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東北森林管理局

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    岩手北部森林管理署(令和2年4月)

    地域に根ざして

    森林官(小鳥谷担当区) 小林 明仁

        私の勤務する小鳥谷(こずや)森林事務所は、岩手県の北に位置する二戸郡一戸町に位置し一戸町と葛巻町の国有林を管轄しており、国有林の最前線で管理する責任感を持って様々な経験とともに楽しく仕事をしています。一戸町内には、世界遺産登録を目指す御所野遺跡という縄文時代中期後半の集落跡が保存されており、そこで800にわたり人々が暮らしていたことが分かっています。遺跡を整備して作られた園内には、町内で発掘された土器や土偶を展示する博物館があるほか、竪穴住居などが復元されています。
     
    赴任時から積極的に地域行事等に参加し、地域の人と交流を図る中で国有林のPRに励み、当初は「森林事務所って何?」「森林管理署(国有林)はどんな仕事をしているの?」などの声もありましたが、多くの人に国有林の仕事を知って貰うことができております。9月に行われる八幡神社例大祭(小鳥谷まつり)では、2年続けて小鳥谷地区伝統の化粧まわしをつけて山車の前を歩きながら音頭あげにも挑戦しました。また、昨年は8月の最終金土日に開催される一戸まつり(八幡神社と稲荷神社の二社大祭)に見返しの人形制作から携わりましたが、5台の山車すべてが手作りで見応えがあります。ぜひ一戸まつり、小鳥谷まつりに遊びにいらしてください。

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    一戸まつり終了後に祭り仲間と 小鳥谷まつり


     こうした機会を経て小学校などから森林環境教育の実施依頼があり、座学やフィールド学習の機会をつくることができました。フィールドではウォッチングビンゴと私が一昨年に講習を受けて認定の普及指導員になったクッブという木材を使った遊びを行いました。クッブとはスウェーデン語で「薪」を表します。スウェーデンのゴッドランド島(魔女の宅急便のモデルになった島)で家の軒先に積んであった薪を使って遊んだのが起源とされ、日本に普及してから10年程ですがその人口は激増しております。ウォッチングビンゴやクッブを通して子供たちには五感を使ってより深く自然にあるものを観察・体験してもらうことで身近な自然環境について考えて貰うきっかけとなっています。今後も積極的に地域行事等に参加し、地域に根差した森林事務所となるよう取り組んでいきたいと思います。

    森林環境学習の様子