沖館小学校学校林体験学習が開催されました
令和7年10月16日(木)に沖館小学校学校林において、沖舘小学校5年生を対象に沖舘小学校学校林体験学習が開催されました。沖館小学校では昭和15年から学校林「沖小の森」を保有しており、昭和16年にスギ、カラマツ、アカマツを植栽し、平成21年に実施した間伐では、間伐材を利用して図書室ホールのテーブル等を作成しています。平成28年には、当時小学5年生だった児童たちがヒバの苗木の植樹などを行い、学校林に親しんできました。

先輩方が育てた森の中、様々なことを学びます。
今回の体験学習では「森林の働きを知る」というテーマのもと、小学生が3班に分かれ「水」・「生物」・「木」・「林業」の4つのブースを順番に回り、それぞれについて学びました。青森森林管理署は「林業」についての講師を担当しました。(「水」については青森県林政課、「生物」については青森市森林博物館、「木」については東青地域県民局地域農林水産部が担当しました)
「林業」の内容は、森林のはたらきや林業の各作業、サイクルについてを中心に紙芝居を用いて説明しました。あまりなじみのない森林・林業について児童たちは熱心に聴き、メモを取る様子が見られました。児童たちに楽しく学んでもらうことはもちろんですが、一方で私たちもこのような知識を普及する機会というのはなかなか貴重なものなので、興味を持って楽しく学んでもらえるよう試行錯誤を重ね今回の体験学習に臨み、児童たちの反応から様々なことを学ばせてもらっています。

1ブース20分という時間の中ですが、たくさんのことを学んでもらえたらと思います。
また、体験学習を終えて「将来林業をしてみたい」や、「わかりやすい説明でとても勉強になった」などの嬉しい感想もいただくことができました。
青森森林管理署では、地域の子供たちが林業に触れ、学べる環境を作るとともに林業に興味を持ってもらえるような取組を推進してまいります。
お問合せ先
青森森林管理署
担当者:森林ふれあい担当
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