森県東津軽郡平内町の国有林内(社会貢献の森「陸奥湾の海と山をつなぐ森」)で、陸奥湾のホタテを高温から守る植樹祭実行委員会の主催による「第11回陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭」が開催されました。
このイベントは、平成22年の猛暑によって陸奥湾の重要な海産物であるホタテが大量死したことを発端に、地元住民の環境問題への意識が高まり、「陸奥湾のホタテを守るため、海とつながっている山に植樹をしよう」と植樹活動が始まったものです。翌年の平成23年に陸奥湾近くの国有林においてNPO法人白神山地を守る会を青森森林管理署が「社会貢献の森」協定を締結し、植樹活動を行っています。
11回目の植樹祭となった今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を徹底し、高校生など参加者約160人が苗木200本(イタヤカエデ50本、ミズナラ150本)を植樹しました。
- 開会式
当日は曇りでしたが、前日の雨で土に湿り気があり、植樹に適した日となりました。
苗木は5~6年かけて育てたもので、髙さ3 mのものもありました。植樹場所まで苗木を運ぶのにも一苦労でしたが、小さい子供から大人まで、せっせと苗木を運びました。
- 苗木を運ぶ参加者
植樹場所に到着すると、それぞれ周りに注意しながら、唐鍬を用いて穴を掘り、植樹していきました。土の中に木の根があるところが多く、植え穴を掘るのが大変でした。
- 植樹作業
青森森林管理署では、地域の皆様に森林の役割について理解を深めていただけるよう、こうした取組を推進していきます。
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