第15回陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭が開催されました
令和7年6月15日(日)に、平内町の国有林(社会貢献の森)において、陸奥湾のホタテを高温から守る植樹実行委員会の主催による「第15回陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭」が開催されました。このイベントは、平成22年の猛暑によって陸奥湾の重要な海産物であるホタテが大量死したことを発端に、地元住民の環境問題への意識が高まり、「陸奥湾のホタテを守るため、海とつながっている山に植樹しよう」と植樹活動が始まったものです。翌年の平成23年に陸奥湾近くの国有林において、NPO法人白神山地を守る会と青森森林管理署が「社会貢献の森」協定を締結し、植樹活動を行っています。
15回目の開催となった今回は112名の参加者が集い、ブナとミズナラの苗木計120本の植樹が行われました。


開会式で挨拶をする永井実行委員長と黒木青森森林管理署長
この植樹祭は、県内でも特に大規模な植樹イベントであり、参加者は植樹経験のある方や植樹が初めての方、親子や学校の同級生など様々でした。
植樹箇所では唐鍬を用いて穴を掘るのですが、草の根が絡み合っている場所等は職員がサポートしながら植樹を進めていきます。

当署職員による指導の下、楽しく植樹に取り組んでもらえました。

1m近くまで育った大きな苗を1本ずつ丁寧に植えていきます。
やや汗ばむ気温の中での作業になりましたが、、皆さん元気に植樹に取り組んでおり、「大変だったが、楽しかった」「大きく育っていくのが楽しみ」などの声がありました。

参加者100人超の集合写真!
青森森林管理署では、森林整備活動のフィールドとして国有林を提供し、企業などが社会貢献活動の一環として森林の保全・整備に取り組めるよう、このような取り組みを進めてまいります。
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担当者:森林ふれあい担当
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