ホーム > 報道・広報 > 平成25年度国民の森林づくり推進功労者感謝状の贈呈について
平成25年6月10日
東北森林管理局
三陸中部森林管理署
東北森林管理局では、毎年度、森林の保全など東北の国有林での様々な活動を通じて、森林づくりの推進に功績のあった方に対し、局長感謝状を贈呈しております。 今年度の受賞者が決定し、下記のとおり三陸中部森林管理署長より感謝状の伝達表彰を行うことといたしましたので、お知らせします。 |
平成25年6月20日(木曜日) 10時00分~
大船渡市立末崎中学校(岩手県大船渡市末崎字平林72-13)
校長室
大船渡市立末崎中学校
大船渡市立末崎中学校では、平成15年5月に三陸中部森林管理署と協定を締結した「遊々の森(産土(うぶすな)の森)」をフィールドとしてコナラ等の広葉樹の植栽や下刈、間伐などの林業体験を10年間にわたり行ってきました。
同校では、平成14年から総合的な学習の時間「産土タイム」において学習のテーマ「海と生きる」のもとに、1学年は「海と共に」、2学年は「海の恵み」、3学年は「海を守る」という学年テーマを設け学習を進めてきました。1、2年でワカメの養殖作業などを体験した生徒達が、3学年での締めくくりとして海を育む森の働きを学び、林業体験を通じて「森林と海とのかかわり」について理解を深める取組を行っています。平成23年の東日本大震災ではワカメの養殖施設に甚大な被害を受け、船や資材が不足している中でも活動を継続して実施してきました。
このように、海~山のつながりを関係づけた中で実践的に行われる学習は、単に森林保全整備活動にとどまらない幅広い視点からの取組となっています。