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日本型フォレスターの育成について
技術者育成研修の目的と内容技術者育成研修は、森林総合監理士(フォレスター)の役割を理解するとともに、活動に必要な知識や技術とは何かを認識すること、また、各人がそれぞれ持っているやり方で思考する力を呼び覚まし、それによって研修生が意欲をかきたてられて進んでいく方向を指し示すことを主たる目的としています。 研修内容は、講師から知識や情報を一方的に伝達するといった研修ではなく、研修生が、研修生同士、あるいは講師との議論を通し、自分なりにそれぞれの地域におけるフォレスター活動の姿を考え、イメージをつかむことができるよう、ワークショップや現地での議論など対話型の内容を主体にしています。 将来、森林総合監理士(フォレスター)として、森林・林業の再生、林業の成長産業化に向けて市町村の森林・林業行政を技術面で支援していくために必要な知識や技術を得る研修内容となっています。 平成26年度の技術者育成研修は、岩手県盛岡市のホテルエース盛岡を研修会場として、4日間の日程で行います。
実践研修(現地検討)の目的と内容実践研修(現地検討)は、森林総合監理士(フォレスター)活動を実践していく上で必要な知識・技術を補強し、若手技術者等のレベルアップを図ることを目的としています。 研修内容は、地域特性を踏まえ、地域の森林・林業の再生に向けた課題を設定し、現地検討及び討議を通じて、課題の背景と解決策を共有する内容となっています。 平成26年度東北ブロックの実践研修(現地検討)は、「トータルコスト低減に向けた路網と作業システムの改善」を課題として、岩手県紫波郡紫波町の国有林等において2日間の日程で行います。 平成26年度実践研修(現地検討)実施状況(東北ブロック)
准フォレスター研修等の実施(平成23~25年度)森林総合監理士(フォレスター)が育成されるまでの間、市町村の森林・林業行政や森林施業プランナー、森林所有者等の活動を支援するため、准フォレスターを育成すこととなり、平成23年度から平成25年度まで管内5県の職員及び国有林職員等を対象に「准フォレスター研修」を盛岡森林管理署管内において実施し、162名を准フォレスターとして育成しました。 また、路網整備を加速化していくために、管内5県の県の職員、国有林職員、測量・設計コンサルタント、建設事業体等の林業専用道設計者・監督者を対象とした「林業専用道技術者研修」を平成23年度から平成25年度まで盛岡森林管理署管内等において実施し、268名の林業専用道技術者を育成しました。
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